「題名のない音楽会」でジミー・ペイジの特集をやっていて(!)久しぶりに笑えた。
ゲストは、ローリー、野村義男(ヨッちゃん)、佐野史郎という面々。
まあ、予想どおりですぬ。
そもそも、自分がジミー・ペイジ、またはLed Zeppelinのファンか、と問われると…… 実はそうでもない。
しかし、最近ではジミー・ペイジの知名度が上がってきて、もしかするとジェフ・ベックより上かもしれない(?)。
「ロック界の3大ギタリスト」の件は、もうどうでもいい。それが日本だけのものだ、ということも知っている。それはそれでいいじゃないか。当時のレコード会社がそのように宣伝しただけのことだ。ちょっとでもロックを知っている人間なら、そんな肩書きはあまり意味がないとわかっているはず。ジミヘンの立場は、どうなる? キース・リチャーズは? みな、それぞれに自分の3大ギタリストという存在がいるのだ。たぶん。
いわゆる3大ギタリストの中では、ジェフ・ベックが一番好きだ。
クラプトンは、60年代の音から90年代の音まで、ある程度聴いているはずなのに、どうものめり込めない。CDも全く持っていない(!)。「レイラ」は、レンタルで借りて聴いてみたが、たいした感動はなかった。60~70年代の音に興味はあるが、わざわざ買ってみようという気にはならないのだ、どうしてか。
ジミー・ペイジは、ソロ名義の作品をほとんど発表していない。Zepというバンドがあってこその、ジミー・ペイジだと思う。プロデュース能力は、あるのだろう。しかし、ギタリストとしては? 作曲家としては? これまた、のめり込めないのである。「天国への階段」、「胸いっぱいの愛を」、「移民の歌」、「アキレス最後の戦い」等々、名曲はたくさんあるけど…… ジョン・ボーナムがいなかったら、あの音が実現できただろうか。
とりあえず、最近のジミー・ペイジが、「ノッポさんに似ている」というコメントが一番おかしくて、印象に残った。
気が向いたら、続きを書くかもしれませぬ。