つれづれなる・・・日記?

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【映画】『バベル』雑感

2007年05月05日 | 映画/DVD
ごらんになる予定の方は読まないことをお奨めします。

さて、本題に入る前に、違う意味で話題になっているフラッシュの場面について。

クラブでチエコ(菊池凛子さん)が踊るシーンのことだと思うんですけど、まぁ、確かに言われてみれば・・・というくらいですね。
世界各国で公開されていて、日本だけで騒がれているわけで、オイラとしては、演出ということで気にはなりませんでした。

も、もしかして、オイラが鈍感なだけ・・なのかな?(爆)

と、いうことで、本題。

ネタばれしてます。











一言でいうとしたら、なんとも難しい映画だわ。

3つの話は特に難しいってことはないと思うんです。
ただ、頭で組み立てながら見ないといけないのと、結局のところどうよ?ってのもあって。
消化しきれてない。組み立て切れてないだけなんでしょうかね。

ご覧になっている方がほとんどだとおもってかきますが、最後に時間戻るんですが、あれって編集1つでもっと違う見せ方ができたような気がしつつ、こういうのもありか?と思いつつ。
当時に起きるから当然、当時に画面に出すわけにいかんから、順番に並べないといけないわけだけど、それを入れ替えてみると、違った感じになるような気がしないでもない。

日本とのからみというか関連性が他の2つと比べると薄いし、日本だけなんか時間の流れが別というか、持ち主以外のからみもなく。
どっかしら、銃撃の話か国境突破後の話にからんでれば。。。と書くのは簡単だけど、それはそれでかなり難しいし。
なんかの偶然みたいなのであってもよかったのかな?

3つの独立した話としても、それぞれのオチが。
まだ、モロッコのあの兄弟の話はあれでいいと思うんですが。
モロッコがはっきりしたのに、メキシコと日本は、で!?どうなったの?がいっぱい。
特に、チエコ(菊池凛子さん)の手紙とメキシコの運転手のその後が気になる。気になる。(それ以外にもあの兄弟とか薬のこととか・・・。)

凛子さんの演技。
これがメインに見にいったようなところがあり、書いておきますが、聾唖として普通にしてるようにしか見えなかったもんなぁ。
ぬぎっぷりもみごとでした。
変ないやらしさがなかったのは大きいかな。
流れがあっての裸だからなぁ。
でも、前半のはかなりあぶなくないですか?



ここでいつもの評点です。10点満点 平均5点

物語:(6)
評価は分かれるだろうねぇ。
ただ、話そのもののいいたいことはわからんでもない。
と、言ってそこまで賞賛されるものか?といわれるとちょっと疑問符。

音楽:(7)
ところどころインパクトあり。
民族音楽のつかい方はよかったと思います。
ただ、ちょっと?なところもあり。

映像:(6)
フラッシュについては最初に書いたとおり。特別強調するものはないけど、マイナスの印象はなし。

演出:(6)
特記することはとくになし。


配役:(7)
外れてはいなかったように思います。

総評:(7)
お奨めは・・・好みが別れると思うのでしません。
見てどう思うかはおまかせします。


映画のHP
『バベル』公式HP



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