『ナースが視る人体』(薄井坦子著 講談社)で、東洋医学について説いていただいている。これはまさに「東洋医学とは何か」である、と思う。
『看護学と医学(上巻)』(瀬江千史著 現代社)を読み返すことで、科学的学問体系というものの過程的構造というものが、自身のレベルでアバウトにではあるが描けた、と思える。
それとともに、科学的学問体系として看護学を創出された薄井先生の凄さを再認識させられ、『ナースが . . . 本文を読む
『看護学と医学(上巻) 学問としての看護学の成立─』(瀬江千史 著 現代社)には、「東洋医学とは何か」を書くために為すべきことが、しっかりと説かれている。
自身のアタマの働きをまともなものにするために、『夢講義(1〜6)』(南郷継正 著 現代社白鳳選書)の一からの学びを「学問への扉から学問への道を『“夢”講義』に学ぶ(一)」(『学城 第16号』所収)を導きの灯として、始めた。
その『“夢”講義 . . . 本文を読む
gooブログには一年前の自身のブログをメールで通知する機能があり、自身でも一年前の「自身の認識」を知ることが出来て興味深いので利用しているのであるが、先日、「プラトン・アリストテレスの幸福な人生〜人間にとっての幸福とは〜」と題したブログ記事(自身の)が送られてきた。
それは、一年前の卒業研究(鍼灸学校の)に悪戦苦闘している時期のものであり、その時に『よくわかる哲学用語』(御厨良一著 エール出 . . . 本文を読む
近頃、自身の、また他人の事実から、自己の他人化ということの難しさを痛感させられている。
人間には、相手の気持ちが分かる、認識が分かる能力がある、そしてそのことは人間が社会的な存在である以上、何よりもといってもいい程に大事なことである、逆からいえば、相手の気持ちの分からない人は人間としては問題がある、極論すれば人間失格である。
その何よりも大事であるといってもいい「相手の気持ちを分かる」という能 . . . 本文を読む
東洋医学を専門とするかたと会話するたびに思うことが、論理のレベルということがお分かりじゃあない、のだなあということである。
あることがらに関して、事実として正しい(効果がある)と思えることと、そのことが正しい(論理的である)といこととを、ゴッチャにしているというか平面的に考えてしまっている、もっといえば、自身の論理の(東洋医学の)正しさを主張したいが為に、論理としては、常識レベルですらおかしな有 . . . 本文を読む
近頃、人間の認識は分からない、を痛感すること、させられることが続いている。(そのことで振り回されてしまって......)
端的には、認識論の実力の無さなのだと思えるのであるが、それだけに『夢講義』の一からの学びを!と、その学びの必要性痛感する、とともに『夢講義』に学ぶことが、そこから抜け出させてくれる唯一の、とも思う。
『夢講義』の学びに、全力を尽くしたい。
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鍼灸学校の学びの総括を書こうとして、書けないでいる。為す(成す)べきことは何なのか?と改めて......。
鍼灸学校の学びの総括=(自身のイメージする)東洋医学とは何か、を書こうとして、書けないでいる。『哲学以前』(出隆著 講談社学術文庫)の冒頭部分そのままの、迷いのままに数日が過ぎている。
そのように思い悩む中で思いついた事は、自身は実践家であるのだから、自身の実践の、それを行わせている認識 . . . 本文を読む
認知症に対しての鍼灸治療行なった。一般的治療との二重性で、の必要性を感じる。
昨日の治療、鍼(下肢への腕顆針、外関、風池)灸(足底に数カ所、百会、四神総、頚椎6〜7間、その両側5分)。
頚椎6〜7間とその両側5分への灸に、特に熱さを感じる、とのことであった。
以上の特殊的治療に加えて、一般的治療としての生活指導(主に食と運動の整え)を先週はじめごろから行なっている。
会話も随分とまともにな . . . 本文を読む
マスクをするとブスになる、ということを思うと、人間というものは、創り続けられて、はじめて人間として実存出来ている存在なのだと思える。
少し前までインフルエンザが大流行していたこともあってか、マスクをしている人をよく見かける。自身でも、先日までは国家試験を控えてインフルエンザにかかっては大変、と職場ではマスクを着用していた。風邪やインフルエンザの予防の手段の一つとしてマスクは効果がある、と自身でも . . . 本文を読む
「太陽の塔」の修復の二重性について、NHKラジオで語られていた。これはまさに東洋医学・古典の学びかたである、と思える。
「太陽の塔」とは岡本太郎のプロデュース?で70年の万博の時に作られたものである、が50年近くの年月が経って内部の展示(生命の樹)が壊れたり部分的に失われたりしている、のでそれを修復して公開することとなったのであるが、その修復の方法論について今朝のNHKラジオで語られていた。
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ぶら下がり20分間行った。現在の自身には厳しい運動であった。
以前、南郷先生が「夢講義」(『季刊 綜合看護』現代社)で、人間体にとって必要な運動な運動、として行うことすすめて下さっていた「ぶら下がり20分間」を今朝行った。
自身では、人間体はサル体の変化技とでも言うべきものであり、言って見れば人間はサル体として創られた身体を無理やりに人間として使っている、ものであるからサル体本来の運動=木登り . . . 本文を読む
個人的な雑事に、しょーがない!と諦めの境地に。
現在、職場の状況は入職以来、初めてと言っていいほどに人材的に恵まれ、仕事上のストレス無く、である。
一方、個人的には、鍼灸学校入学以来の三年間分のツケが回って来た、といった状況で、鍼灸国家試験終了以来、それなりに真面目に考え、取り組んではいるのだが、事態は一進一退を繰り返し、次第次第に......。
結局は、ダメだったらしょーがない!と開きなお . . . 本文を読む
鍼灸国家試験が終了して、後は新たなスタートを!と思っていたら、職場の、個人的の、とあれこれ処理して行かねばならないことが、出てきた。
鍼灸学校へ通っているから、鍼灸国家試験を控えているから、等とあれもこれもを後回しにして来たツケが回ってきた、ということなのだと思う。それら雑事をカットして、と思わないでは無いが.......。
しかしながら、上部構造としての諸々の活動というものは、土台があってこ . . . 本文を読む
昨日、今日の認知症に対しての施術の記録。
「昨日の施術」
下肢への腕顆針?(左:胆経、右:腎経)。
両臀部、大腸兪、腎兪への直刺置鍼+吸玉。(以上30分)
大椎、定喘、百会、四神総、女室、失眠、湧泉他の灸(3〜5壮)
「今日の施術」
脊中、陶道、百会、四神総、女室、失眠、湧泉他の灸(3〜5壮)
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時の経つのは早いもので鍼灸国家試験が終わってからすでに一週間が過ぎてしまった。(……ので、もっと頑張らねばとの思いがある。)、が一方で、この一週間の間に『学城 第16号』(現代社)を読み始めることができ、河原での足裏鍛錬、木登り、突と蹴の準備運動を始めることもでき、何よりも(鍼灸学校通学が無くなったので)毎日8時間程度の睡眠とそれなりにまともな食を摂ることができている、と本格的な再始動へ向けての . . . 本文を読む