Kagechoのネコ的音楽&介護生活

音楽と猫が好きな介護職員の日々の記録。音楽や猫が好きな方、介護関係の仕事をしている方に読んでいただければ幸いでしょう。

介護日誌(38日目)

2011-02-24 23:28:40 | 介護日誌
 だんだんと書くことがなくなってきたような気もしますが…… 
 基本的には、曜日ごとにイベントが決まっていて、毎週ほとんど同じ仕事のくり返しです。それが良いとか悪いとかは関係ありません。仕事ですから。同じ仕事のくり返しで「楽だ、簡単だ」と思う人もいるでしょうし、「つまらない、退屈だ」と感じる人もいるでしょう。
 しかし、どんな仕事でも結局は同じことのくり返しではないのでしょうか。今の(就職難の)時代、自分が楽しいかどうかではなくて、自分の仕事が必要とされているかどうかが優先ですよね。

 今日は、男性入浴介助(外介助)でした。午前中と午後で17名かな。午前中は、かなりバタバタしたなぁ。通常、外介助は2名の職員がいないとうまくいかないのですが、当初は自分ひとりしかいなくて、あっちこっち動き回り、大汗をかきました(>_<)。なんだよー、誰か手伝ってよー、という感じ。ぼくが少し慣れてきたせいか、先輩のパートさんたちは、あまり積極的に手伝ってくれなくなったような…… 気がします。誰でも、面倒な作業はしたくないもの。それはわかるけど、慣れる慣れないに関係なく、ひとりで同時に複数の利用者様をこなすのには限界がある。そういうわけで、今日は先輩パートさんたちの「ずるさ」を感じてしまった。そういう態度で仕事してると、パートさんの評価や地位も向上しないと思う。

 利用者様からも皮肉みたいなことを言われたり、なんとなく心がもやもやして、やや不穏な一日だった。人間だから、感情的になることもある。いやなことは、早く忘れよう。
 それでは、また。

Don’t Take Me Alive/Steely Dan

2011-02-24 23:08:32 | 70年代洋楽


 続けてスティーリー・ダンを。このアルバムは、ジャケットは不気味ですが、いい曲がたくさん入ってます。ジャケットだけ見ると、あまり買う気になれませんが、レンタルなどで見つけたら聴いてみてください。

 この曲もギターがいいですねぇ。いきなりイントロからです。たぶん、ラリー・カールトンだと思いますが、最近はこういうギター・ソロを聴かせてくれる人がいませんぬ。

スカイツリーに出没(2)

2011-02-23 23:02:01 | 小さな旅
 ちょっと離れて、吾妻橋から眺めてみる。
 右隣の金色のビルは、アサヒビールのビール・タワー(?)。金色の部分がビールで、屋上の白っぽい部分がビールの泡なんだって。芸が細かいぬ。
 その右隣には、金色のウ○コが横たわっている(笑)。「炎」が横向きになったものらしいが、どうみても…… ウ○コだよねぇ。

Kid Charlemagne/Steely Dan

2011-02-23 00:04:33 | 70年代洋楽


 スカイツリーを見たら、このジャケットを思い出した。ちょっと不気味だけど。
 特にギター・ソロを聴いてほしい。弾いているのは、(おそらく)ラリー・カールトン。先日、グラミー賞で話題になった人。約35年前の曲ですが、この頃からいい仕事してたんですぬ。

介護日誌(35日目)

2011-02-19 23:25:24 | 介護日誌
 今日も疲れた。毎日疲れている…… マッサージに行きたい。

 <木曜日>
 午前中と午後前半、男性入浴介助(中介助)。午前中で14名、午後3名で合計17名。終了後、浴室内の清掃。少しは慣れたと思うが、やっぱり体力の消耗が激しい。精神的なプレッシャーもある。しかし、何事も「完璧にやろう」と思わないこと。これが大事。結果として完璧になるのはかまわないが、それを追求してはいけない。完璧にできないのが当たり前。そうだ。そうなのだ。

 <金曜日>
 朝は雨が降っていたが、午前中でやんだので、通院介助。内視鏡検査の結果を聞きに行く。戻ってから、通院記録の記入、提出。やっぱり通院介助要員である。

 <土曜日>
 ほぼ一日中、ポータの清掃、排泄介助(パッド・オムツ交換を含む)、排泄状況の記録。薬の塗布など。
 またしても、トイレでリハビリパンツを発見。何者かが便失禁して放置した模様。前回ほどの驚きは感じない。健常者の目から見れば、明らかに異常な光景なのだが、それが普通に感じられる。
 慣れるとはオソロシイことだ。

 あと一日がんばれば、休みだー(^^)/
 それでは、また。

Lucky Number/Lene Lovich

2011-02-19 19:43:31 | 70年代洋楽


 偶然発見した。
 リナ(リーナ)・ラヴィッチの貴重な映像。
 この曲しか知らないんだけど、強烈な印象をぼくの中に残した。

 追記:アルバム「ステイトレス」のジャケットに書かれてある読み方によれば、「リナ」というより「レイナ」の方が近いかもしれない。

介護日誌(32日目)

2011-02-16 22:48:05 | 介護日誌
 2月も半分を過ぎた。2月は「逃げる」ように過ぎ去る、と誰かが言ってたっけ。
 貴重な休日は逃げるように過ぎ、また長い5日間が始まった。

 2日休んだだけなのに、その2日の間でいろいろと職場の状況が変わっていたりする。変化の激しいところだ。月曜日に新しい男子職員が入ったらしい…… のだが、ぼくは休みだったので顔をあわせていない。その男子職員が出勤してこない。うーん、どうしたのだ。たった1日で挫折か? 事情はよくわからないが、このまま退職の可能性もある。
 職員だけでなく、男性の入居者様も1名増えていた。初対面の利用者様は、やはり緊張する。当たり前のことだが、利用者様が1名増えるということは、今までよりも仕事が増えるということだ。覚えることも、やることも。例えば、お茶に「とろみ」を入れるとかね。

 午前中は、部屋の掃除。2日ぶりに体を動かしたので、けっこう疲れた。布団カバーの交換が苦手だ。毎回、布団カバーと格闘している。カバーをはがすのは簡単だが、新しいカバーをつけるのがうまくいかない。この作業でどっと疲れる。自宅で練習すればいいかもしれないけど…… いやいや、そんな気にはなれない(笑)。このリネン交換がもう少しうまくできるようになれば、掃除の時間も短縮できるだろう。
 午後は、薬のセット、薬の塗布、記録記入、食事誘導、配膳、服薬介助、口腔ケア、誘導、オムツ交換などなど、通常どおりの業務。

 夕方、男性の尿パッド(小パッド)の付け方(巻き方?)について、軽い議論になった。チ○ポに巻くのはいいけれど、巻いた後にチ○ポを下に向けなきゃ意味がない、とかなんとか(笑)。

 「じゃあ、巻いてみますか?」

 男性職員はぼくしかいなかったので、この一言で笑いがとれるかと、あやうく言ってしまいそうになった(^^;)。複数の女性の前でチ○ポをさらすという行為は経験がないので、チ○ポがどうなるかわからない(笑)。もちろん冗談ですが。

 パッドやオムツの付け方にしても、人によっていろいろなやり方があり、どのやり方がベストなのか迷ってしまう。
 それでは、また。

介護日誌(30日目)

2011-02-12 18:59:58 | 介護日誌
 やっと30日目。まだ30日目。
 今月から、5日連続出勤の後、2日連休のパターンになったのですが、例えば3日出勤の1日休み、その後2日出勤の1日休みのようなパターンとどちらがいいのでしょうか。人それぞれかもしれませんが。どちらも一長一短ですかね。しかし、この5日間が長い! あと1日出勤すれば、休みだぁ~(^^)/ 

 午前中、通院介助。車いすを押して片道約15分。今日も雪が降るかと思って心配したが、なんとか天候に恵まれた。眼科の診察約20分、その後待ち時間45分! うー、時間がもったいない。ようやく内科、皮膚科の診察約20分。診察時間より待ち時間の方が長い。困ったもんだ。
 今日、通院介助した女性の利用者様は、以前同じ病院で尿失禁をしてしまったそうだ。今回は、幸い失禁はなかったが、もし失禁してしまったら、どこで着替えればいいのだろう。ぼくは女子トイレには入れないし、利用者様は車いすに乗っているので、ある程度の広さがないと着替えも難しい。そういう場合の病院との交渉も、ヘルパーにまかされているということか。
 ちなみに、ぼくは「通院介助要員」として期待されているらしい。というのは、非力な女性ヘルパーにとって、大柄な利用者様の通院介助は重労働になるためだ。それは別にかまわないし、当然だと思う。ヘルパー同士で協力しないと、良い介護はできない。

 午前中でエネルギーを使い果たし、午後はあまりやる気が出なかった。通院記録を書いて提出、その後、別の利用者様の陰部洗浄、洗濯、オムツ交換、記録記入、食事・服薬介助等。

 あ~、5日間は長い。それでは、また。

介護日誌(29日目)

2011-02-11 23:31:27 | 介護日誌
 建国記念の日、祝日でした。が、介護の仕事に祝祭日は関係ありません。
 朝から雪が降りました。久しぶりの雪らしい雪でしたね。職場の人たちはみな、「寒い寒い」を連発してましたが、雪国の山形育ちのぼくは、全然平気。冬なんだから、寒いのは当たり前でしょうに。寒いと、なんとなくみんなわがままになるみたい。職員も利用者様も。

 今日は、午前中入浴介助(中介助)、午後は…… 何やってたんだろ。記録書いたり、コールに対応したり、着替えの介助をしたり。けっこうヒマでした。

 1か月が過ぎ、利用者様一人一人の性格みたいなものも少し見えてきたような気がする。気分が安定している人もいれば、不安定な(日によって変化が激しい)人もいます。わがままがだんだんと表に出てきた人もいます。介護職員というのは、福祉の仕事であると同時に「サービス業」でもあるので、お客様(利用者様)の要求には可能な限り対応すべきと思いますが…… ちょっとわがまま??? と感じることもありますね。いろーんな要求がある中で、ここまではサービスとしてやるけれども、これ以上はできません、という区切りを、自分の中で決めておいた方がいいかもしれません。

 「子供は正直」という表現がありますが、お年寄りの中にもそういう人がいます。正直というか、率直というか。周囲や相手に気をつかうとか、遠慮するとか、そういう大人としての配慮がなくなり、自分の感情を思いっきり爆発させてしまう。職員と利用者様の間だけでなく、利用者様と他の利用者様との間でちょっとした口論になったりする場合もあります。

 うーん、わがままな年寄りにはなりたくないな…… 
 それでは、また。