わたしは六百山

サイゴンでの365日を書き直す 

停電 ベトナム便り 42

2006年03月29日 | できごと
こちらk-603.(写真はホンブンロン:孵化数日前のあひるの卵。ピンボケはご容赦)
去年の10月21日に書いた記事への コメントが届きました。興味のある方は、左の〔最新のコメント〕欄の最上部をクリックしてください。
ここで私は 「ラダック」について書きました。全ては『ラダック 懐かしい未来』という本に基づいて書かせてもらったのですが、その本の著者 ヘレナ さんが、来日されるそうです。

さて、今日(3月28日)は突然、あさ 8時から停電になりました。その停電は夕方6時まで続きました。ベトナムで最大の都市の中心部が一日停電したのです。
一流ホテルやデパートはすぐに自家発電に切り替えますからいいのですが、一般事業所や商店、家庭は、この一年で暑さの最も厳しい時期に、エアコンどころか、扇風機もかけることができず、冷蔵庫の中のものは腐ってしまうし、からだはあせだらけ・・・。
こんな中で、私は扇子を打ち振りながら、午後1時から3時間の過酷な時間帯の授業をやり通しましたが・・・。
たぶん、この停電は、乾季の終わりでダムの貯水量が減ってきているため、計画的にホーチミン市を停電にさせたのだろうと、何人かがいっていました。
それにしても、なんのお知らせもなく、市の中心部(一区)を麻痺させて
しまうのですから、やることが派手です。
市民はたいして不平を言うでもなく、平然と停電を受け入れている様子でした。

写真のホnブンロンですが、以前食べたときは薄暗い庭先のようなところでした。だから、なにも見えませんでした。
きょう、昼間、学校前に売りに来たのを、学生がつかまえて、ご馳走して
くれました。よく見ると、ちゃんと羽毛があるじゃありませんか。
うまいうまいと言って食べたのも、暗かったからで、明るかったら目をつぶったでしょう。
でも、もう、大丈夫になりました。


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