千が峰トライアングルの中心点は油谷山である。
2013年1月3日(木)
淡路島にある幻のシオンの山を求めて、造園のプロであり石の専門家の武部さんと二人で目ぼしい地点へと近くの神社でお参りを済ませ山へ入りました。
その目指すポイントとは・・、油谷山の山頂でした。
武部さんが先頭に立ち、長いカマとナタなどで道を切り開きながら、私はその後ろを武部さんから渡されたカマで下払い枝払いしながら道を作って進みました。要所要所に武部さんは目印用にと持ってきてた赤いテープを枝に付けて進みました。
計画した登り口から水平距離にして600m、高さにして170mほどの地点が目指すポイントでしたが、それはそれは道なき道で正にイバラの道でした。武部さんが用意周到にして道を切り開いてやっとの思いでたどり着いた地点には、不思議な石が藪の中に顔を覗かせていたので、武部さんは丁寧にその周りを整理しはじめました。
私はその間、見晴らしのよい場所を見つけてその場所の位置関係を計測することにしました。
その場所から東方向に淡路島で二番目に高い柏原山が見え、一番高い諭鶴羽山は190度の方角に観えました。 実はこの計測の意味との関係を教える石があるとは思いもよりませんでした。計測を終えて、武部さんの所へ行くと・・・。
武部さんは、奇麗に御神体石の周りを整理してくれていました。 そして武部さんは、男も女も、動物も植物も元気になるという特別に用意してきていた生命の水を丁寧に石に降り注ぎました。 そしてお酒もお供えして手を合わせて・・・。
「この石は川の石ですよ」と武部さん。「そうですかぁ川の石ですか」と私。そして私は石の割れ目に方位磁石を置いてその割れ目が何を教えているのかを記録すべくカメラにおさめました。
この石は、諭鶴羽山と大事な千ヶ峰の方角をキッチリと教えていました。そしてそして・・・、その二つの山の意味は、男と女の合体でもあると教えているようでもあり、大いに意味のある御神体石でした。
この秘密は人目につかないように、道一つない、進めど進めどトゲトゲの野バラのツルで厳重にガードされた藪の中にありました。
麓の神社から歩きだしたのが朝10時半すぎで、昼食もとらず休憩もせず止めていた元の車の所へ帰ってきたのは4時半ごろでした。 ああ・・大変な所でした。 このような場所ですから
絶対に行ってはなりません。ここも大蛇伝説が残っているようですから、絶対にこの場所へは足を踏み入れてはなりません。大蛇どころか、マムシだって何匹でも足に絡まってきそうな場所でした。 ああ~~ クワバラ クワバラ~
・・・
現地調査の結果、千ヶ峰トライアングルの中心点はシオンの山でなく、本当のシオンの山は、1,2㎞の巨大な勾玉をした形の山であることが発見された。