今度の土曜に重賞競走はありませんが、今日はこの時期の函館競馬の伝統のハンデ戦、マリーンSを検討してみます。ハンデ戦ながら過去はわりと上位人気馬(実績馬)が強く、1頭くらい人気薄を連れてくるヒモ荒れのパターンが目につくレースです。今年はどうなるでしょうか。過去10年の3着以内馬からトレンドを探ってみます。なお、今のところ22頭が出走登録しているので、8頭が除外になる見込みです。
1)斤量(ハンデ) ※( )内は今回の該当馬
・57.5㌔ 4頭
・57㌔ 6頭(テーオードレフォン ルコルセール)
・56.5㌔ 1頭
・56㌔ 7頭(キングストンボーイ トウセツ プリンスミノル
ホウオウルーレット)
・55㌔ 4頭
・54㌔ 4頭
・53㌔ 4頭
2)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
〇大沼S 20頭(ナチュラルハイ⑧2着 テーオードレフォン②4着
プリンスミノル④6着 ライラボンド⑩7着
メイショウユズルハ⑨8着 タガノクリステル⑪9着
ルコルセール⑤11着 ホールシバン⑬12着
バトルクライ⑥13着)
〇アハルテケS 2頭(サンライズジーク⑪14着) 前走との間隔(ローテーション)では、中1週の大沼Sはともかく、傾向的には間隔が短い方が好成績を上げています。久々(4・5ヶ月ぶり)で連に絡んだのは、前走が重賞だった馬だけです。
3)性齢 ※頭数は延べ数
〇4歳:5頭 〇5歳:15頭 〇6歳:6頭 〇7歳:3頭 〇8歳:1頭
/〇牝馬:2頭 〇騸馬:3頭
4)血統
近年の傾向からは、父ミスプロ系(キングカメハメハ系)で母父サンデー系の馬が好成績に映ります(このクロスは去年③人気2着のルコルセールのみ)。ここ2年では父ヘニーヒューズが好調です。ここでは、父ミスプロ系のみを挙げておきます。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・キングストンボーイ :父ドゥラメンテ(キンカメ)/母父フォーティーナイナー
・トウセツ :父ダンカーク(Unbridled’s Song)/母父チチカステナンゴ(Grey Sovereign)
・ルコルセール :父ロードカナロア(キンカメ)/母父サンデーサイレンス
5)JRAホームページのデータ分析
*重賞競走でないため、JRAのホームページのデータ分析はありません。
6)宮田式バイオリズム◎
・サンライズジーク 2・2・0・7
・トウセツ 4・5・2・8
・プリンスミノル 4・2・2・9
・メイショウユズルハ 4・3・6・10
・リキサントライ 4・1・3・18
・レッドゲイル 4・2・2・9
7)結 論
土曜当日の函館の天候は曇のようですが、前日の金曜は雨が降るようです。降水量にもよりますが、馬場は重か稍重でしょうから、重馬場巧者が台頭してきそうです。ハンデ58㌔で走れるならばベルダーイメルが実力的には上ですが、軸馬は「王道」の前走大沼S組から選ぶのが「筋」かなと思います。上位組から中心視するのはプリンスミノルです。末脚のいい馬ですが、opクラスではちょっと足りません。そこを今回は締まった馬場で補えるのではないかと見ています。相手は、やはり大沼S組の上位から、ナチュラルハイ、テーオードレフォン、ライラボンド、メイショウユズルハあたりかと思います。あとバトルクライもいますが、どうでしょうか。復帰後2戦がイマイチで、前走大沼Sも⑥人気13着。実績的に1400の方がいいのは確かですが、1700も決して対応できない距離とは思いませんので、今回人気を下げるようなら一変に注意が必要だと思います。あとは、トウセツ、キングストンボーイ、ホウオウルーレット、穴で怖いのはホールシバンといったところでしょう。目数が多いので、当日はオッズを見ながらもう少し絞り込まないといけませんが。
ということで、今のところは
◎プリンスミノル 〇ベルダーイメル ▲ホールシバン △ホウオウルーレット
でまとめておきます。
昨日枝木の剪定をしていたらアシナガバチに指を刺されるし(処置が早くて大事に至らずに済みました)、寝違えたのか一日中首筋が痛くて夜は寝返りをうてないし……。それで今朝は早々に目が覚めてしまいました(年のせいじゃないです 笑)。週末までには両方とも何とか治るとよいのですが。今日も一日がんばりましょう。本日もお読みいただきありがとうございました。
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