★★★相馬弁研究所★★★

影武者所長による相馬弁講座や相馬地方の紹介…つうか、前代未聞・抱腹絶倒の方言エンターテイメント!!

知床旅情(その3・完結編)

2007-04-01 19:33:25 | 調査・研究・考察・仮説
【前回までのあらすじ】
名曲「知床旅情」(作詞・作曲:森繁久弥)の、意外な事実が明らかになった。
歌詞末尾の部分は「白いカモメ」ではなく「白いカモメ」であるというのだ。
この歌はカモメが主人公・カモメ目線で書かれた歌、カモメソングだったのか・・・
「飲んで騒いで」の「飲んで」るモノは酒ではなく、海水や、イワシ、ニシン等北海の魚のことだったのか!・・・・と、驚愕する影武者所長。
ついに所長はこの歌の真相を究明すべく、調査に乗り出した・・・。


・・・いや、(^^ゞ、調査に乗り出した・・・っつうがよ、
いまちんと、よ~~~っく考えでみだだげなんだげんちょ、
やっぱ、どう考えても、この歌が「カモメソング」っつうのは、ありえねべ。
いちばん問題なのは「3番の歌詞」だどな。3番、じっくり検証してみっか。

【知床旅情(3番)】
別れの日は来た ラウスの村にも
君は出て行く 峠を越えて
忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん
私を泣かすな 白いカモメを

ここでのポイントは
>君は出て行く 峠を越えて
>忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん
・・・この場合、どう考えても「君」=「気まぐれカラスさん」だどな。

んで、
>私を泣かすな 白いカモメを
・・・・「私」=「白いカモメ」

結局、この歌は「君」と「私」の別れの歌だ。
で「君」=「きまぐれカラス」、「私」=「白いカモメ」、
すなわち「カラス」と「カモメ」の別れの歌なのか?・・・って思うがもしんにぇげんちょ、
・・・・・ホレはね~べ。

「カモメとカラスの恋の物語」では、まあ、メルヘンチックって言えっかもしんにぇ~げんちょ、・・・・いくらなんでも「どうぶつ奇想天外」っつうが、ムツゴロウさんもビックリだど!!

この場合、
「人間・男(船乗り等、海関係の職業)」を「白いカモメ」
「人間・女(山もしくは里、あるいは町に住む)」を「きまぐれカラス」
に喩えて表現してる・・・って解釈するのが「大人の常識」っつうもんだべ。

つまり、動物とか、モノを人間に喩える、「擬人法」っつうのがあっけんちょ、
擬人法とは逆に、人間を鳥に喩えた「疑鳥法」が用いられてる!!
・・・って考えれば、すべて納得゛行ぐでね~べが?

擬人法の場合は、「人でないもの」を人格化し、「人でないもの」に対する親近感を抱かせる効果を出すために用いられっけんちょ、
疑鳥法で得られる効果は・・・・「照れ隠し・効果」だべな。

・あの女のゴド、好ぎだったのになぁ~・・・別んにぇっかなんねがったんだよなぁ~・・・
なんか、思い出すど、涙 出てくるしたぁ~~・・・・ってストレートに言うのが、しょ~し(恥ずかしい)くて、

・あの女のゴド、好ぎだったのになぁ~・・・別んにぇっかなんねがったんだよなぁ~・・・
なんか、思い出すど、涙 出てくるしたぁ~~・・・・って、カモメが言ってだっけど

・・・・シャイなんだな。森繁は。

ほんじゃ!!(^^)v

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//////////////////////////////【CM】//////////////////////////////






【おまけ】

※この研究所内で使用されているコトバで、わがんね~コトバがあったごんじゃら、コゴさ行って、自分で調べるように!!
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コメント (6)
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