「マグニチュードを過大に推定した」気象庁が陳謝
NHK WEB NEWS 2020年7月30日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200730/k10012540561000.html
>30日午前緊急地震速報が発表されたものの体に感じる揺れが観測されなかったことについて、
午前11時半から気象庁が会見を開き、加藤孝志 地震津波監視課長は、
「緊急地震速報の処理において震源を本来とは異なる位置に決定し、マグニチュードを過大に推定した。
国民のみなさまには多大なご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします」と述べて陳謝しました。
市のほうでも緊急防災情報を流していたけど
デマ情報のリツイートや拡散の責任が問われている現在において
こういうのは市のほうの責任はどうなるのだろうか。
そもそも緊急地震速報はスピード重視のため、「空振り」が時々出るものですし。
今日の「誤報」は、我が「備えの甘さ」を確認できる機会となりました(気付けば、古代エジプトの壁画の如き滑稽な体勢になっていて、驚きました。当方は気象庁に感謝しています)。
この手の警報で、よく狼少年の話を持ち出す人がいますが
狼少年の寓話では、死ぬのは騙した少年のほうですが
災害警報の場合、死ぬのは騙したほうではなく騙されたほうです。
文句を言うよりこの点は肝に銘じたほうがいいですね。
思い出したのは3.11の後の津波警報高注意報だかで
報道が「3.11を思い出してください!!」と言ったら
トラウマになった被災者たちから
思い出すのも嫌だ、そんなこと言うなとクレームを付けた者たちがいました。
自分の命を助けてもらうのに何を言ってるんだ
と私は思ってしまいました。