Kagechoのネコ的音楽&介護生活

音楽と猫が好きな介護職員の日々の記録。音楽や猫が好きな方、介護関係の仕事をしている方に読んでいただければ幸いでしょう。

シュルレアリスム展2011(キリコ・「二人の人物」)

2011-03-31 10:45:11 | 小さな旅
 東京・六本木の国立新美術館で開催中の「シュルレアリスム展」を観てきました。

 写真は、ジョルジョ・デ・キリコの「二人の人物」(1928年)という作品で、マグリットやダリなど有名どころの作品と比べると、少々地味ですが、ぼくはわりと気に入ってます。人とソファが一体化したような不思議な絵ですぬ。今回の展示を観て思ったのは、シュルレアリスムの作品に共通する性質として「一体化」が挙げられるのではないか、ということです。
 目、鼻、口など顔のパーツが全くない、繭(まゆ)のような顔面(頭部)の人物は、キリコの絵によく登場する特徴的なキャラクターですよね。

 年代的には、1920~30年代の作品が好きです。ピカソも、この時期の作品が良いと思いますよ(個人的に)。
 他にもおもしろい作品がいろいろありますので、オススメです。
 5月9日まで開催されてますが、計画停電の影響で、開館時間が短縮になっている場合がありますので、ご注意ください。

介護日誌(59日目)

2011-03-26 17:31:45 | 介護日誌
 しばらくぶりの日誌です。

 「早番とおかゆ」
 今月から早番もやるようになりました。早番というのは、その名のとおり、朝早く出勤して主に利用者様の朝食のお世話をする仕事です。また、昼食・夕食のためのおかゆを作るのも早番です。

 もともと朝は得意ではないので、早起きするのがちょっと辛い。早く出勤するので仕事が終わるのも早いのですが、やっぱり早起きに対するコンプレックスが消えません。「早く帰れるのが羨ましい」という人もいますが、ぼくとしては、そういう人に代わってほしいと思ってます。正直なところ。

 今日も早番でした。5時半に起床、6時20分頃出勤、すぐに朝食の準備をして7時30分に朝食開始。食事前までにおしぼりとお茶を配り終え、食前の薬がある方には、服薬介助。食後は、ほぼ全ての方に薬があるので、服薬介助に追われる。利用者様がどの程度の量を召し上がったのかもチェックしなければならない。8時15分頃まで、バタバタが続く。その後は、おしぼりとエプロンの洗濯。一息ついて、8時30分頃からバイタルチェック。全員ではないのですが、毎朝、食後に血圧・脈拍・体温を測らなければならない利用者様がいらっしゃるので、それに30分程度かかります。で、あっという間に9時。ここらでやっと一区切りですかね。

 朝食用のおかゆは、ほとんどの場合、夜勤の人が作っておいてくれるのですが、早番は昼食用・夕食用におかゆを2回作らなければなりません。どなたか、おかゆの作り方のコツを教えてください。ヘルパー2級の教育訓練で調理実習はあったのですが、おかゆは作りませんでした。今後は、おかゆの作り方も是非、教えていただきたい。

 おかゆは、一見簡単そうだけど、実は奥が深い…… ような気がする。
 今日は写真が撮れませんでしたが、近いうちにおかゆ(らしきもの)の写真もお見せしたいと、思ってます。
 あ、厳密に言うと、ごはんから作るので、おかゆではなく「おじや」です。「オヤジが作るおじや」ですぬ(^^;)

震災から10日 現在の心境

2011-03-22 09:18:41 | Weblog
 お久しぶりです。みなさん、無事にお過ごしでしょうか。
 地震から10日が経ちました。余震も少なくなってきて、だんだんと落ち着いてはきましたが…… 品不足や計画停電など、影響は相変わらず続いていますね。

 計画停電の間は、みなさんはどうやって過ごしているのでしょう? ひたすら寝ているのでしょうか。それとも、停電ではない地域に移動しているのでしょうか。わかりませぬ。この間の夜7時から9時までの停電の際は、妻と夜のウォーキングに出かけました。途中、コーヒーショップで休憩しようと思ったらどこも満席。みんな考えることは一緒なのかな…… 

 節電のため、我が家のトイレの便座も暖房中止。あわてて便座カバーを購入。カバーがあるのとないのとでは大違い。特に寒い時期は。あとはこまめに照明を切るくらいのことしかできません。

 コンビニの品不足は、少しずつ改善されつつありますね。お弁当やパンなど、買えるようになってきました。コンビニで売られているのは、ほとんどが加工食品なので、工場の稼働停止や物流の停滞などの影響を受けやすい。それに比べて外食産業は、食材さえ入手できれば、各店舗で調理(加工)ができるので、影響が少ないようです。

 ぼくの場合、地震の影響というよりは、仕事の疲れ(&ストレス?)の影響で、書き込みが減っているような気がします。
 まあ、少しずつがんばりましょう。特に東北のみなさん。ぼくも東北生まれ東北育ちの人間なので、陰ながら応援しています。

ついに来た計画停電

2011-03-18 08:16:49 | Weblog
 今日は仕事お休みです。
 地震から一週間が経ちました。被害に遭われた皆様、関係者の皆様には心からお見舞い申し上げます。

 昨日、とうとう計画停電が来ました。電気が来ないと何もかも動かない。全く不便ですが、日中だったので、まだよかったです。
 その他、灯油が買えない、お米ももうすぐなくなる、といった不安がありますが、被災地に比べれば、まだたいしたことありません。

 それにしてもガソリンスタンドは、いつになったら営業してくれるのだろう…… 

介護日誌(49日目)

2011-03-11 21:52:19 | 介護日誌
 地震!!! すごかったー。さすがに驚いた。国内観測史上最大だって。
 家に帰ると、鉢植えが倒れ、物は落ち、ネコたちは押し入れと布団の中に避難。妻は電車が動かないため帰れず。山形の実家に電話をかけてもつながらず…… 

 地震発生のとき、ぼくはオムツ交換の真っ最中だった。とりあえず、利用者様の安全確保が第一と、落下物の有無を確認。オムツ交換を中断し、布団をかけて様子をみる。今回の地震は、とにかく揺れが激しく、長かった。ある程度落ち着いたところで、オムツとジャージの交換を終え、周囲の状況を確認。エレベーターは緊急停止。テレビや壁掛けの時計が落下した部屋はあったが、怪我をした人はいなかったようだ。

 さて、エレベーターが止まるとどうなるか。車いすや歩行器を使っている人たちは、自分の住んでいる階(フロア)から動けないということ。1階の食堂まで降りてくることができないので、2階から4階に住む利用者様に夕食を届けなければならない。当然、階段で。自室(部屋)で食事をとることから、これを「部屋食」と呼ぶらしい。4~5人の職員で手分けして部屋食を配膳。それと食前・食後の薬。階段を登ったり降りたり。やっぱり最後は体力勝負だね。

 全国の介護職員のみなさま、お疲れ様でした。また、お疲れ様です。
 それでは、また。

猫にマウス

2011-03-08 23:10:03 | ネコネタ
 妻がパソコンをいじっていると…… 
 なぜかボスネコがパソコンのテーブルにジャンプ! 
 狭いスペースにででんと居座って、動かない(笑)。

 そうだ、そこにマウスがあるからだ。なんてね。
 悪いけど、それ食えないよ…… 

介護日誌(46日目)

2011-03-07 01:25:16 | 介護日誌
 日付が変わってしまった。今月も基本的に月・火がお休みで、間に変則的に休みが入る。今月から早番の仕事もやるようになった。朝はあまり得意ではないので、ちょっと不安…… 

 「○○さんがいるときに言ってくださあい」
 ちょっとカチンときた言葉。薬のチェックをするために使うA4の用紙(チェックシート)1枚がなくなったので、どこにありますかと聞いたら、わからないという。そして、こういう言い方をされた。ぼくはこういう言い方をされるのが大嫌いだ。聞いた相手は、当然ぼくよりキャリアが長い人である。
 まず、職場の状態として「その仕事(作業)の担当者がいないとわからない」というのは基本的に良くないと思う。情報が共有されていない。担当者(○○さん)しか知らない(できない)ということは、その人がいなくなったらその仕事が停止するということだ。その人がいないと、A4の用紙1枚さえも出てこないのだ。情けないというか、バカらしい。
 担当者は、自分がいないときでも困らないように気を配らなくてはいけないし、他の人は担当者がいないときの処置を知っておかなければならない。そうじゃないですかね? それがダメなら、せめて一緒に探してくれるとか。「私は担当じゃないので知りませーん」というのは、あまりにも無責任かつ不親切な言葉ではないか。ガッカリした。こういう人とは、できれば一緒に仕事をしたくないのである。
 結果的に、別の人が探してくれたので、問題は解決しましたが。帰宅してからも、ムカムカした嫌な気持ちが消えませんでした。

 あー、今思い出しても向津具(ムカつく)!!! 

 他にも書きたいことがあったのですが、疲れたので次回にします。
 早番は、バタバタするし、おかゆ(おじや)を作ったりしなくてはならないので、気が重い(T_T)
 それでは、また。