Kagechoのネコ的音楽&介護生活

音楽と猫が好きな介護職員の日々の記録。音楽や猫が好きな方、介護関係の仕事をしている方に読んでいただければ幸いでしょう。

新型インフルエンザの呼称について

2009-04-30 14:35:32 | 健康・医学
 テレビのニュース、新聞などでは、新型インフルエンザの報道が盛んです。ところで、当初「豚インフルエンザ」と呼ばれていたのが、昨日(29日)から「新型インフルエンザ」という呼称に変わったのはご存じでしょうか。

 世界保健機関(WHO)や米国・英国のメディアでは、現在でも「 Swine Flu 」という呼称を使っているようです。これは辞書にも載っている用語で、まさに「豚インフルエンザ」という意味。豚といえば「 pig 」という言葉が浮かびますが、動物学用語では「 swine (スワイン)」と呼ぶそうです。「 flu 」は当然、「 influenza 」に由来します。
 今回のウイルスは、豚、鳥、ヒトインフルエンザの「雑種」だったのですが、豚のものに近かったため、そのように呼ばれました。厳密に言えば、豚のものだけでなく、鳥やヒトのものを起源とする遺伝的成分も持っている。また、豚肉に対する悪いイメージを与えてしまう。そのため、「北米インフルエンザ」や「新インフルエンザ」という呼称が提案されました。

 日本政府では、WHOが警戒水準を3から4に引き上げた段階で、「新型インフルエンザ」という呼称に変更したようです。
 とりあえずは、うがいと手洗いをきちんとやることくらいしか、対策はないのかな…… 

さすが桑田佳祐

2009-04-30 12:41:20 | Weblog
 桑田佳祐のことを書いたら、一日のアクセス者数が初めて100人を超えた。桑田佳祐の力はすごい。でも、ぼくは熱烈な桑田ファンというわけでもないので、ごめんなさい。あまり期待に応えられないかもしれません。

 「 Honky Jill 」については、歌詞の内容にしか触れませんでした。曲そのものについては、普通というか、相変わらずの桑田節だなーという感じ。桑田佳祐も、ビートルズやクラプトンやらを聴いて影響を受けているので、同じような洋楽を聴いている者には、特に新しいものとは思えませんでした。でも、器用な人なんですよ。同じ音楽を聴いているからといって、誰でもああいう曲を作れるわけではない。自分の中で消化・吸収し、別の曲として再表現(アウトプット)する。それがとてつもなく上手いのです。

 考えてみれば「女呼んでブギ」なんていう曲もありました。昔から同じようなことをやっているんです(笑)。「C調言葉に御用心」も好きでした。

 サザンオールスターズ
 熱い胸さわぎ
 C調言葉に御用心

女生徒(太宰治)

2009-04-29 02:02:32 | 読 書
 新潮文庫「走れメロス」の中の短編で、女生徒の独り言のような形で文章が続いていきます。これを書いたときの太宰は30歳。30歳の男が、女学生の口調で文章を書いているという光景を想像すると…… ちょっとコワイですか。でも、ぼくは彼の気持ちが少しわかるというか、似たような経験があります。

 昨年、学校の課題でロアルド・ダールの「アンブレラ・マン」という短編を訳しました。その主人公(語り手)が12歳の女の子で、その女の子の口調で文章を作っていく。これが意外に快感。「オ、オレって、けっこうかわいい」とか思いながら(笑)、自分が女の子になったような錯覚に陥るのです。

 「人間失格」くらいしか読んだことのない人におススメです。太宰のイメージが少し変わるでしょう。

 太宰治 女生徒

桑田佳祐「Honky Jill」

2009-04-28 08:19:27 | 日本の音楽
 「音楽寅さん」観ました。やっぱりすごいな、桑田佳祐。歌詞がかなりエロいんですけど、これは公然わいせつにならないのだろうか(笑)。昔だったら放送禁止になったかもしれない。この人がやると、あまりいやらしく感じない、っていうのは得だよなぁ。普通のオヤジが人前で歌ったら、それだけでセクハラになるかも。桑田佳祐が嫌い、っていう人の声は聞いたことがないけど、そういう人もいるのかな? 最近、ますます長門裕之に似てきたような気がする。曲を作っていく過程を見ることができたのは貴重ですね。

 念のために、「 Honky Jill 」を辞書でひいても載ってませんよ…… 

 桑田佳祐
 YouTube Honky Jill

Good Times Bad Times

2009-04-27 08:50:58 | 70年代洋楽
 マーティ・フリードマンはツェッペリンが嫌いらしい。ピーター・バラカンも以前から「大嫌い」と明言していた。何故それほどまでに嫌われるのだろう。考えられるのは、ロバート・プラントの声質か。あのキンキンとした絶叫タイプの声が原因かもしれない。たしかに、ぼくもあの声質はあまり好きではない。ジミー・ペイジもギタリストとしてはあまり評価されていない。ジミー・ペイジはギタリストとしてよりも、作曲家・プロデューサーとして評価すべきなのだろう。ぼくが一番スゴイと思うのは、ドラムのジョン・ボーナムだ。特にバスドラ(右足)の威力。あれは真似しようとしても簡単にできるものではない。少なくともジョン・ボーナムのドラムを含むリズム・セクションは評価されて良いのではないか。

 「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」はデビュー・アルバムの1曲目。ドラムの低音部(バスドラ)をよく聴いてほしい。ドドッ、ドドッという細かい音の刻み方。この奏法はリンゴ・スターにもチャーリー・ワッツにもできなかった(と思う)。リズムだけでも革新的だった。ギター・ソロも良い。曲は短くて、すぐ終わっちゃいますが。
 他に、ジョン・ボーナムのドラムを堪能できる作品としては、「移民の歌」、「俺の罪」、「アキレス最後の戦い」などがあります。

 人生、良いときもあれば、悪いときもある。たしかにそうですよね。

 (デビュー・アルバムは1969年発表ですが、やはりツェッペリンは70年代のバンドだと思うので、カテゴリーは「70年代の洋楽」にしました)

 レッド・ツェッペリン

「裸になって何が悪い」Tシャツ

2009-04-26 01:31:59 | Weblog
 これね…… ちょっとやり過ぎじゃないかな。草くんがかわいそう。だって、これ見るたびに思い出しちゃうでしょ。本人はまだ、笑ってすませられないと思う。わざわざ草の「」っていう字が入ってるし。

 売る方も買う方も、ちょっとデリカシーが足りないというか、無神経じゃないか?
 (宣伝になってしまうのでリンクは付けません)

宗教に引っかかりそうになった話

2009-04-25 13:46:49 | Weblog
 突然、思い出した。もう20年以上前の話だ。
 当時、ぼくは学生で、仙台市内のアパートでひとり暮らしをしていた。そこに、二人組の女性が訪ねてきたのである。年齢はぼくと同じくらい?で、普通の大学生のような感じ。顔はもう覚えていないが、特に美人というわけでもなかった(スミマセン)。
 サークルの勧誘のような話を聞いたと思う。興味が無かったので、短時間で帰ってもらった。ところが数日後、また同じ二人組が来たのだ。ショートケーキを持って(笑)。なんだかよくわからない。が、世間知らずのぼくは、部屋の中に入れて、一緒にケーキを食べたりなんかしちゃったわけだ。たぶん、大学の話とか趣味の話とか、当たり障りのない話をしたのだろう。下心も、ほんの少し、あったかもしれない。今になって考えてみれば、あり得ない話だ(笑)。若い女の子二人が、のこのこと知らない男の部屋に来るなんて。

 その後、まだ「宗教」と気づいていなかったぼくは、友人と二人でその事務所みたいな所を訪ねてしまったのである。そこで、サークル旅行の写真や妙なビデオを見せられ、「なんか変だな」とやっと思い始めた(笑)。都合のいい話しかしないのだ。一緒に行った友人のおかげで、ぼくはそのサークルに入らずにすんだ。危なかったなぁ…… 

 いまだに、街中での勧誘が行われているらしい。特に、新学期が始まる4月は危ない。また、ひとりでいると狙われやすい。今ではそういう怪しい団体に関する情報があるので、引っかかる人は減っていると思うけど。とにかく、いきなり声をかけてくる人、訪ねてくる人を簡単に信用してはいけない。それと、必ず誰かに相談する(ひとりで決めない)ことが大事だと思う。

武田真治はイイ

2009-04-24 23:52:57 | 日本の音楽
 別に同性愛の趣味は無いが、武田真治は好きだ。おそらく、こういう男になりたかったという願望があるのだろう。ルックスはいいし、サックスは上手いし、演技もできるし、ボケもできるし、性格も良さそうだし。いいなぁ。

 たしか、チェッカーズに憧れて、サックスを始めたんじゃなかったかな。ついさっき、「僕らの音楽」でリンドバーグと共演してた。「堂本兄弟」にも時々出てる。どんな音楽でもこなせるしな。いいなぁ。

 写真はセカンド・アルバム「OK!」(1996年)のジャケット。1曲目の「SPEED」がカッコイイ。

 武田真治

野球用語について

2009-04-24 09:04:21 | 語 学
 産経新聞(毎週金曜日)に「早稲田の英語」という記事が連載されている。早稲田大学教育学部の英語の先生が書いているものだ。今日は野球用語をとりあげている。
 例えば、「トップバッター」は和製英語であり、ネイティブには「一流のバッター」という別の意味になるそうで、「 lead-off man 」と言わなければならない。「フォアボール」はなんとなく通じそうだけど、英語では「 walk(歩かせる) 」と呼ぶそうだ。「デッドボール」は「 hit by a pitch 」。ふーん、そうなの。野球にはあまり興味がないもんで(笑)。すみません。

 でも、よく考えてみると、「野球」と「ベースボール」は違う、などと言われることもあるように、用語が違うのも当然ではなかろうか。「トップバッター」を「和製英語」と考えるから、おかしくなる。「トップバッター」は英語ではなく、カタカナの日本語なのだ。だから、英語のネイティブに通じないのは当たり前である。「フォアボール」は、ボール球が4つで成立するから「フォアボール」。「 walk 」よりもわかりやすくて、こっちの方がいい。

 英語の先生が書いたこういう文章を読むと、「和製英語では通じないよ、ハハハ」とバカにされてる(笑われている)ような気がする。ネイティブの英語が「本来の英語」であって、日本人の英語は「邪道な英語」であると。それはそうですけど。でも、何から何まで英語式に合わせる必要もないですよね。
 野球用語(日本語)とベースボール用語(英語)は違うんだ、とそれだけ覚えていればいいじゃないですか。

草剛が逮捕される

2009-04-23 12:28:08 | Weblog
 SMAPの草剛が公然わいせつの容疑で逮捕された。午前3時頃、六本木ミッドタウン近くの檜町公園で、全裸になり大声を出して騒いでいたらしい。泥酔状態だった。

 びっくりしました。オイオイ、って感じです。お酒、大好きだそうで。TV番組「ぷっすま」でも、食事になるとよくビール飲んでたし。飲み過ぎちゃったのかな…… でも、こういう事件があっても、お酒が規制されることはないんだよね。お酒だって、タバコと同様に周囲の人に迷惑をかける場合もあるのに。
 お酒はこれほどまでに人を変貌させてしまうおそろしいものなのです。泥酔するまで飲んだら、麻薬と同じです。

恋はあせらず

2009-04-22 17:30:00 | 60年代洋楽
 シュープリームスの名曲。最近、久しぶりに聴く機会があった。CMでも使われていたっけ? フィル・コリンズのカバーもヒットしたなぁ。男が歌うとどうなのよ? という気もするが。シュープリームスの最新ベスト盤CDも出たようなので、そちらもおススメしておきます。(注:最近は「スプリームス」と表記されている場合もあるそうです)

 この曲のポイントはリズムかもしれない。「ダッダッダーン、ダッダッダダーン」のパターンの繰り返し(わかるかなー?)。実際にやってみると、けっこう難しい。このリズムは後にロックにも取り入れられた。
 一番わかりやすいのが、イギー・ポップの「ラスト・フォー・ライフ」。パンクのゴッドファーザーと呼ばれるこの人が、この明るく楽しげなリズム(笑)を曲に取り入れた点がおもしろい。あと、ザ・ジャムの「悪意という名の街」。ポール・ウェラーはもともとソウルやR&B好きだったので、違和感はほとんどない。

 近いうちに、似たようなリズムの曲を集めて、またオリジナル・テープでも作るかな。

 シュープリームス 恋はあせらず
 フィル・コリンズ
 イギー・ポップ ラスト・フォー・ライフ
 ザ・ジャム 悪意という名の街

Control

2009-04-22 05:09:20 | 語 学
 「 Control 」という単語は訳しにくい。「コントロール」とカタカナで書くのが一番伝わりやすいかもしれない。「支配(する)」、「管理(する)」、「統制(する)」などの意味(訳語)があるが、あまりしっくりこない。日本語にもともと無かった概念なのだろうか。いや、戦国時代の武将たちだって、多くの部下(兵)たちをコントロールしていたはずだ。そのころは何と言っていたのだろう…… 

 野球のピッチャーの「コントロール」は、他にいい言葉が無いので、このカタカナ語が定着したと思われる。「制球」という言葉があるが、あまり使われていない。「(機械を)制御(する)」、「(敵を)制圧(する)」という訳語もある。コンピュータ(システム)に対するアクセス(権)制御(コントロール)という言葉もあったな。何かを「制する」ということなのかなぁ。

 ある本によれば、ラテン語の「 Conra 」と「 Role 」という語の組み合わせが語源らしい。「うまく回転させるように工夫する」「工夫してうまく回転させる」という意味。もっと簡単に言うと、何かを「うまく(上手に)やる」ということ。
 では、ある病気(伝染病)を「コントロールする」という場合、日本語で何と訳すべきか。「制御」も「制圧」も違う。「抑制」が近いか? 病気が流行しないように「うまくやる」ということだ。そう考えていくと、「策を講じる」「対策」「対処」という言葉が出てくる。

 自分の感情を「コントロールする」ことも大事ですね。

Here Comes the Rain Again

2009-04-21 17:10:25 | 80年代洋楽
 また雨だ。出かけようとすると雨だ。

 こういうときにはユーリズミックスのこの曲を思い出す。タイトルは、ビートルズの「ヒア・カムズ・ザ・サン」をもじったのだろうか。きれいなストリングスが入っている。アニー・レノックスが寒々とした岸壁? みたいな場所に立っているプロモーション・ビデオも昔観た記憶がある。

 とにかく、灰色の空によく似合う曲です。

 ユーリズミックス