2016年7月15日(金)
「象徴の務め果たせるものが天皇位にあるべき」と天皇陛下の御ことばには、大きな含みが伝わってきます。
天皇位にあるものは、象徴の務めを果たさなければならない・・と。
象徴の務めのなかでも最重要なものは何でしょう。
天皇は、国民が飢え苦しまないように、神様との誓ひ事に努めなければなりません。
神様との誓ひという基本的大切なものがあります。
それは、この国の礎を築かれた歴代天皇、並びに王家の方々の御霊と、その方々の陵墓を護り、御霊を祀っていくことです。
この誓ひができてはじめて事はスムースに良き方向へと動きます。
これができなければ、その位に居られる方には、心労が増すばかりです。
一般人の心労とは全く別段のものでしょう。
天皇陛下は、「象徴の務め果たせるもの」と表現されておられるようですが、「若い息子に」などと言っても居られないでしょうし、
出来うることなら、息子たちには譲位させたくないとの思いでしょう。
だれか務めを果たせる人が居るのであれば、性急にそうしてほしいとの心からの叫びのサインでしょう。
自分がそうしたいと願っても、何一つ思うようにできないもどかしさが積もっていることでしょう。
自分の思いと違って、誰かが操る方向へと動き出すのが分かっていても、どうすることもできない。
未来から現在の過去を振り返る時、その責任が自分にかかってくることを思えば、それも恐怖の世界でしょう。
その恐怖を取り払うのは、日本の、そして世界の歴史の真実をしっかり分かった上で、誰が何を言おうと自信を持って政治政体を、神様との誓ひを基軸として行うことです。
天皇が行う国事国体の中心は、ご先祖様の御霊を祀ることと、その方々の陵墓を守ることがその基軸なのです。
今、それが叶えられていますか。
私がもしその立場だったら、「あなたらの思うようにやられたら如何ですか、できるものなら・・」と、ちゃぶ台をひっくり返しますかね。
歴史の真実を知らない、知られたら困るという政治政体を司る人達には、象徴の務めは絶対に果たせません。
「五年前から・・」と言われる由縁がそこにみえてきます。
他から言われるままの歴史認識で動けば、目に見えない世界の聖者たちは、正なり善なる方向へとエネルギーのビクトルを合わせます。
ここまでくればもう、ぬくぬくした場所からこそこそしていないで、藤原君は表に立つべきです。
藤原君こそが、本来、日本の、いえいえ世界の王家たるDNAの持ち主なのです。
この地球上で一番長きにわたって王家の血を引いているのが藤原君ということを理解せねばなりません。
藤原君のご先祖様は、初代大王に行きつきますし、初代高句麗王に行きつきますし、インドのシュンガ王朝に行きつきますし、中国の初代皇帝である秦の始皇帝へと行きつきます。
その先もまだ続きますよ。
藤原君は、そのあたりを理解できてないのではないですか。
少なくとも、この国の初代大王、大国主命でありイエス・キリストであることを自覚しなけばなりません。
藤原君がいよいよ重責を担わなければなりません。
昭和天皇もそう言って居られるご様子ですよ。