2020年3月1日(日)
唐津東港~壱岐印通寺港 のフェリーから見た島で、ランドマークの島は馬渡島(まだらしま)であることが分かった。
あたかも巨人が寝ているような涅槃像である。調べると一つの島でなく、頭にあたる部分は、馬渡島で最高峰は番所ノ辻(237m)。
壱岐の郷ノ浦から出航した船は、佐賀県唐津市呼子の港を目指します。
千山から呼子まで基本的には福神さま達は、聖なる霊ラインを航行します。
壱岐から呼子に行くには、ランドマークとなる島は、間違いなく馬渡島。そして松島を目標に船は進みます。
遠くは、馬渡島の先に青螺山(せいらさん618m 佐賀県伊万里市)、松島の先に天山(1046m 佐賀県唐津市)
郷ノ浦の港を出てほどなくすると、遠くのランドマークの山々と島々が南東方向に見えます。
壱岐水道の潮の流れを計算すると馬渡島を目指して直進するとほどよいコースをたどって、馬渡島を右手に見ながら松島よりに馬渡島との間を縫うようにして加部島の天童岳(112.1m)左に舵を切って、弁天島を右手に手を合わせて右に舵を切ればそこが呼子の港です。
正面に愛宕山が迎えてくれます。
ここが、中国の千山から延びる聖なる霊ラインの終着港であり始発港でもありました。
邪馬台国へと行くには、必ず呼子で下船し、報告をしなければなりません。
決まり事なのです。
でも、ここで終わりではありませんよ。
舟の旅は、もう少し続きます。
許可書をもらったら、出航して正面の加部島を見ながらすぐに右手に舵を切ります。
そうすると書面に鷹島が見えます。
そして宝船は、土器崎の眼鏡岩を右手に見ながら東へと進むと神集島(かしわじま)。
神集島を過ぎるころ、ランドマークの島である高島が右手に見えます。
そうするとも目標の串崎が見えて、切り立った山々を右手に見て・・、
「山が海に迫り、沿岸にそって居住している」という意味を魏志倭人伝では書いている場所が途切れたところが、壱岐からの船の旅が終わり下船する地点です。
ここから陸路の旅の始まりである末盧国の福吉です。
やれやれ・・です。 これから急いで陸路の旅です。次また船に乗る地点である福津(福間)まで急がなければ、本が出来上がりません。
急がねば・・・。