goo blog サービス終了のお知らせ 

Kagechoのネコ的音楽&介護生活

音楽と猫が好きな介護職員の日々の記録。音楽や猫が好きな方、介護関係の仕事をしている方に読んでいただければ幸いでしょう。

「みんな大好き塊魂」で野宮真貴が歌ってる

2009-03-28 02:55:45 | 日本の音楽
 「塊魂(かたまりだましい)」って知ってますか? プレステ2のゲームなんですけど、その続編「みんな大好き塊魂」に、妻がハマってます。アラフォーです(笑)。簡単に説明しますと、「王子」というキャラがいて、それが塊を転がして転がして大きくしていく…… ただそれだけ。何がおもしろいのか、よくわからないんですけど。ぼくはいつも横で見ています。見ている方が楽なので(笑)。

 まあ、それはいいとして、BGMがけっこう楽しめる。松崎しげるとか新沼謙治などの超ベテラン歌手も参加。新沼謙治は、なんとラップを歌っている! その中で聴き覚えのある声が…… 野宮真貴だ。元ピチカート・ファイヴの。この人の声が好きで、一時期ハマった。「悲しい歌」というタイトルのシングルを買った覚えがある。あと、「スウィート・ソウル・レヴュー」とか。「渋谷系」(?)とか言われてた。ぼくはそういうファッション系には全く縁がなく、純粋に野宮真貴の声が好きだった。今でも。曲のタイトルは「ベイビーユニバース」です。
 意外な人が意外なところで歌っているなぁ……

 野宮真貴
 ピチカート・ファイヴ
 新沼謙治
 みんな大好き塊魂

「ラヴ・スコール」を歌ってたのは……

2009-03-27 23:19:27 | 日本の音楽
 テレビ版「ルパン三世」(第2シリーズかな?)のエンディング曲で「ラヴ・スコール」というきれいな曲があります。歌っている女性歌手の名前は「サンドラ・ホーン」となっているのですが、詳しいことがわかりませんでした。ただ、声がサンディーという歌手にすごく似ているので、「もしかして?」と思ってました。たまたま今日、テレビで「ルパン Vs コナン」という番組をやっていて、この曲のことを思い出し、ネットで調べてみると……

 そしたら、思ったとおりで、やっと長年の謎が解けました(笑)。ネットができる前は調べる手段が無かったんですよね。ネットができてからは、ずっとこの曲のことを忘れてました。ルパンのサントラを持っていますが、今聴いてもいい曲です。
 サンディーは、70年代からモデルや歌手として活動していたようですが、ぼくが知ったのは、1980年頃に細野晴臣がプロデュースした初ソロアルバムからです。その後「サンディー&ザ・サンセッツ」というバンドで活動し、解散後ソロになりました。とにかく美人で、声も色っぽくて、好きです(笑)。スペイン人とのハーフで、日本生まれハワイ育ち、ヨーロッパ的でアジアっぽくて、ハワイアン(笑)。なんだかわからないけど、好きです。

 ちなみに、この曲の動画(ルパンのエンディング)は、著作権の関係でネット上では閲覧できないようですが、曲は試聴可能です。

 サンディー Sandii
 サンディー&ザ・サンセッツ
 ルパン三世 サントラ

時の過ぎゆくままに

2009-03-20 02:05:53 | 日本の音楽
 沢田研二の還暦ライヴ、再放送してました。さすがに年をとったなー。ちょっと太ったなー。でも、声は変わってないな。さすがだ。とりあえず、声がちゃんと出ていれば、歌手としてはOKなのだ。

 「時の過ぎゆくままに」がいい。シブい。昭和(70年代)の香りがするけど、そこがいい。これが一番好きかな。「勝手にしやがれ」も名曲。「カサブランカ・ダンディ」も好きだった。小学生のとき、クラスの「お楽しみ会」(?)で歌った覚えがある(笑)。今、考えるとものすごく恥ずかしい。カラオケもなかったのに、どうやって歌ったんだろう。当時は、ぼくにとって沢田研二が一番「ロック的」に感じられたのだ。その後、世良公則&ツイストが出てきて「これが日本のロックだ!」とか思って、一時期ハマったけど…… 80年代以降の沢田研二はイマイチで、だんだん聴かなくなってしまった。

 バックバンドについて少し書く。ギタリストが二人いて、ベーシストがいないというちょっと変則的な編成。曲によっては片方(おそらく下山淳)がベースを弾いているのかもしれない。またはキーボードでベースのパートを弾いているかもしれない。向って右側にいるのが柴山和彦で、昔から沢田のバックを務めているバンマス(バンドリーダー)。メインのギターソロは、ほとんど柴山が弾いている。向って左側にいるのが下山淳。元ルースターズのメンバーで、解散後は泉谷しげるのバックも務めた。ロックンロール・ジプシーズというバンドでも活動中。
 ぼくはこの人のプレイを生で観たことがある。最初は1984年、ルースターズにいた頃。もう25年も前。その頃はもっとトンガッたルックスでした。あと、7年くらい前、ロックンロール・ジプシーズのライヴでも観ました。器用でいろんな変わった音を出せるので「変態」ギタリストとも呼ばれてるとか(笑)。沢田のバックではさすがに変態色は出せず、ひたすらプレイに徹していたようです。「時の過ぎゆくままに」では、アコースティック・ギターを弾いてました。

 ドラマーは、GRACEという女性。あのたくましい二の腕をプニプニしてみたい(笑)。

 沢田研二
 下山淳
 ドラマー GRACE

鈴木茂について

2009-02-20 08:56:26 | 日本の音楽
 ギタリスト鈴木茂が大麻で逮捕された。とても残念だ。昨年、「レコード・コレクターズ」という雑誌で彼の業績を紹介した記事を読んだばかりだった。CD6枚組の「ヒストリー・ボックス」も発売されたのに。この事件の影響で、はっぴいえんどのCDなども販売自粛になっているらしい。とにかく残念。

 元はっぴいえんどのメンバーの中では、一番地味だったかもしれない。他の3人が大滝詠一、細野晴臣、松本隆だもんね。しかし、鈴木茂も70年代から現在まで、日本のロック、ポップス、歌謡曲を裏で支えてきた重要人物なのだ。大滝、細野のソロアルバムにはもちろん参加しているし、荒井由美(ユーミン)の名盤といわれる「ひこうき雲」や「コバルト・アワー」でもギターを担当している。比較的最近(?)のヒット曲「真夏の夜の夢」(1993年)でもギターを弾いているそうだ。70年代には、アグネス・チャン、南沙織、沢田研二、雪村いづみ、吉田美奈子、ハイ・ファイ・セットなどの演奏に参加。アレンジャーとしては、原田真二の「てぃーんずぶるーす」(これ、好きだったんだよな)、石野真子の「狼なんか怖くない」、水谷豊の「カリフォルニア・コネクション」、岩崎良美、堀ちえみなどの作品を手がけた。

 ソロアルバムも発表しているが、ぼくはまだ聴いていないので、名盤といわれる「BAND WAGON」(1975年)あたりから聴いてみたい。このまま音楽界から去ってしまうには惜しい人なので、なんとか復活してほしい。

 鈴木茂

爆風スランプについて

2009-02-13 11:24:37 | 日本の音楽
 サンプラザ中野がテレビに出ていた。少しやつれたかな? というわけで爆風スランプを思い出した。特に好きなバンドではなかったが、初めて「無理だ!」という曲を聴いたときは、それなりの衝撃を受けた。衝撃を受けたが、レコードを買う気にはならなかった(笑)。

 「爆風銃(バップガン)」と「スーパースランプ」という二つのバンドのメンバーで結成されたことから、「爆風スランプ」という名前になったのは知られていますが、スーパースランプのもととなった(と思われる)「スーパートランプ」という英国のバンドがいたことは知ってますか? ぼくもあまり詳しくは知りませんけど。1979年に「ブレックファスト・イン・アメリカ」という曲がヒットしたんですよ。たしか全米1位になったような気がします(知ってるのはこの曲だけ)。似たような例としては、米米CLUB(コメコメクラブ)が米国の「トムトムクラブ」の言い間違えに由来する(らしい)というものがあります。

 爆風スランプのリズム・セクションは強力でした。ドラムのファンキー末吉、ベースの江川ほーじん。ロックファンとしては、サンプラザ中野のキャラよりも、リズム隊に注目してました。やっぱ、ハードロック系で鍛えただけのことはあるなと思います(爆風銃の音は聴いたことないんですが、たしかそうですよね?)。

 最後に意外な事実。なんと、ぼくの妻は、ロックなんてほとんど聴かないくせに、彼らのライブを観たことがある! らしい。彼女の場合は、音楽としての興味より、サンプラザ中野の「おバカ」系キャラが好きだったようです。

 爆風スランプ
 スーパートランプ
 トムトムクラブ おしゃべり魔女

ブランキーの思い出

2009-02-01 13:24:36 | 日本の音楽
 「ミュージック・マガジン」という音楽誌の最新号(2月号)で、ブランキー・ジェット・シティ(以下、BJC)の特集をやっていた。
 20世紀最後の10年、1990年代(特に前半)は彼らの音をよく聴いていた。ライブもたしか4回ほど観ている。当時は札幌にいたので、4回とも札幌だ。圧倒的なエネルギーと演奏力。歌詞の凄さ。とにかくズバ抜けていた。
 初めて観たのは、伝説のテレビ番組「イカ天」。1990年の年末頃だったような気がする。演奏した曲は覚えていない。その後、同じ放送局の特番で「狂った朝日」を演奏していた。これはただもんじゃないと感じた。「東京の休日」という映画の中でも、この曲を演奏していた(ちょこっとだけ)。CD(スタジオ録音)で聴いてみると、あまりインパクトがない。この曲は初期のライブ音源がベストである。

 1992年、NHK-FMの音楽番組に出演したときのカセットテープがまだ残っている。16年間、よく生き残っていたものだ。残念ながら、テープ節約(セコイ!)のためインタビューはカットしている。「ジェット・シティ」という街があって、そこの市長の名前が「ブランキー」だ、とか何とかしゃべっていたような気がする。一番大切なものは何ですか? という質問に、浅井健一は「想像力(創造力?)」と答えていた。その時の演奏曲目は次のとおり。

 僕の心をとりもどすために
 胸がこわれそう
 TEXAS
 不良少年のうた
 とけちまいたいのさ
 狂った朝日
 RAIN DOG
 BABY BABY

 2000年に解散が発表されたときは残念に思ったが、彼らなりに何らかの区切りがついたのだろう。21世紀になって9年目に入ったが、いまだに彼らを超えるバンドは登場していないし、永遠に登場しないかもしれない。リアルタイムで聴けたのは本当に幸運だった。あの3人の結合は奇跡ともいえる。今後もさりげなく、彼らの動向に注目していく。

 ブランキー・ジェット・シティ

クリスマスにオレンジ

2008-12-21 08:31:51 | 日本の音楽
 クリスマスにはほとんど関心がないが、何かクリスマス・ソングのネタはないかと考えてみたら……1曲だけあった。Bonnie Pinkの「オレンジ」(1995年)だ。
 映画「嫌われ松子の一生」のテーマ曲を担当して、かなりメジャーになったと思われる彼女のデビュー盤「 Blue Jam 」(8曲入り)に収録( 作詞:Bonnie Pink )。

 クリスマス・イブは
 側に居てくれた人を
 全て思い出すしくみになってる
 (中略)
 クリスマス・イブは
 少しだけサンタクロースを信じた
 寒い心を満たす魔法だから

 歌詞の中に「クリスマス・イブ」という言葉が入っているので、まあ、これで勘弁してください。最新作でもクリスマスものを出したみたいですね。
 彼女を好きな理由は、曲の良さと声の良さと英語の発音の良さ。彼女の他にも、BENNIE K、Love Psychedelico、椎名林檎と、日本の若い女性アーティストは本当に英語が達者だ。感動する。「しゃべる」英語は女性にまかせた方がよい、というのがぼくの結論である。

 BONNIE PINK Blue Jam