次の開催が3日間開催ということを忘れてました。今日は来月のエリザベス女王杯のトライアル戦、府中牝馬Sを検討しますが、このレースは、その3日間開催の最終・月曜のレースとなります。メンバーを見渡すと、ブレイディヴェーグとマスクトディーヴァの対決といった様相で、世間的には、3頭目に何が来るかがポイントになりそうですが、二強対決はどちらかがコケることも多いので、個人的には、軸選びをまず慎重にいきたいと思っています。過去10年の3着以内馬の傾向を見ながら有力馬を探ってみます。
1)前走(ステップ)
※( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
〇クイーンS 9頭(コンクシェル⑥5着 ラリュエル⑪9着 モリアーナ⑧12着)
〇関屋記念 5頭(※該当なし)
〇ヴィクトリアM 3頭(マスクトディーヴァ①3着 フィールシンパシー⑩12着 ライラック⑨14着 ハーパー⑧15着)
〇札幌記念 2頭(モズゴールドバレル⑩9着)
前走との間隔では、中10週が最多で、中8週と中4ヶ月が次位です。中10週は、前走クイーンSの3頭と関越S①9着の アスコルティアーモ、中8週は、小倉記念④2着の コスタボニータ、同⑨5着の セントカメリア、中4ヶ月は、安田記念⑬7着の フィアスプライド、マーメイドS⑪5着の ラヴェル、同②13着の ミッキーゴージャス、エプソムC⑧11着の ルージュリナージュらが該当します。
2)年齢
〇4歳:17頭 〇5歳:10頭 〇6歳:3頭 〇7歳以上:なし
4歳優勢ですが、ここ4年間は5歳馬が4連勝中です。全体として年長馬はお呼びでないようですから、6歳のフィアスプライドはやや苦しい感じですが、はたして……。
3)血統
全体的には父サンデー系が優勢な感じがしますが、流行廃りもあって少し難解です。ここ2年の3着以上馬に限れば、父ロベルト系、母父キングカメハメハ(ミスプロ系)の血脈が見えますので、この2種で該当馬を拾ってみます。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・モリアーナ :父エピファネイア(シンボリクリスエス)/母父ダイワメジャー(サンデーサイレンス)
・ライラック :父オルフェーヴル(ステイゴールド)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
・ラリュエル :父ディープインパクト(サンデーサイレンス)/母父キングカメハメハ(Kingmambo)
・ルージュリナージュ:父スピルバーグ(ディープインパクト)/母父ルーラーシップ(キングカメハメハ)
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
① 前年以降2000m未満の重賞で2着以内の実績
② 前走1着か着差0.6秒以内の2着馬、
/それ以外はGⅠ3着以内の実績必要
③ 同年に東京で多頭数(15頭以上)のレースを走っている
④ 馬番は内目(1~8番)が優勢
⑤ 過去6年の勝ち馬の前走の4角通過順は4~10番手
条件的に浮上する馬を並べると、一番手はマスクトディーヴァ、以下ブレイディヴェーグ、ハーパー、フィアスプライドの順です。
5)宮田式バイオリズム◎
・コスタボニータ 5・4・3・7
・フィアスプライド 5・2・2・10
・ブレイディヴェーグ 3・2・0・0
6)結 論
人気が予想されるブレイディヴェーグとマスクトディーヴァ、2頭の優位は動かないと思いますが、両頭とも照準は次のGⅠで、ここは叩き台ですから、波乱の余地はあると思います。逆転候補としては、フィアスプライドを考えています。昨年のこのレースは4着でしたが、勝ったディヴィーナとは0.1秒差、上り時計はメンバー最速でした。東京なら、ヴィクトリアMで2着だったように、マイルの方が適性があると思いますので、その点だけが不安ですが、2強の仕上がり次第では、先にゴール番を駆け抜けるかもしれません。あとは、モリアーナとライラックあたりでしょうか。コスタボニータとコンクシェルも先行力があるので、もしかしたら押し切れるかも知れませんが、このメンバーではやや分が悪いと判断しておきます。穴の期待はハーパーの復活劇でしょうか。
ということで、まとめると、
◎ブレイディヴェーグ 〇マスクトディーヴァ ▲フィアスプライド △ハーパー……
で、人気上位中心の馬券になりそうです。
本日もお読みいただきありがとうございました。関東は今晩から急に晩秋並みの寒さになるようですので、どうかお気をつけください。今日も一日無事に終わりますように。
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