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跡地だったけど別の用途で使ってみよう

三菱化学メディア Verbatim CD-R 50PACK SR80SP50V1

2014-03-13 21:26:06 | CD-R/CD-RW

三菱化学メディアが(アイ・オーデータ機器)Verbatimブランドで販売している普通のCD-Rメディアです。

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三菱化学メディアのメディアはこんな感じで虹色を使ったりとパッケージが派手

売り場に並んでいる時は周りに色々商品が並んでいるのでそんなに思いませんが、作業机に置いておくとかなり派手に感じます。

購入価格は某家電量販店にて約1500円
CD-Rスピンドル50枚入りの価格としては妥当で一般的だと思います。

MITSUBISHI KAGAKUMEDIA Verbatim  CD-R 700MB データ用 48倍速対応
おそらく国内メーカーCD-Rで唯一のアゾ色素使用品。といってもかつてのSUPER AZOの時がピークだったらしく現在は高速書き込みを重視したSONIC AZOになっていますが。
SONIC AZOでもアゾ色素は紫外線などによって記録が消えてしまう事態に強い色素です。といっても最近は三菱化学メディアのCD-Rでもフタロシニアン色素の物(恐らくOEM)が数多くならんでおり、そのうちアゾ色素のCD-Rは消えてしまうかもしれません。
とある店舗では「フタロシニアン色素仕様で安心!」という商品紹介をしていました。

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SONIC AZO(ソニック アゾ)色素の解説
グループ(溝)形状を高速記録に最適化、レーザー光を無駄なく吸収することで記録マーク形成の時間を短縮。AZO系有機色素の特徴であるデータ保存安定性と耐久性はそのままに高速記録を実現しました。

アゾ色素特有の記録保持安定性はSONIC AZOになっても健在らしい。というよりこの安定性が無くなってしまったら、VerbatimのCD-Rを選ぶ理由がありません。
アイ・オー・データ機器社のWEBページではアゾ色素全般に関しての特徴が解説されたページを見ることが出来ます。
このSONIC AZO色素解説の上にはバーコードがある。50パックとしての型番はSR80SP50VA

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大体の製品何時は付いているラベル?
ここに書いてある通りこのディスクはデータ用、700MB、中国製です。
インクジェットプリンターによりレーベル面の印刷が可能
インデックスカードは1枚のみ付属

国内他メーカーは日本製(太陽誘電 スタート・ラボ)か台湾製(CMC,Ritekなど)くらいなので中国製なディスクは国内メーカーとしては珍しいのではないでしょうか。
他にソニーのCD-Rがメキシコ製だったりもします。
このラベルまで派手な虹色をしており、三菱化学メディア Verbatimのトレードマークとしているのでしょう。
nero CD.DVD SPEEDで表示されているディスク製造者はVerbatim、MIDは91m34s23f
中国の自社工場で生産しているのか、それとも色素を提供してどこかに製造してもらっているのか。

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付属してくる1枚のインデックスカード
■使用上のご注意という使用時の注意書きが掛かれているカードとつながっています。
書かれている注意書きの内容は常識的なディスク取扱い方法と同じです。初期不良の保証は購入後1年間
インデックスカードに50枚全部の内容をそのまま書き込んでも分からなくなってしまう可能性大なので何かしらの工夫が必要だと思います。

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ディスクの記録面とレーベル面
レーベル面にはブランド、仕様などの表記なし

記録面は有機系色素独特の青色ですが、AZO色素が変わっていく度に青色が薄くなっていっているような…
もしかしたらディスク1枚に使用する色素をコストダウンのために年々少なくしていっているために薄く感じるのかもしれません。
当たり前ですが5枚使用したところ問題はありませんでした。

Verbatimブランドの製品は三菱化学メディアの販売からアイ・オー・データ機器に移管するとWEBページになっていますが、製品に変わりがないのは何故だろうか。
思い当たるのは一時期廃止されていたMITSUBISHIブランドの記録メディアが最近増えてきた事でしょうか。
100円ショップ(セリアなど)にはMITSUBISHIブランドのCD-R・CD-RWやDVD-Rなどが1枚105円で販売されています。



Picture by :Panasonic LUMIX DMC-TZ3

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2 コメント

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三菱化学メディアのCD-Rはアゾ~スーパーアゾまで... (みはりん)
2014-03-13 22:04:55
三菱化学メディアのCD-Rはアゾ~スーパーアゾまでのメディアの色素が濃かったのに対して、ソニックアゾからはかなり薄くなっています。スーパーアゾ時代が人気のピークだったのはその辺りの事情があるのかもしれませんね。
http://miharin.island.ac/recharge/tmp/azo.jpg
(左がスーパーアゾ、右がソニックアゾです)
ソニックアゾになってからは三菱化学メディアのCD-Rは使わなくなったな…。
返信する
コメント・画像ありがとうございます。 (無名)
2014-03-14 01:00:16
コメント・画像ありがとうございます。
確かにスーパーアゾは濃さがまったく違いますね。当初スーパーアゾは互換性に欠けるや高速書き込みで安定しないという評価でしたが、現在ではこのような状態になるとは…
スーパーアゾはオーディオ的性質も良かったらしくコピーCD-R作成にも用いられていたらしいです。

現在ではソニックアゾとはいえアゾが生き残っていますが、記事本文の通り一部の店舗では他社OEMと思われるフタロシニアン色素の三菱化学メディアCD-Rを「フタロシニアン色素採用で安定性能!」と売り文句で販売していたのもあるのでアゾも終わりが近いのかもしれません。というよりフラッシュメモリや不揮発性メモリが高性能化・安価化して現在のカセットテープのような状態に光学メディアはなるのかもしれません。
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