333ノテッペンカラトビウツレ

 奇跡は 誰にでも 一度おきる だが おきたことには 誰も気がつかない

The Curious Case of Michael Joseph Jackson

2009-06-27 02:37:59 | SP(Standard Program)
●1日あちこちと移動して働きながらも、何だか妙な気持ちがしてしょうがないのはやはりマイケルのことを考えていたからでしょうか。正直、あまりにも色々なことがあり、何から書いていいかわかりませんよ。周囲の人はご存知だと思いますが、俺は「80年代のマイケルっていいよね」という人間ではなく、「いや、マイケルってずっといいよ」と思ってここまで来ました。一昨日とかも仕事の移動中に爆音でマイケルを聴いたりしてましたからね。昨日、今日にマイケルを爆音で聴いた人は多かろう。しかし、一昨日に聴いた人間が日本に何人いるというのだ?なので気分的には「やっぱ、流れるのはスリラーなのか」という気持ち半分、「やっぱスリラーだな」という気持ちも半分。簡単にいうと千々に乱れております。

●世界で最も多くの人から嬌声と完成を浴びながら、世界で最も「僕は孤独だ」と思い続けた男マイケル・ジャクソン。「50歳の若さで亡くなった」というフレーズを目にする度に「子供のまま大人になってしまった男」というフレーズが頭の片隅によぎる男。「世界中が悲しみに暮れています」というフレーズを耳にする度に、数年前に耳にした「子供を陥れる悪魔」というフレーズがリフレインする男(この問題については最近出た『マイケル・ジャクソン裁判』という本を御読みください)。悲しいというにも、何かが終わったというにも、永遠を叫ぶにも、何にせよ、あまりにも複雑で数奇な人生を歩かざるを得なかったために、どこか奇妙な感じが漂う男。何にせよ、9年を経過してやっと「20世紀の終わり」という感じがする金曜。

●もちろん、今日のビデオはマイケルではありません。今日はビデオはありません。あなたの頭の中に残っているマイケルの音楽を鳴らしてください。ワンフレーズだけでも良ければ何曲か鳴るはずです。