梶の「趣楽独言」

陶芸・家庭菜園・ダンス・碁・蕎麦打ちなど趣味三昧に生きる老人の独り言

脳と代謝物質と体カルマ(12)老廃物の体からの発散(7)体側への誘導

2008年02月07日 | 呼吸法
 体の中心部には肺、心臓、胃など色々な臓器が密集しています。日常生活では、意識しないと体を左右に動かす動作が少ないです。体の体側をストレッチィする、体側を刺激する事が少ないのです。その為に、脳から溶け出した老廃物は体の中心部分を流れ易くなります。脳からの老廃物は何時も同じ量が流れ出すのではありません。有る時に大量に流れ出します。激しい仕事をしていたり、大量のストレスを受け、大量の代謝物質(老廃物)が脳に発生しても、人の脳はそれをその日に全て溶かし、脳から体に流し出しません。しかし、ある仕事が一段落し、ほっとした時に、運動、瞑想や強度の意識の高揚により尾てい骨部分のクンダリニーが刺激され、そのエネルギーが脳に達した時に、または脳が溜まった代謝物質に絶えられなくなった時に、一度に今まで溜めていた代謝物質を溶かし、体に流し出します。その量は膨大な量になることがあり、体の中心部分を流れ出し、心臓を直撃すると死を招く事があります。睡眠時の突然死、マラソンなどを行なっている時の、過労が続いた時の突然死などはこのような状態が発生した時です。そのような最悪の状況ではなく、大量の老廃物が体の中心部を流れるとこにより、定期的な喘息、狭心症、胃潰瘍、胃痛、腰痛、うつ病など色々な症状が発生します。
 それらの症状を緩和する一つの手段が原気呼吸法です。エネルギー(気)を体の中心部分からより体側に流す誘導を行なう事により、老廃物の流れを体の体側を流れるようにする方法です。この誘導方法を普段から練習しておくと、大量の老廃物が脳から溶け出した時に、この誘導方法を行なう事により、老廃物を体側に誘導することが可能になります。私も昨年の4月に陶芸展で私の展示作品を説明している時に狭心症のような激しい胸の圧迫に襲われました。これは長時間次々にと色々な人に説明を続けていたので、気分が高揚していて、瞬間的に脳の老廃物が大量に溶け出し、老廃物が心臓を直撃したなと思い、危険な状態になったなと思いました。早速、説明相手に分らない様に説明を続けながら、息をゆっくりと吐き、体をリラックスさせ、体の左右の側面に老廃物を流す誘導を行ないました。
 別の方法は体の体側をストレッチィする体操を行なう事です。
 先日1月30日の脳と代謝物質と体カルマ(4)手足の末端の発散(2)手足の運動で記載しました、手の先端をブラブラさせることも、老廃物を首の部分から手の方に流れる量を多くする為に有効です。

1)体の側面に老廃物を流れ易くする誘導方法
 この誘導は寝て行うと誘導し易いです。寝る前に行ないますと、睡眠時に大量に溶け出した老廃物が体側の方に流れ易くなります。

 ①全身からの放射を行ないます。

  ”自分を取巻く空間にはエネルギー(気)が満ち溢れているな~。”
  ”自分を取巻く空間によって、全身の皮膚の表面から前後左右に向かって、エネルギー(気)が引っ張られるように出て行くな~。”

と思います。これを少し間隔を置き繰り返します。
空間に自分の分身がおり、自分の分身が自分の体を眺めるように思っていただければよいのです。自分の体からエネルギー(気)が流れ出るような感じがを思い浮かぶと思います。それが分身が眺めている貴方です。

 ②体の側面への気の誘導を行ないます。
  自分の体の頭から足の付け根までの上半身の中心を垂直に薄いエネルギーの刃の様な物が体を真二つ別けるようにストント入り、体を左右に分断するなと思います。そしてその刃の両面から左右にエネルギーが放射され、体の側面から出て行くような誘導を行います。

   ”自分の体の頭から足の付け根までの上半身を左右に分断するようにエネルギーの刃が体の上から下に入るな~。”

と思って下さい。
自分の体をエネルギーの刃が体を真二つに切り裂いている様子が思い浮かぶと思います。それが分身が眺めている貴方です。

   ”そのエネルギーの刃の両面から左右に向かってエネルギーが出て行くな~。”

   ”そのエネルギーは体の側面の皮膚の表面から左右に向かって、エネルギー(気)が引っ張られるように出て行くな~。”

と思って下さい。これを繰り返して下さい。
自分の体を真二つに切り裂いているエネルギーの刃からエネルギーが体の側面を通って宇宙空間に向かって伸びている様子が思い浮かぶと思います。それが分身が眺めている貴方です。

2)体の側面をストレッチィする体操
 体の体側をストレッチィする体操する体操はラジオ体操などの体を横に倒す体操を行っていただければよいです。ラジオ体操とストレッチィ体操の違いは、ゆっくりと息を吐きながら体を曲げ、体を伸ばした側にビリビリとした刺激がある所で曲げるのを止めます。無理にそれ以上体を曲げたり、反動を付けて曲げることは行ないません。そして10秒ほどその曲げた姿勢を保ちます。その後ゆうっくりと息を吸いながら初めの姿勢に戻します。

体操(1)
 ①両足を少し開き、真っ直ぐに立ちます。手は両側の体側に付けて垂らします。
 ②両手を頭の上にゆっくりと息を吸いながら上げて行きます。頭の上で手の平を合わせます。
 ③手の平を合わせたままで、ゆっくりと息を吐きながら体を右側に倒します。体の側面にビリビリする感じがしましたら、曲げるのを止め、その姿勢を10秒間保持します。この間息は普通の呼吸をします。
 ④すっくりと息を吸いながら倒した体を戻します。
 ⑥息を吐きながらゆっくりと手を体側に垂らします。
 次ぎに左側に倒す動作を行ないます。左右2回行います。

体操(2)
 ①上向きに寝ます。
 ②体全体を左側に向かせます。体の左側の側面が床に付く感じです。
 ③右足を左の方に広げながら床まで倒します。左足は真っ直ぐに伸ばしています。少し広げてバランスをとってもよいです。
 ④右手を床に着くまで手の平を上にして広げながら右側に倒し、頭も右側に倒します。上半身が徐々に捩れるような感じです。左手は手の平が下になり広げ体のバランスをとります。上半身の体の側面が捩れ伸びる感じです。このままで、10秒ほほその姿勢を保ちます。
 ⑤ゆっくりと初めの姿勢に戻ります。
今度は左右逆で同じ動作を行ないます。

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