8月20日(金)
神光寺をゆっくり観終わって下りてきて、先ほどの農作業をしている男性に私は尋ねました。
私 :「この村の長老って居られますぅ?」
男性 :「ああ、この村のことなら一番良く知ってる長老、居てますよ」
私 :「教えていただけませんか」
男性 :「ああ、・・、向こうの道を真っすぐ下りて行って、交差点からもう少し下りたところを右に行って・・・、・・・」
私 :「ありがとうございましたぁ。じゃ今から行ってみます・・」
・・・
もうそれからほどなくして長老と私は話していました。
長老 :「君は廃仏毀釈って知ってるかね」
私 :「・・知りません・・、ハイブツキシャクですかぁ・・(素直に正直に答える私が・・)」
長老 :「明治新政府がそれを行うまでは、神さんも仏さんも仲良く一緒に祀ってたんだぁ・」
私 :「そうですかぁ・・」
長老 :「あれからおかしくなったんだぁ・・」
私 :「そうですかぁ・・」
長老 :「実は昔は、神光寺さんの右手の山一帯に高野山みたいに沢山の建物があったというんじゃが・・、今はその後かたも残っていない・・」
私 :「そうですかぁ・・、沢山の建物があったんですかぁ。すごいところだったんですね」
・・・
じっくりと、岩座神(いさりがみ)の神光寺さん、とそこから見渡す集落と山々と棚田を眺め、そして長老に沢山のことを教わって帰ってきました。
・・・
それにしても・・ 岩座神
・・神と光と寺・・で、 神光寺(じんこうじ)
何かを秘めた地名と神社名ですねぇ・・・。