Kagechoのネコ的音楽&介護生活

音楽と猫が好きな介護職員の日々の記録。音楽や猫が好きな方、介護関係の仕事をしている方に読んでいただければ幸いでしょう。

Zepまたはジミー・ペイジについて

2013-05-29 01:51:57 | 70年代洋楽

 「題名のない音楽会」でジミー・ペイジの特集をやっていて(!)久しぶりに笑えた。
 ゲストは、ローリー、野村義男(ヨッちゃん)、佐野史郎という面々。
 まあ、予想どおりですぬ。

 そもそも、自分がジミー・ペイジ、またはLed Zeppelinのファンか、と問われると…… 実はそうでもない。
 しかし、最近ではジミー・ペイジの知名度が上がってきて、もしかするとジェフ・ベックより上かもしれない(?)。

 「ロック界の3大ギタリスト」の件は、もうどうでもいい。それが日本だけのものだ、ということも知っている。それはそれでいいじゃないか。当時のレコード会社がそのように宣伝しただけのことだ。ちょっとでもロックを知っている人間なら、そんな肩書きはあまり意味がないとわかっているはず。ジミヘンの立場は、どうなる? キース・リチャーズは? みな、それぞれに自分の3大ギタリストという存在がいるのだ。たぶん。

 いわゆる3大ギタリストの中では、ジェフ・ベックが一番好きだ。
 クラプトンは、60年代の音から90年代の音まで、ある程度聴いているはずなのに、どうものめり込めない。CDも全く持っていない(!)。「レイラ」は、レンタルで借りて聴いてみたが、たいした感動はなかった。60~70年代の音に興味はあるが、わざわざ買ってみようという気にはならないのだ、どうしてか。

 ジミー・ペイジは、ソロ名義の作品をほとんど発表していない。Zepというバンドがあってこその、ジミー・ペイジだと思う。プロデュース能力は、あるのだろう。しかし、ギタリストとしては? 作曲家としては? これまた、のめり込めないのである。「天国への階段」、「胸いっぱいの愛を」、「移民の歌」、「アキレス最後の戦い」等々、名曲はたくさんあるけど…… ジョン・ボーナムがいなかったら、あの音が実現できただろうか。

 とりあえず、最近のジミー・ペイジが、「ノッポさんに似ている」というコメントが一番おかしくて、印象に残った。
 気が向いたら、続きを書くかもしれませぬ。

Silicone Grown/The Faces

2011-10-13 01:17:35 | 70年代洋楽



 いかにも70年代らしいブギー・ナンバー(?)。このバンドには、こういうリズムの曲がもっとあってもよさそうな気がするが、意外に少ない。やってみると難しいんだけどぬ。

 歌詞の内容は、正直よくわかりません。どうやら女にだまされた男のことを歌っているようですが…… シリコンが何なの? もしかして、あのシリコン??? 

The Things We Do For Love/10cc

2011-09-26 12:33:08 | 70年代洋楽


 我々が愛のためにすること。

 邦題「愛ゆえに」。
 なんとなく「キラー・クイーン」に似ている部分もあるな。

 例えば、ゴスペラーズのような日本のグループがこの曲を完璧に(多重録音の部分は別として)再現できたら、ぼくはそれを評価するだろう。

Tonight/Iggy Pop

2011-08-11 00:49:12 | 70年代洋楽


 作詞:イギー・ポップ、作曲:デイヴィッド・ボウイ。
 先に発表したのはイギーで、後にデイヴィッド・ボウイも自ら歌った。聴き直してみると、良い意味でも悪い意味でもやっぱりボウイの色が出ているのがわかる。イギーのファンの間でも、賛否両論に別れるかもしれない。

 最近、この曲をよく聴いているのは、自分がこの曲を歌えないだろうか? というひそかな野望を抱いているから(笑)。コード進行も思ったよりシンプルで、弾き語りできそうな…… 

 S君、この曲のギター・ソロを弾いてもらえないだろうか。

A Secret Love/TOTO

2011-07-27 23:51:48 | 70年代洋楽


 隠れた名曲。ちょっと音量が低めなので、調整して下さい。
 なんとなく涼しげな? 水の画像ですぬ。スペイン語の字幕付き。

 これを聴いて、フィギュア・スケートのエキシビションを連想しました。誰か演技してくれないかなぁ…… いいと思うんだけど。

 ヴォーカルは誰なのか、明記されていないので、ちょっとした議論になっているようです。ボビー・キンボールでないことは確かでしょう。

You Are The Flower/TOTO

2011-07-19 08:57:00 | 70年代洋楽


 最近、ヘヴィ・ローテイションで繰り返し聴いてます…… 
 初めて聴いたのは30年以上前ですが、良さがあまりわからなかった。久々に聴き直してみると、なかなかいい曲だな、と思えるようになった。

 君は ぼくの雨の中に咲く花のようだ…… 

 そんなことを歌ってます。曲の作者は、デイヴィッド・ペイチではなくて、ヴォーカルのボビー・キンボールでした。それもあって、他の曲とはちょっと違う雰囲気が出てますぬ。

Never Letting Go/Phoebe Snow

2011-07-12 06:28:54 | 70年代洋楽


 フィービー・スノウ。名前しか知らない。今年4月に亡くなったそうだ。

 先週辞任した松本氏が、記者会見でこの歌手の名前を出した。出すのは自由だけど、この人を知っている日本人がどのくらいいたのか。ファンの方には申し訳ないが、日本ではほとんど知られていないと思う。現在40代後半から50代くらいの一部の音楽ファンだけでしょう。

 「知っている人だけに伝わればいい」と思ったのだろうか。自分が音楽通だということを示したかったのか。明らかに場違いな発言(引用)だった。政治家の発言は、全ての国民に伝わるような内容にすべきだ。一部のマニアにしか通じないような引用はNG。意味が正しく伝わるかどうか、慎重に考えて言葉を選ばなければならない。

 フィービー・スノウには、何の罪もありませぬ。

Don’t Take Me Alive/Steely Dan

2011-02-24 23:08:32 | 70年代洋楽


 続けてスティーリー・ダンを。このアルバムは、ジャケットは不気味ですが、いい曲がたくさん入ってます。ジャケットだけ見ると、あまり買う気になれませんが、レンタルなどで見つけたら聴いてみてください。

 この曲もギターがいいですねぇ。いきなりイントロからです。たぶん、ラリー・カールトンだと思いますが、最近はこういうギター・ソロを聴かせてくれる人がいませんぬ。

Kid Charlemagne/Steely Dan

2011-02-23 00:04:33 | 70年代洋楽


 スカイツリーを見たら、このジャケットを思い出した。ちょっと不気味だけど。
 特にギター・ソロを聴いてほしい。弾いているのは、(おそらく)ラリー・カールトン。先日、グラミー賞で話題になった人。約35年前の曲ですが、この頃からいい仕事してたんですぬ。

Lucky Number/Lene Lovich

2011-02-19 19:43:31 | 70年代洋楽


 偶然発見した。
 リナ(リーナ)・ラヴィッチの貴重な映像。
 この曲しか知らないんだけど、強烈な印象をぼくの中に残した。

 追記:アルバム「ステイトレス」のジャケットに書かれてある読み方によれば、「リナ」というより「レイナ」の方が近いかもしれない。

Rebel Rebel/David Bowie

2011-01-27 23:49:30 | 70年代洋楽


 最近、ボウイばっかりだな。別にそれほどファンじゃないんだけど。
 邦題は「愛しき反抗」。

 この曲って、たぶん「サティスファクション」を意識して作ったんじゃないか、と最近思うようになった。リズムもそっくりだし。使っているコードもすごくシンプルだ。

 最初に歌詞を読んだときは、自分の子供が男なのか女なのかわからなくて母親が混乱している…… みたいな意味かと思ったのですが、ちょっと違うんですよね。子供の「反抗」ですから。子供が、自らの意思で男か女か区別がつかないような外見になっちゃったんでしょう。当時のボウイみたいに。

 「お前の顔は 支離滅裂だ」って、すごい歌詞だよな。

The Unconventional/Japan

2011-01-06 23:21:21 | 70年代洋楽


 邦題は「奇しい絆」だったか。「奇しい」と書いて「あやしい」と読む。この曲が一番好きだった。曲の原題の意味は、「慣例に従わない」「型にはまらない(型破りの)」連中ということ。
 ベーシストだったミック・カーンが亡くなったそうだ。享年52。若過ぎる死。Rest In Peace.

 なんといってもデイヴィッド・シルヴィアンのインパクトが強いバンドだったが、当時はミック・カーンの方が美男子だと思っていた。音はニューウェイヴ系で、ファッションはグラム系? なのか。70年代後半の英国では、パンク系のバンドと、ジャパンのようにジャンル分けが難しい新しいバンドが混在していて、それなりにおもしろい時代だった。

 彼らの存在があって、80年代の「ニュー・ロマンティック」系の時代へとつながっていく。シンセサイザーを多用した点では、同時期の米国のバンド、ザ・カーズと似ているが、曲の雰囲気はかなり異なっている。