わたしは六百山

サイゴンでの365日を書き直す 

就職 ベトナム便り 96

2006年08月01日 | 日本語教師
こちらV-603.
写真は究極のバイク。
水牛の角のハンドル、ベトナムの風景を描いた彫刻ボディー。水牛の皮のシートカバー。

学生が二人で、ホテルを訪ねてくれました。
一人は先週就職が決まったといって、報告してくれました(6月に卒業論文が通って、就職活動をしていました)。
不動産関係の会社で、とても条件がよく、友達からもうらやましがられていると、明るい声で、報告してくれました。
その条件を聞くと、今の私よりずっとよさそうなので、自分の子供のことのように嬉しくなりました。
二人に、餅入りのぜんざいを ご馳走しました。
ところが、ふたりとも餅には興味を示したのですが、熱いぜんざいの汁には困っていました。そしてついにこういいました。
「先生、冷蔵庫の氷を入れてください」
こうするとベトナムのチェーという飲み物になります。
彼らには 異文化体験のため、梅干と味噌汁も飲ませました。
反応は、困った顔 でした。

就職が決まった学生が、こういいました。
「社長は、英語とフランス語が上手です。でも日本語はできません。私は、(ちょっと笑って)できます」
てれながらいいましたが、うれしい ひとことでした。


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