今日の東スポに先日の埼玉県の河川敷での中学生殺人について専門家の意見も掲載されていたのだが、結論は「中学に入ったあたりから、地域の武術道場に入れるとグレずに済みます」ということである。
親が地域が学校が、と言っても結局は本人を守るのは自分なのである。空手を習ったからといってすぐに強くなるわけではないが、まず心理面でもたくましくなり、そのうちに継続することによって強くなっていくのである。特に私どもの防具空手は実際に当てて当てられて実際の感覚を身に着けるので役に立つものだと思っている。
私とて最初に始めた動機は、大きい相手に負けたくない、強くありたい、という単純な動機である。そのためには稽古を一生懸命することで、下手な遊びに付き合っている暇はない。
自信がついてくると堂々とした態度をとれるようになり、人になめられることはない。
今夜はそのことを稽古前にそのような話をしてコツコツと努力をすることが大切だ、という話もした。
悲しい事件であるが、そのたびにこの子が強かったならなぁ、と思うのも正直ある。
冥福を祈るしかない、合掌。