二村嘉一のネオジャパニズム

 世界の中で生きて行く、私達の創る新しい日本の形とは

日本が戦後の復興を成し遂げたのは、政治の安定と、憲法の先進性ではなかったでしょうか。今はその変革の過

2008年02月07日 00時00分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
 皆さん今日はお元気ですか?
 今日も新しい一日が始まろうとしています、皆さんは今日という新しい日をいかがお過ごしですか、皆さんにとって今日という日も良き日であるように祈ります。
 昨日も、「法哲学講義」笹倉秀夫著(東京大学出版会)の本を読みながら、眠りに付きました、この本は基本的なことを分かりやすく丁寧に説明していて、読んでいてとても為になります。
 学生時代から、基本的人権は素晴らしいと思っていたのですが、この本は、何処からそういう思想が生まれて、今どうそれを扱われているかも書いてあります、これからもっと読み進めていくと、たくさんの事が学べそうです。
 如何にアメリカの作った憲法とはいえ、国民主権の社会になったことは、日本にとってよかったです。
 戦前は明治の初期に作られた、大日本帝国憲法をもって、列強と対峙し、富国強兵の社会システムを構築しなくてはならなかったので、天皇が利用されました。
 今思えば不合理な憲法の下でしか、人々は生きていくことが出来ずにいて、そこには個人というものはありませんでした。
 それで、日本人は戦争という手段で、日本に革命を起こそうとしたのではないでしょうか、日本のトップが世界の憲法のあり方を知らないはずはなく、日本の旧体制の打破を、行おうとしていたのではないかと、今思えばそう思えます。
 近衛文麿の「火曜会」というのは、憲法を研究する機関であったようで、まさにノブレスオブリュージュで、服毒自殺をしましたが、あの戦争で、世界の中の日本の状態を、世界に向けてその権利を認識させたのが、現行の日本国憲法ではないでしょうか。
 ドメスティックなはずの一国の憲法を、グローバルスタンダードの基準に合わせたのです。
 日本にはその憲法を改正する力はなかったのです、旧大日本帝国憲法下では。 
 まさに第二次世界大戦である、太平洋戦争は、革命だったのかもしれません、日本が世界に対して起こした。
 そう考えると日本はあの戦争で何がしたくて、そして何を訴えたかったのでしょうか。
 まだ勉強不足でよく分かりませんが、あの当時に、あのような内容の大日本帝国憲法は、世界の中でどのようなものであったのかになると思いますが、新しくはなく、ちょっと古かったのではないでしょうか、あの当時の列強の憲法の中でも。
 日本の現行憲法は、国内の特権階級の権力から、戦って勝ち取った権利ではなく、世界のすべての敵と、戦った挙句に、敗戦でもたらされた、所謂占領政策の憲法なのです。
 しかしながら、今の日本は独立をしており、植民地支配下ではないと、一般の人々は思っているし、またその通りなのでしょう。
 要するに先進諸国に仲間入りをさせて頂いたのです。
 まあ、先進諸国は皆キリスト教圏であり、日本とは文化が違います、世界史の中で異変が起こったのです、西欧中心の世界から、アジアの国、日本の東洋の台頭です、今まで植民地であったアジアの国々が、次々と独立をして行きました、その独立を促したのが、太平洋戦争ではなかったかという説はよく聴きます。
 真実は如何にですが、あまりにも日本に都合のよい認識の仕方で、近隣諸国からお叱りを受けるかもしれませんが、今の時代は、もうそれらの周辺国への進出をしなくてもよくなって、東アジア共同体という、一大市場が出現しつつあります。
 日本には怪我の功名という言葉がありますが、まさに国内外のたくさんの人々の犠牲を払って、今の日本と東アジアがあると思います。
 昨日は Mika さん宅へと電話をして、留守電にメッセージを入れておいたのですが、何やら何を話していいか分からなくなってしまい、中途半端な内容となってしまいました、「 Mika さんを忘れる為に結婚をするかもしれない」という意味の事を話したと思います、緊張して思うように話せませんでしたが、長すぎて途中でメッセージが切れてしまうかもしれないと思うと余計焦りますね。
 今日も、 Mika さんが元気で幸せである事を祈りつつ、失礼致します。
 I love you!

 近すぎて信じられずにいた僕でたかが憲法されど憲法

 人権は自然なものと考えてそういう事は自然でなくて

 人が見る心の中の花のことイメージとかで少し幸せ

 God bless you!