6/ 5(水) 函館スプリントＳの展望

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　今月から北海道競馬が始まっていよいよ夏競馬の到来です。今日はサマースプリントの第一弾、日曜メインの函館スプリントＳを検討してみます。ここを勝って、札幌のキーンランドＣで好走すれば、秋のＧⅠに向けて視界が開けてきます。昨年の勝ち馬キミワクイーンや、二年続けて2着のジュビリーヘッドが今年どんな走りをするかもポイントでしょう。過去10年の3着以内馬の傾向をデータで追いながら予想してみます。なお、登録数が多いので、除外馬が多く出る見込みです。

 

函館スプリントＳ【2024年6月9日函館11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

函館スプリントステークスの過去10年データ、好走馬一覧（2024年6月9日函館11R） | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 

1）前走（ステップ）　※（　）内は今回該当する馬で、〇数字は前走の単勝人気順

　〇高松宮記念　　　4頭（ビッグシーザー⑨7着　シュバルツカイザー⑱13着

　　　　　　　　　　　　　　　 マテロウオリオン⑰16着）

　〇桜花賞　　　　　3頭（＊該当なし）

　〇京王杯ＳＣ　　　3頭（プルパレイ⑫13着）

　〇春雷Ｓ　　　　　3頭（サトノレーヴ①1着　カルネアサーダ④4着　

　　　　　　　　　　　　　　　 シナモンスティック⑦8着　ジュビリーヘッド⑫9着）

　〇ヴィクトリアＭ　2頭（＊該当なし）

　〇ＮＨＫマイルＣ　2頭（＊該当なし）

　〇オーシャンＳ　　2頭（オタルエバー⑭12着）

　〇韋駄天Ｓ　　　　2頭（ディヴィナシオン⑩5着　カイザーメランジェ⑯15着）

 

　3年前から施行時期が1週前倒しされて早くなっています。一応過去10年の間隔で言えば、わりと分散していますが、比較的中3～5週あたりが多い印象です。該当するのは、前走が鞍馬Ｓだった4頭と上の京王杯ＳＣの1頭です。

 

2）性齢　※頭数は延べ数

　〇3歳　7頭　　 〇4歳　9頭　　〇5歳　7頭　　〇6歳　3頭　　〇7歳以上　4頭

／〇牝馬  10頭　  〇騸馬　2頭　　　　

 

　世代的には4歳が最多ですが、ポイントは比較的3歳馬が好走することと牝馬が強いということで、特に3歳牝馬は要注意でしょう（今年は出走していませんが）。連覇のかかるキミワクイーンやシナモンスティックには好材料です。

 

3）血統

　近年は父ロードカナロアなど父系ミスプロ系が活躍しています。ロードカナロア産駒で該当するのは以下の3頭です。

※サンデー系＝　　、ノーザンダンサー系＝　　、ミスプロ系＝　　、

　ナスルーラ系＝　　、ロベルト系＝　　

　・キミワクイーン　　：父ロードカナロア(キングカメハメハ)／母父ダイワメジャー

　・サトノレーヴ　　　：父ロードカナロア(キングカメハメハ)／母父サクラバクシンオー(Prncely Gift系)

　・ジュビリーヘッド　：父ロードカナロア(キングカメハメハ)／母父ディープインパクト

　

4）JRAホームページのデータ分析

　JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。

（データ分析：エプソムカップ　今週の注目レース　JRA）

 

　①栗東所属の二桁人気馬の激走に注意

　②高配当の使者は6歳以上馬

　③ねらいは前走の勝ち馬より2着以下に惜敗した馬：特に重賞とリステッド戦

　④前走1600ｍで6着以下の馬の巻き返しに注意

　⑤距離実績のある古馬と3歳牝馬に注目

 

　しいて当てはまると言えば、ゾンニッヒでしょうか。あとはビッグシーザーくらいというところで。

5）宮田式バイオリズム◎

　・オーキッドロマンス　　　2・2・2・3

　・カルネアサーダ　　　　　5・6・1・11

　・サウザンサニー　　　　　4・3・2・2

　・ジャスティンスカイ　　　6・1・0・6

　・セッション　　　　　　　2・2・2・5

　・ディヴィナシオン　　　　4・8・4・35

　・レイベリング　　　　　　4・1・1・5

 

6）結　論　　

　近年は①人気が好走していますが、今回の人気上位候補は3頭でしょうか。ビッグシーザーは前走ＧⅠ高松宮記念⑨人気7着で、人気が下がるようなら狙いたいところですが、血統的には小倉の方が推せる馬です。函館の芝が合うかどうか。サトノレーヴは下級条件とはいえ、函館の実績が1・1・0・0ですから、これはまずまず無難です。アサカラキングは前走初の1200を先行して圧勝しました。重賞実績から言っても、ここは一歩リードというところです。この3頭が馬券から外れれば高配当必至です。中心視しているのは去年の勝ち馬ミワクイーンです。前走はマイル戦を使って⑮人気16着でしたが、その前のオーシャンＳは⑤5着、馬体重22㌔増で、勝ったトウシンマカオから0.5差なら大いに情状酌量の余地ありだと思います。活躍傾向の牝馬でもありますし、人気を下げそうな今回はねらい目だと思います。相手は上の3頭のほか、同じ牝馬のシナモンスティックとカルアサーダ、シュバルツカイザーとジュビリーヘッドなど多士済々です。穴馬としてはゾンニッヒを挙げたいのですが、武の騎乗が個人的には悩みどころです（笑）。あと、出走できれば、血統的にレイベリングは走りそうな予感はします（距離が1200ではありませんが、札幌2・0・0・0です）。ということで、今日は、

 

　◎キミワクイーン　〇サトノレーヴ　▲アサカラキング　△ゾンニッヒ　でまとめておきます。

 

　今日はにわか雨の心配がないそうですので、布団でも干しますか。外仕事もはかどりそうなので、今のうちに片付けてしまいましょう。本日もお読みいただきありがとうございました。紫外線にご注意ください。