昨日はホープフルSの出走予定馬に重賞勝ちがいないなどと大嘘を書いてしまってすいませんでした。東京スポーツ杯勝ちのガストリックと京都2歳S勝ちのグリューネグリーンの2頭のGⅢ馬が入っているので、お詫びして訂正いたします。迂闊にも、たまたま2頭が見えない画面で出走馬を眺めていました。
さて、2日後に迫った2歳牡馬のGⅠレースは、どの馬が強いのか、正直なところよくわかりません。昨日有馬記念を勝ったイクイノックスも走った東京スポーツ杯は重要なステップレースですから、これを勝ったガストリックをまず中心と考えるのが妥当ですが、同馬を筆頭に2戦2勝の馬が他にもいて、どれが一番強いと判断するか、決め手に欠けます。そこで?「決め手」ではなく、「決め脚」を比較して2戦2勝馬(と1戦1勝馬)の有力どころを探ってみようかと思います。距離やペース、馬場などは一切度外視します。
6~8月 9月 10月 11月 12月
・ガストリック 33.3 34.0
・セブンマジシャン 34.9 34.7
・ファントムシーフ 33.9 33.5
・ミッキーカプチーノ 33.7 34.6
・ジェイパームス 33.8
・ボーンイングランデ 36.0
・ワンダイレクト 34.1
今回のメンバーの中では、10月のデビュー戦(芝1800m)で33.3の末脚を繰り出したガストリックの「時計」を上回る馬はいません。その限りで、同馬が実力があるのは確かです。しかし、東京S杯の最速の末脚を計時したのは、同馬ではなく1番人気で3着になったハートコンチェルト(33.8)でした。また、去年東京S杯を勝ったイクイノックスと時計を比べると、
ガストリック 1分45秒8 34.0
イクイノックス 1分46秒2 32.9
ですので、ガストリックが抜けて強いかと言われると、そこまでは、という感じがします。
となると、6月・9月、2歳の早い段階で続けて、上がり33秒台の脚で連勝してきたファントムシーフと、新馬戦で、のちに京都2歳Sを勝つグリューネGに勝っているミッキーカプチーノも当然有力候補と思われます。今のところ、私的には、ガストリックを含めたこの3頭から軸馬を決めようと考えています。
今日の午後、枠番が発表されるので、続きはそれを見ながらまた考えます。今年の納めのGⅠです。みなさん、がんばりましょう。