今日は壷の口を塞ぎました。工芸は日展系と伝統工芸系の2グループが有ります。日展系は今まで東京都美術館で展示会(今年から六本木の国立美術館)を行い、伝統工芸系は三越で展示会を行っています。日展系では、壷の形は少ないですが、口の無い形の展示作品が多いです。私の今までの作品は次のようです。昨年の県展での作品は壷で口が有りました。この作品と同じ様な造形は伝統工芸展で数点見られました。今年の日工会展の作品は卵の様な造形です。口を作らないようにと、横長の作品になりました。私の象嵌を描く造形の形としては、もう一点、縦長の卵形の物を作ろうと思っていました。この3点を基本として、少し修正した造形物で、風景画的な点描象嵌作品を今後作っていければ、作品に変化が有ってよいのではと思っていました。今回、口の無い縦長の物を作るにはどの様な形にすればよいのか、初めは不明でした。最悪昨年の県展の形にすればよいと思い制作を始めましたが、造っている内に、イメージが湧き、上にエネルギーが発散する様な形に出来ないかと、少し、腰高で、上の部分に張りがあり、上に膨らんだような形になりました。象嵌もそうですが、何時も作品を作りながら、細かなデザインが変って行きます。作品が教えてくれるような気がします。
初めの写真は口を塞ぐ前の物です。口を締めながら小さくしていきますので、最後は出べそのようになります。写真では頂上の真ん中に花が咲いたように見える粘土の塊です。その臍を切って塞ぎます。
口を塞いだ後に全体の形を直しました。特に前回、今日成形した部分の凹凸修正しました。今日最後に口を塞いだ部分はまだ粘土が柔らかいので、明日再度修正します。後は、全体の形の微調整、底に近い底辺部に丸みを持たせるように削る事と底の裏側の部分を少し削ります。
明日は植草先生の陶芸教室ですので、形の最終チェックを行って頂きます。当初の予定より1週間ほど早く、来週には象嵌作業に入ります。
初めの写真は口を塞ぐ前の物です。口を締めながら小さくしていきますので、最後は出べそのようになります。写真では頂上の真ん中に花が咲いたように見える粘土の塊です。その臍を切って塞ぎます。
口を塞いだ後に全体の形を直しました。特に前回、今日成形した部分の凹凸修正しました。今日最後に口を塞いだ部分はまだ粘土が柔らかいので、明日再度修正します。後は、全体の形の微調整、底に近い底辺部に丸みを持たせるように削る事と底の裏側の部分を少し削ります。
明日は植草先生の陶芸教室ですので、形の最終チェックを行って頂きます。当初の予定より1週間ほど早く、来週には象嵌作業に入ります。
手の感覚だけでこんなに仕上げるなんて驚きです。
つぎからいよいよ象嵌の制作、
kajiさんのワクワクする気持ちわかるような気がいたします。。
これからの最後の仕上げが一番辛いのです。自分との戦いですね。何時も、最後は時間切れの妥協ですが。