Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

週明けの展望 東京・共同通信杯

2023-02-06 | 予想

 今度の日曜日の東京メインは共同通信杯です。その次の週はGⅠのフェブラリーSですから、競馬をやってると月日の過ぎるのが本当に早く感じられます。共同通信杯と言えば、去年の2着馬がジオグリフ、その前の1着馬がエフフォーリア、3着馬がシャフリヤールで、過去にもGⅠ勝ちした馬が何頭も出ている出世レースです。皐月賞やダービーなど、3歳牡馬のクラシックに直結するだけに、これはわくわくします。今回の出走馬にもGⅠ級の馬がいるのでしょうか。

 出走予定の馬を一瞥すると、暮れのGⅠレースを走った組と新馬勝ちしたばかりの2頭の対決という構図に見えます。まず、一番手はホープフルS4着のファントムシーフ。同レースでは、マークしていた(はずの)ミッキーカプチーノには先着しましたが、前残りの1・2着馬には届きませんでした。実力を認めつつも、連絡みできなかったところに、一級馬としての資質にやや物足りなさを感じます。続いて、前走・朝日杯3着のレイベリング。新馬勝ちで臨んだGⅠレースで、1着馬と遜色ない脚を使っていますから、これも実力は折り紙つきですが、父Frankelが血統的に日本の芝では1600前後のイメージがあるので、2000、2400といった距離で勝てる馬なのかという疑念もあります。これは同レース16番人気で4着に入ったキョウエイブリッサも、父がグレーターロンドンで、まだ種牡馬としての産駒が少ないものの、同じような傾向を感じます。あと、GⅠではありませんが、前走ガストリックが勝った東京スポーツ杯で2着に入ったダノンザタイガーも有力候補の一頭です。最近ハーツクライの産駒成績がGⅠでは一頃の勢いがないのが心配材料ですが。

 これに対して、新馬の勝ち上がり組では、まずタスティエーラ。前走の新馬戦は先行して楽勝しました。上がり脚もまあまあですが、父サトノクラウンの産駒成績が、まだ2年目とはいえ、いまいちなのがどうでしょうか。それならば、同じく新馬戦を6馬身差で圧勝したもう一頭のタッチウッドは、父がドゥラメンテで、半兄がこの前のAJCCを勝ったノースブリッジなので、こちらの方が評価できるかもしれません(母系に潜む短距離の傾向が出ていないことを望みます)。

 まだ、週明けなので、これから調教具合などを見ながら、じっくり検討したいと思いますが、今の段階ではファントムシーフ vs タッチウッド というのを本筋に、穴馬を拾い上げるという線で考えています。タッチウッドが一線級相手にどれだけやれるのか、楽しみですね。

 その他、日曜は中京で、エフフォーリアやドウデュースが出走するGⅡ京都記念がありますし、土曜の東京では3歳牝馬のGⅢクィーンCもありますので、今週はこちらのレースもよく検討したいと思います。

*阪神の間違いです。お詫びして訂正します。

 今日もお読みいただきありがとうございました。今週もまたがんばりましょう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2月5日 今日のレース回顧と反省 | トップ | 土曜レースの展望 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

予想」カテゴリの最新記事