二村嘉一のネオジャパニズム

 世界の中で生きて行く、私達の創る新しい日本の形とは

「コンパル」のコーヒーは美味しかった、涙チョチョ切れで、ごまかすのに困った、大人の味のコーヒーは、と

2008年02月25日 00時00分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
 皆さん今日はお元気ですか?
 今日も新しい一日が始まろうとしてます、皆さんは今日という新しい日をいかがお過ごしですか、皆さんにとって今日という日も良き日であるように祈ります。
 昨日は栄へ出かけた、愛知県美術館と、三越のデパ地下で、名古屋名物「とらや」のういろう、を買い日本酒の「司牡丹」が安かったので買った。
 朝早く、とはいえ9時半ごろだが、地下鉄で栄に着いた、なので「コンパル」という、名古屋では有名な喫茶店に入った、実は高校時代、この店でアルバイトをしたことがある、少ししか経験が無いが、その後の学生時代の、小遣い稼ぎでするアルバイトの選択に大いに影響を及ぼした、「ウエイター」の初めての経験である。
 僕のウエイター道の原点はこの、「コンパル」なのだ。
 大学に入って、高校時代に長期の休みの時期にバイトをしていた、店でウエイターをしたのだが、これが二番目のウエイター経験で、その後、ステーキハウスでのウエイターを経験した。
 後に、名古屋の新栄にある、東急ホテルのコーヒーハウスで、僕のウエイター歴は終わった。
 つまり徐々にグレードアップして行ったのだ、店の格を。
 今思えば、よくあんなことできたなと思うのだが、我ながらよくやったと思う。
 コーヒーをこぼさないように、しかも機敏に動かなくてはならない、まさにミラクルだ。
 実は昨日の久しぶりの「コンパル」でのホットコーヒーを飲んだら、何故か、涙が出てきた。
 とっくの昔にそこのコーヒーの味は忘れてしまっていたが、ずいぶんとあの頃からいろいろなコーヒーを飲んできた、舌の肥えた僕だけど、そこの「コンパル」のコーヒーは美味しかった。
 ああここが俺の原点だと思って、コーヒーを味わうと、自然に涙が溢れてきた、二三粒涙が落ちて、恥ずかしかったが、お手拭で少し涙を拭いた。
 あそこのコンパルの接客は、「東急ホテル」という、当時名古屋では一流のコーヒーショップでも通用した。
 ウエイターのアルバイトをしながら、何時かはそういう一流のサービスをしてみたいと思っていたが、実は本当は基本は変わらないのだと思った、お客さんにいかに快適にコーヒーや軽食を楽しんでいただくか、のどを乾かしていないか、次の客の為にすばやくプレートを下げて、お客さんにリラックスしていただく事。
 最近のウエイターは、商品を持ってきた時にしか、声かけをせず、コーヒーカップを下げもしないし、お水を回る事も無い。
 まったく誠意を感じないのだ。
 それが店の方針かもしれないが、何か違うと思う。
 でもまあ、具体的な名前を出す事は営業妨害になるので言わないが、今は繁盛しているかもしれないが、確実にこれから衰退に向かうであろう某コーヒーショップも、たいした接客は無い。
 若いだけが売りといってしまえばかどがたつかもしれないが、僕は新聞を読みに行っているので、そうたいして気にしていないが、きっと仕事で疲れているのだろう。
 今日は、喫茶店の話になってしまったが、話は重複するが、始めに「コンパル」で、接客を体験したので、次のバイト先のコーヒーショップでも同じような動きをしていて、今思えばそれが当然と思っていたが、経営者にしてみれば、仕事の出来る新人と目に移ったのだろう、まあ腕を買われたのだが、僕は仕事は仕事と思っていたので、苦にならなかったが、僕があの喫茶店を繁盛させたのかもしれない。
 ついでにバブルも起こったのかもね、すごい家柄の息子が、ウエイターでみんなの下手に出ていたから、僕はそんな家柄の人とはすっかり忘れていて、仕事は楽しかったし、最後にはケーブルテレビのアルバイトを経験して、学生時代をエンジョイしたし、あの人ともそこで知りあったしと、まあ初期の目標、どうせウエイターをするなら一流のサービスをという、事を実現したのを思い出して、昨日の「コンパル」では、涙が出てしまいました。
 これからも仕事に就くなら、人とふれあいのある仕事がいいと思っています、まあいわゆる販売員かな、ウエイターはもういいです。
 「西友」で接客業をアルバイトで経験して、楽しかったので、ホワイトカラーの仕事で、大なり小なり、人と接する仕事がいいかなと思います。
 でも、「西友」当時から2兆円の債務があるって知ってはいたけど、今もうボロボロで、大変だろうな、今頃、あの時正社員で働いていた人達は、と思います。長い不況が続いていますが、みんな負けないで、明るく生きて行きましょう。
 それでは。

 失礼と思うけど我思い出すあの頃の事ウエイター道

 学生の経験だけと割り切ってできた仕事で蔑んでいた

 でも我は信じてほしいあの仕事楽しかったと花咲くように

 God bless you!

 

コメント
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