2018年9月30日(日)
個性豊かな演技で高い評価を受けた名女優、樹木希林さんが15日、75歳で亡くなったという訃報のニュースと共に、名場面のいくつかのシーンをTVから目にすることができました。
その言葉には、私たちに伝え残したい真の言葉が彼女の口から投げかけられていました。
その樹木希林さんの名を湯村温泉で見ることができました。
湯村温泉が舞台となる夢千代日記が、夢千代記念館で映し出されていました。
TVの中に、味のある今は亡き樹木希林さんの演技を見ることができました。
館内には忘れ去られて行こうとする昭和の街も再現されていたりして、どこかに懐かしい心のふるさとを感じることができました。
吉永小百合演じる夢千代日記の舞台と、最澄 空海 円仁 良源ら高僧たちの思いが重なる夢の街、湯村の郷は実にすばらしいところです。
「夢千代」という言葉と、山の上に見える「夢」は、そのことを語りかけてくるようです。
広島からの平和の願いも「夢」に託されているようです。
千代に八千代に託された夢が湯村にはありました。
昭和29年は、私が生まれた年です。
正福寺の門も映しだされた湯村の街並みの情景に写る屋根は、瓦葺きでなく丸石で葺かれていますねぇ。