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レース展望と回顧、馬券術について

日曜東京GⅢ エプソムCの展望

2023-06-07 | 予想

 東京競馬のGⅠシリーズもひと区切りで、次の日曜の重賞エプソムカップは、GⅠレースでは少し足らないものの、実力のある好メンバーがそろいました。おそらく東京は金曜から日曜まで雨模様でしょうから、馬場の悪化が見込まれ、予想はなかなか難しそうです。

エプソムカップ【2023年6月11日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

エプソムカップの過去10年データ、好走馬一覧(2023年6月11日東京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 エプソムカップの過去10年を見ると、1番人気の馬が3着以内を外したレースが6/10回と、馬券に絡めないケースの方が多かったことがわかります。加えて、先週、東京競馬はオークス以来4開催日続けて11・12Rで1番人気が3着以内の連に絡んでいるのでそろそろ危ないなどと書きましたが、安田記念のあった4日(日曜)も11・12Rともに1番人気馬が連に絡みましたので、これはまだ人気順が不明ですが、エプソムカップで1番人気になる馬は危険信号が灯っていると見ています。

 まず、雨重の巧拙を見ておきましょう。良馬場のレースしか走ったことのない馬もいるので、判然としませんが、血統や実績などから、個人的なイメージでやれそうな馬を拾ってみると、

・エアロロノア    牡6(父キングカメハメハ)  1・0・1・1 去年マイラーズ・稍重5着

ガロアクリーク   牡6(父キンシャサノキセキ) 去年エプソム・重2着と皐月賞・稍重3着

・ジャスティンカフェ 牡5(父エピファネイア)   新馬・不良1着 去年エプソム・重4着

・ヤマニンサルバム  牡4(父イスラボニータ)   重まで0・2・1・0だが、新潟大賞典・不良7着

・ラストドラフト   牡7(父ノヴェリスト)    2年前、AJCC・不良でアリストテレスの3着

 ここは去年、重馬場のこのレースで2着したガロアクリークに一番適性があるように思います。ただし、まるまる1年の長期休養明けです。久々でも走るタイプとはいえ、全幅の信頼を寄せるまではどうかという感じはあります。

 去年のこのレースで1番人気4着だったジャスティンカフェも有力どころですが、安田記念を除外になって、ここに出てくるインダストリアは、今回1番人気を争うと思われるそのジャスティンカフェに、前走ダービー卿CTで競り勝っていて、実力的には文句なしです。あとは馬場適性があるかどうかでしょう。ヤマニンサルバムもこのレースと好相性の4歳馬で、雨馬場が下手なこともないのでしょうが、前走の雨・不良の新潟大賞典では、勝ったカラテよりも斤量で3キロ軽くて13馬身の差をつけられました(7着)から、ねらい馬にするのはちょっと腰が引けます。

 最後に宮田式バイオリズムから今回のレースが好相性の馬を見ておきます。

 インダストリア   4・1・0・4 (※今回1~3着で等式成立。以下略)

   エアファンディタ  6・4・0・11

   ガロアクリーク   2・1・3・7

   ショウナンマグマ  3・1・0・10

   マテンロウスカイ  3・4・3・1

   ヤマニンサンパ   3・1・0・7

 というわけで、今日の推しはガロアクリークインダストリアの2頭です。明日には追い切り情報なども入ってくるので、調教具合を見ながら、ねらいを絞っていくつもりです。本日もお読みいただきありがとうございました。実質的には関東もすでに梅雨入りしていると思いますが、今日も一日がんばりましょう。


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