富士写真フイルムがまだAXIAブランドでのメディア関連やトイデジなどを販売していた頃のオーディオ用CD-Rです。このCD-Rは貴重なものなのかコメントにて購入場所を尋ねられた事もありましたが、確かにまだCD-Rが高価で各社競い合っていた頃のものなのでそう考えると貴重なのかもしれません。RICOHブランドのCD-RWや三井のCD-R、富士フイルムのオキソライフ国産DVD-Rを集めるというのが一時期流行った形跡がありますし。
購入価格はドフの青カゴより105円。ほかのCD-Rと混ぜられて普通に入っていました。
ドフのメディアは偶にパナソニックのBD-R(国産)が未開封で1個108円などといった破格の場合もありますが基本的に安メディアが1個108円などもとより高い価格が付けられているという印象を受けます。AXIAブランドのメディアをお探しならばオークション他町のカメラ店(フジカラー、富士フイルムの看板を掲げている店舗)に行ってみる、町のCDショップなどメディアが置いてあって売れ残りがありそうなところを探すしかないのでしょう。町のカメラ店に2回だけAXIAのメディアが置かれていた場合がありました。リサイクルショップでも以外に手に入ったりします。
AXIA CD-R PS for AUDIO
デザインはいかにも涼しげなイルカが書かれているようなものです。アクシアの光学系メディアは大体こんな感じだったイメージがあります。
初期の製品だと思われるので録音時間は74分。
裏面には改めて見ても色々書かれています。
AXIAの技術を結集した
高音質設計のオーディオ用CD-R
(独自のオーディオ専用色素と、そり・ひずみの少ないディスク)
●高域から低域まで原音を忠実に記録・再生。
(高反射率73%を実現する純度4N(99.99%)の銀反射膜)
●レンズ汚れなどでレーザー出力が下がったCDプレーヤーなどでも強みを発揮。
(音楽シーンにこだわったAXIA仕様)
●高音質とやすらぎ感をイメージしたディスクデザイン
●オリジナルCDコレクションをさらに楽しくするバックカバーインデックス。
品名 : 録音用CD-R
録音時間: 74分
原産国 : 日本
事業者名: 富士フイルム アクシア(株)
ACD-R PS 74 N
コダックで金を反射膜に贅沢に使用した通称コダ金などと金の反射膜が良いとされていたみたいですがこのCD-Rは銀を採用しているようですね。現在は光学系ディスクそのものがオワコン扱いで価格も下がってしまい各社台湾企業のOEMという状態なのでこんな感じの高品位なディスクはそんなに登場しないでしょう。太陽誘電がオーディオ用の高級金ラベルのCD-Rを出していたりしますが。
ディスクコレクションサイトによると価格は200円後半、自社生産っぽいらしい。
バーコードが省略されているのでおそらく多本数パッケージからバラされたものだと思います。使ってみたい(せめて製造元が知りたい)のですが一個しかないので開けられませんw
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