杜の街・ハーブハウス便り

ハーブやアロマに囲まれて
~日々の生活を楽しんでいます~

永遠の0

2014-01-12 14:58:45 | 日々の暮らし

先週半ば、友人とアルパーク(広島市西区)北棟の109シネマズに映画を観に行きました。

 

永遠の0

私の好きな俳優、岡田准一さんが扮する零戦搭乗員「宮部久蔵」の家族と祖国への思いを描いた作品。
百田尚樹さんの原作。
残してきた妻と幼い娘のために「自分の命を惜しんでいた」宮部少尉が、
最後は自ら進んで特攻に赴き、後輩に自分の妻と子を見守ることを託す“壮絶な生きざま”を描いた映画です。

平日の映画館は、熟年の方も多かったけれど、戦争も、まして特攻のことも知らない若いグループが数多くいて
始まる前はちゃらい話声がうるさかったので心配していましたが、
始まると同時に静まり、途中から館内にすすり泣きが聞こえ始め・・・
皆が感動しているのが伝わってきたのでよかったです。

実際、感動しました。

私ごとになりますが、私の実の祖父も、戦死していて、
祖母は、母と弟の二人の小さな子供を抱え、大変な苦労をしたそうです。
その姿が(実際見たこともないのに)映画の中の井上真央さんの演技と重なり途中、胸がいっぱいになりました。
最後に1度だけ、宇品港まで逢いに行ったのが永遠の別れとなり、祖父は高雄で戦死。
船ごと撃沈されて、遺骨の代わりに箱に入った石ころが一つ・・・祖母の元に帰ってきたと聞きました。
弟が風邪をこじらせ一夜の患いで肺炎で亡くなった後、人の勧めで祖母は母を養女に出し再婚したようです。
その家で母は後を継ぎ、父は養子に来ました。それが私の実家。
それでも、私は、血のつながらない祖父母にとてもかわいがられて育ち・・・
その事実を知ったのはずっと後のことです。
そういう事情がいつも頭にあったので、この映画は観に行きたいと予告を見た時から思っていました。
亡くなった祖父の姿を想像しながら、想いと重ね、映画を見てしまう自分がいました・・・。

話は変わりますが、
私は二男の大学の部活(少林寺拳法)の応援に行った時には、
日本武道館に行く前に必ず靖国神社にお参りし、実の祖父の冥福を祈ります。
そして、おじいちゃん、勝たせてやって!と息子のことも祈ります。
そのおかげも少しあるのか、昨年の全日本では団体優勝し、日本武道館賞を受賞しました。
ありがとうございました。

また話を戻しますが、
映画の後、友人も感動したというので、どこで?と聞くとお互い、どことはっきり答えられない・・・
でもいろいろなシーンで感動したよね~と。
そんな話をしながら余韻に浸りました。


ランチはアルパーク北棟1Fの カフェ セルロイド
映画の半券で10%OFF。

ガレットのサラダランチをいただきました。パンは食べ放題。 

   

ガレットの上に、焼いた完熟トマト、生ハム、サーモン,ポテト、温泉卵、サラダ・・・どれもおいしくて
久しぶりのカフェメニュー
美味しかったです。

楽しかったです

ところで
今日は日曜日なので、2014年大河ドラマ「軍師官兵衛」があります。
こちらも岡田君が主役。
楽しみです。

さあ、
元気が出たところで、主人のお見舞いに。



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