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神社があれば日本は平和に

2020-01-27 20:31:55 | 歴史

加瀬英明氏と対談されたイタリア半島のサンマリノ共和国のカデロ大使は日本の神社めぐりが趣味で、すべて、見て回ったという。
そして、サンマリノの母国にアマテラスを祭神とする神社まで作ったという。

日本人に初代天皇を言える人は少なくなりつつある中で、日本は外国では思った異常に日本人よりよく知っている人が多くなっている。

日本人は昔の人は、労働を大事にしていた。労働を嫌がる中国は纏足といって、上流婦人にわざと、足をきつく縛り、奇形にした。
西洋もトラバーユというと、労役や陣痛を意味して、ろくなことがない。
しかし、日本ではトラバーユの雑誌を女性が嬉しそうに持ち歩いているのを、外人が見て驚いた、という。

 

 

加瀬英明・カデロ著 『神道が世界を救う』

 

1 神道は論理より体験重視?


 「神道は宗教でない。だから、信者はいない。

神道は直観に基くから、おおらかで、和を重んじる。理屈を嫌う。
日本では宗教戦争が起こらないのは日本人にが論理に関心がないからで、論理がもたらす真実を絶対視しないから。日本の和は体験を重視する」と。

 半面、だから、以前の小泉首相のワンフレーズに動かされる欠点もあるが。深く考えるより、わかりやすい言葉を好む傾向は考える事が苦手という欠点になる。


2 日本人はカタカナに憧れる?

「借金というと恥ずかしいイメージだが、ローンとかクレジットというと、返済しなくても、少しも恥ずかしくないものに。
 長く使われた言葉には責任感あり。カタカナ語になると、借り物なのに束縛なくなる。

 カジノと言えば、博打だが、カタカナでカジノあるいはIRと言うと、責任感がなくなる。
一方、日本は海岸の渚で人と神が出会う場所と考えた。常世の国は海の彼方にあると。


  日本には常世信仰がある。
その例として、外国の良いものをとるということ。

日本女性は外国人もほとんどしない、海外のブランド商品を目の色を変えて買う。シャネルとかグッチなど。常世信仰の行き過ぎではないか。

 他にも、日本語にはカタカナ外国語が多いのもその例だ


 中国の漢詩には海をうたったものがほとんどないが、日本では万葉集をはじめ、海を取り上げた者が圧倒的に多い。

 中国では仙人信仰があり、仙という字は人+山で、山に理想郷がある、と考えた

 日本人は自信に欠けている。海外から常に学ぶという常世信仰のためか」と。

日本人の新しい物好きは世界でも際立っているのではないか。
島国だから、世界ではどうなっているか、と常に関心を持つ。
 だから、いつまでたっても、ぶれない人は少なくなる。ちょっとしたニュースでkロッと好き嫌いが変わるのではないか。


3 日本人と西洋人の微笑みの違いは?

「西洋の微笑みは、あなたに対して微笑んでいるのだ、という、相手を狙い撃ちする微笑み。


日本人の微笑みはどこにも焦点を合わせず、全世界に対して微笑んでいる。

日本人がつねに微笑みを絶やさないのは、まわりの人々を幸せにしようとするのと和を保つために。すると、自分に戻るから」と。

 

4 日本人は仕事を祈りのようにする?

 「日本では上流、下流を問わず、働くことが祈ることだった。

 神社の鳥居も注連縄も、商店の暖簾も、結界といって、俗界と神聖な空間を分けた印だった。
暖簾も結界で、その内側は、商いをする神聖な場所だった。


  店の従業員が喧嘩をする時、まず、屋号を染めた法被を脱いで、わきに置いた。屋号を染めた法被は、店からもらった神聖なものだったから」と。

一心不乱に一つの事をする。それが、職人魂で、日本の製造業の製品が優秀なのはそのせいか。

日本の国語辞典には上に心がつく言葉が何ページまある。400以上か。

 英語では、ハートが言葉を引くと、hearatburn 胸やけやheartattack心臓麻痺など十ちょっとしかない」と。

 

 やはり、伝統的に真心、誠実さは日本の根本にあると思う。どうも、日本人は金融始めとするアメリカ型の博打型のグロバリゼーションは合わないか。


5 日本は和の国?

 「日本は和の国である証拠は、人を罵る言葉の数が、他の国々に比べてはるかに少ない。

 罵倒語は、イタリア人よりもイギリス人、アメリカ人のアングロサクソン民族の方が多い。アルコールも、ウイスキーとかジン、ラムといった強い蒸留酒を飲む国なので、気が激しいのでしょう」と。


「日本だけ、パン屋さんとか、お菓子屋さんとか、酒屋さんとか、会社も三菱さんとか、サントリーさんというように「さん」をつける。親しみがあっていい。これも神道の発想から来ている。

 物に「お」をつけるのも、世界の中で日本だけ」と。


日本では万物を大切にして、敬意を払うから。


6 秀吉や家康は西欧の奴隷化を防いでくれた?

「イエズス会の正式名称は、宣教師たちを「イエスの兵士」として、ComaniadeJesusというと、イエス軍だった。


 キリシタン宣教師は、イエス軍なので、日本の信者を煽動して、神社や寺院を破壊させた。信長、秀吉、家康の時代のイエス軍は、今日のアルカイダそっくり。宣教師は、ヨーロッパのキリスト教国が、富と植民地を取るための尖兵だった」と。

もし、信長が光秀に殺されず、長生きしていたら、宣教師を優遇しただろう。鎖国は無かったと思う。

 でも、長期的に見ると、南米植民地のように、キリスト教を土台にして、日本も西洋の奴隷になっていた可能性が強い。


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