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ヤマト高設栽培に植えるイチゴ苗を夜冷庫に入れました。
今日から約3週間くらい毎日夕方から翌朝まで夜冷庫を閉め切って庫内の温度を15℃にします。
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朝から夕方まではシートを全部あけてしっかりお日様パワーを浴びてもらいます。
ところで『夜冷庫』って知ってますか?
夜冷庫っていちごの苗を冷やすための巨大なお部屋だと思ってください。
なんでイチゴの苗を冷やすの?って思った方へ
簡単に言うと、それはズバリ『いちごをだますため』です
っていってもなんのことやらですよね。
詳しく説明すると、いちごに花を咲かせるためには温度と日長(昼間お日様が照っている時間)管理が必要なのです。
夜冷庫は読んで字のごとく「夜、冷やす」為の巨大な冷蔵庫だと思って下さい。
くわの農園では庫内温度を15度、夜冷の時間を夕方5時~朝の9時くらいにしています。
夜冷庫で夜間温度を15度、日長時間を8~9時間に設定することで、いちごの四季感覚をだますんです。
イチゴにとって、それはまるで秋~冬が来た!って感じです。
いちごの定植をする(夜冷庫から出庫する)9月中旬から下旬の気温を『春』と勘違いしてビックリして早く花を咲かせなくては~ってあわてるんです。
本当はまだ秋なのに春と思わせる。
このためにいちごの苗を冷蔵庫の中で冷やすんですよ~。