God is in the details

飛行機模型にまつわるあれこれ

仙台でお買い物

2007-01-30 23:29:37 | Weblog
仙台出張最終日。帰りの新幹線までちょっと時間があいたので、レ○ナルドへ突撃。旧店舗時代に一度行ったことがあったが、現在の駅前の場所に移ってからは初めて。もとより、キットは特に探しているものもなかったので何も買わなかったが、レジン・エッチングパーツが半額セールだったので、ダンボール2箱をあさってみた。買ったのは、Ultracastの排気管がP-51用とスピットMk.V用、KMCのF-4用サイドワインダーレール、Bf-109G用ディテール、Black BoxのF-100D用コックピットにEduardの1/72 F-4用エッチング。もっと箱の底まであさりたかったが、電車の時間が迫ってきたので、ここまででギブアップ。会計時にレ○カードを出したら、支店ごとに異なる色で押されているスタンプを見た店員に、ずいぶんあちこち渡り歩いてるんですねと驚かれた。そんなにレ○ファンのつもりはなかったんだけど

今回買ったファントム用エッチングパーツで、エアブレーキのダウンをやってみたくなったワン。

病臥中

2007-01-22 10:56:37 | Weblog
ひどい風邪をひいて、この週末はプラモにまったく触れず。仕方ないので、5年前に買ったままになっていた、この本↓をやっと1/3ほど読んだ。



緒戦では、日本が物量で連合軍を圧倒していたことがよくわかる。「プリンスオヴウェールズ」「レパルス」撃沈の一部始終を目撃していた英軍機がいたことを、初めて知った。日本の陸攻隊の統制のとれた攻撃模様が記録されている。

会社帰りに本厚木ポストホビーに寄って、トラペの1/48パンサーをゲット。良くも悪くもトラペクオリティーだな。あと、ここのお店に、拙作のメッサーが期間限定で展示中です

コックピットは

2007-01-18 21:52:36 | Weblog
True Detailsのレジンパーツをベースに、インパネは本サイトのアーティクルで何年も前に組んでいた、Eduardの塗装済みエッチングパーツ。サイドウォールのプラカードも、エッチングパーツから切り出して貼り付けた。本当はプラカードのデカールがあればよかったのだが。まずインテリア全体を黒で塗ってから、後半をマスキング後、斜め上からジンクログリーンをエアブラシして陰影をつけてみた。が、どうせ組んでしまえば自然に影がつくので、普段はわざわざ黒で下塗りするなんてことはしない。そういえば、インテリアにスミ入れやドライブラシをしなくなってから久しいなあ。

いろいろP-51Dの写真集を見ているが、マーキングが全然決まらない。キットのデカールの"Big Beautiful Doll"も悪くないが、幅広のB型ノーズに合うだろうか?ほかの候補は"Cripes A' Mighty"とか"Bad Angel"とか・・・

いいお買い物

2007-01-14 20:39:11 | Weblog
レオナルドから新春セールのハガキが来ていたので、日出町へ。(めぼしいものがめったにない秋葉原本店は、最近足が向かない。)収穫はこちら。



袋キットはハセガワ1/72 F-4J/Sファントム900円なり。最近出たロービジキット、買わなくて正解だった。ファインモールドの1/48 MGFF機銃身とRevi12のセットは1000円。ReviはもっとモールドのいいQuickboostを持っているからいらないが、MGFFは田宮の109Eを作るときに使おう。小池画伯による富士重工のカレンダーは展示品現品特価3割引き。このほかに、3割引きでオスプレイのルフトヴァッフェものを一冊買った。

次に、明日、仕事で使う六角レンチを買いにハンズに寄ったら、



クリアランスセールコーナーに、展示品現品特価のイワタのエアブラシが。HP-CHという0.3mmノズル、7cc固定カップつきで、定価19000超がなんと13500円!イワタのエアブラシは、昔メール交換していたアメリカ人モデラーが絶賛していて、以来ずっと気になっており、最近も新宿のさくらやホビー館で売っているのをチェックしたりしていた。本日が最終日で、現品1個のみ(しかも、展示品といってもショーケース内)ということで、思わず買ってしまった。これで塗装の腕があがるかな?

Hannant's便が来る前につくっていたのはこちら。



最近陸軍機は興味が薄れがちなのだが、キャノピー可動第2弾としてやることに。実機のキャノピーレールの構造がよくわからないので、簡略化してL字型の金属レールをとりつけた。P-51のキャノピーは、閉状態からそのままレールに沿って平行にオープンするわけではないので要注意。昔、新宿イエサブに展示してあった某プロモデラーの作品はこれを間違えたがために、キャノピー後端が胴体から浮き上がってしまっていた。

ノーズはP-51Bのパーツを流用するので、シミングして胴体幅を広げておく。



キットのキャノピーフレームのレールにかかる部分を切り欠き、全体も削り込んでヴァキュパーツの内側にはめ込む予定。キャノピーのrigidityを保つため、円弧状ブレースはキットパーツをそのまま利用。仮止めしたエッチングパーツをガイドにして、穴あけを行った。

やっと届いた

2007-01-14 01:41:39 | Weblog
年末・年始を挟んだせいもあってか、通常よりも倍以上の時間がかかってやっとHannant's便が届いた。

国内ですでに出回っている、EduardのA-5フォッケがバックオーダーになってしまった。Amazonとは違って、送料を2重に払わないといけないんだろうな。



今回届いた、Griffonのハリケーン用ホイールセット。主車輪ハブの中央につくフックのような細かい部品も別になっているし、尾輪もホイールとストラットが別になっている凝りよう。そろそろハリケーンを再開しようか。



キット付属のとんがりスピナーは後期型用で、Mk.I用にするには一回り小さくしないといけないことにも気づいて、パテで裏打ちして削り込んだ。

できたわさ

2007-01-07 13:23:52 | Weblog
もっと製作過程を楽しみたかったんだが、できてしまったものは仕方がない。 

本来、機体のラインを崩したくないのでキャノピーは閉めた状態で作ることが多い(従ってディテールアップしたコックピット内が見えるよう、透明度の悪いキャノピーはなるべくヴァキュームパーツに換える)のだが、今回開閉可動とすることによって、機体ラインとコックピットの視認性の両立を図った。別の機種を作るときも可動が可能か検討してみよう。



アンテナ線のこっち側は、0.2mmドリル軸に細いワイアを巻きつけて作ったばねを通した。ループアンテナは特価で入手したカッティングエッジのメタルパーツ。キャノピーをオープンにすると裏側が見えるので、ゲートの処理跡などが目だってみっともなくなることも。今回も、キャノピーをとりつけてからゲート跡が内側から見えてしまったので、キャノピーフレームに沿ってダークグレーのデカール貼ってごまかした。



でもって、アンテナ線のこっちの端には、エッチング製の銃弾ベルトを2コマ切り出して作った取り付け金具を。ちょっとぽってりしすぎたか。胴体のアンテナ線引き込み部の丸いハッチのモールドは下過ぎたので、埋めてもっと上に彫りなおしている。

Anton Hackl

2007-01-07 01:11:59 | Weblog


やっているのはこの人の機体。デカールはパネルナンバー等の細かいステンシルも極力貼った。ただし、資料として参照しているThomas Tullisの"Eagles Illustrated"のカラー側面図を見ると、黄帯や尾翼の白塗装の部分はステンシルがオーバーペイントされているようなので、それに習った。がっかりしたのは、ダブルシェブロンがオーバースケールなこと。正確さには欠けるが、迫力が増してかっこよくなったとしておこう



キャノピーに、スライドつまみ、防弾板、レバー、ばねつきワイアなどのディテールを接着。防弾板のステーを切り詰めすぎて寸足らずになってしまった。



キャノピーの可動化工作は一応成功したが、ばねがへんな利き方をして閉状態になりにくくなった。風防のエッジに細い黒ICテープを貼って摩擦力で閉状態でも固定できるようにした。

フィレット周辺のすれはげを今回初めて白鉛筆でやってみたら、手軽にいい感じにできたので、このテク採用。失敗しても水で湿らせた綿棒で落とせるし。



注文してあるMoskit排気管が未来永劫届かないような気がしてきたので、手持ちの別の機体ので似ているものを流用することにした。

ラッキーベイフォートへ行ってきた(2)

2007-01-03 19:22:19 | Weblog
新春セール中のラッキーへ。通常キット10%OFFはしょぼすぎるが、アルクラッドのメタルカラーが1本たった200円の特価になっていたので買いだめしておいた。通常国内価格が1500円ぐらいと高すぎたので、今までは海外通販のついでに買い足していた。Jet exhaustとかは重宝しているが、最近は国産のカラーでも優れたものが安価で入手できるので、以前ほどアルクラッドの需要はないかもしれない。あと、FUKUYAというメーカが出している、48メッサー109G用の挽きものピトー管・機銃身セットというのも初めて見た。ちょっと欲しかったが、価格が3000円弱と高く、今作っているやつでは20mmは自作し、13mmはファインモールドのフォッケ用を流用、ピトー管もファインモールドのものを使ってしまっているので、見送った。MoskitかUltracastのメッサー用排気管も見つからず。今作っているやつは、今度の3連休中に完成させたいのだが、それまでにHannant'sから届くだろうか。

塗装大詰め

2007-01-03 00:39:51 | Weblog


RLM76を塗ってから、ブルータックでマスキング。通常は平板の上で転がしてブルータックを直線状に伸ばすのだが、今回の機体の塗りわけラインは割と細かく波打っているので、わざとでこぼこのまま貼り付けた。



RLM74、75の塗りわけをしてから胴体横の76のマスク部分をはずし、0.2mm径エアブラシに塗料を入れ替えてモットリング。ものの本には、モットリング時には塗料を通常よりも薄め(リターダーを入れ)、エアブラシのノズルを絞って空気圧を下げて吹くよう書かれていることが多い。しかし、私は通常より空気圧を上げてやっている。当然ノズルはうんと絞るわけだが、塗料の粘性やらで細いノズル穴から出にくくなっているのを、高めの空気圧で無理やり押し出すとともに、塗料のアトマイズを促進して飛沫を細かくするといったイメージ。上の写真でパネルラインをプリシェイディングしているが、ほとんど効果がなくなってしまった。もっとも、大仰にパネルライン周辺が黒ずんでいるような仕上がりは好きではないが。



この後、国籍マークのマーキング。デカールを犠牲にしてつけておいたけがき線にそってマスキングテープを貼りこむ。金属薄板のステンシルでマークを塗ったこともあったが、位置決めが難しかったので、今回はこのような方法でやってみた。



塗装終了。誰の機体をやってるか、わかる人にはわかるでしょう。

塗装開始

2007-01-02 14:47:21 | Weblog


主脚にはエナメル線でブレーキラインを追加。これを固定するのに、1mm幅のプレカットマスキングテープを使ったらちょっと太すぎたので、2箇所目は0.5mm幅のICテープを使用。ICテープは密着性・粘着力もよかったので、今後はこれで行こう。テープの繊維様テクスチャを隠すために、上からメタルプライマーを塗り、エナメル線の固定補強も兼ねた。金属パーツを接着するのに瞬着よりも時間のゆとりが欲しい場合、メタルプライマーを使うこともある。補助ロッドのようなものを0.4mm径のプラロッド(プラストラクト製)で追加。ラジエーターやオイルクーラーインテークの作動ロッドもこれを使ったが、特に強度が必要とされない場所では、金属よりプラ材の方がカッティング&接着が楽だ。オレオはプラパーツの上からエッチングパーツを貼りこもうと思っていたが、サイズが合わないので割愛。



排気管の上のひさしは真鍮板(エッチングパーツの余白)から切り出し。



楽しい塗装作業の始まり。ホイールベイのマスキングは、ブルータックとティッシュを併用。