God is in the details

飛行機模型にまつわるあれこれ

下ごしらえ完了

2007-02-25 14:20:38 | Weblog


スピナー後半とプロペラブレードはハセガワ。田宮のブレードは根元のカフスが短いせいもあり、末広がりが強調されて見えて、ちょっとみっともない。ホイールベイに付く前照灯も、大きすぎる田宮パーツは使わずにハセガワのものを採用。でもこちらは逆に小さすぎるかも?

内側ホイールカバーはホイールベイといっしょにセットされていたAires製。エッジが実機のカバーをそのまま縮小したかのような驚異の薄さ。主脚側のカバーもセットされていたが、主脚への取り付けに若干難がありそうだったので、田宮パーツのエッジを少し薄くして使うことにした。

フラップはUltracast。田宮パーツでは、アップ状態にしたときにフィレットに当たる部分に実機にない切り欠きがあるが、このレジンフラップでは修正されている。でも、そのままでも目立つ部分ではないし、気になるならパテで埋めれば済むだけの話なので、わざわざ買うほどのことはなかった。四角いトレッドパターンを有する車輪と排気管もUltracast。後者は片方のものが事後変形していたので、先日仙台で買った同パーツの出番が早速きた。

ラジエータインテークには仕切り板を追加。アウトレットのシャッターも可動にしている。



脚柱はトルクリンクなどの肉抜き・穴あけを行い、ボルトヘッドや先端の固定リング(エッチングの照準リングを流用)、ブレーキラインのパイピングを追加。

パイロンはヴァーリンデンのP-51用アクセサリーセットより。

2つあるバックミラーの支柱は、0.2mm真鍮線を適当なサイズの真鍮パイプに通してペンチでつぶした後に整形したもの。芋付けは不安なので、風防側に固定用0.3mmの穴を開けておいた。ミラー本体はハセガワのパーツ。鏡面のへこみを光硬化パテで埋めた。ちなみに、100円ショップで売っているブラックライト(マジックペン)をあてると、ものの数秒でパテが硬化する。


本日買ったもの

2007-02-24 23:48:08 | Weblog
迷った挙句、Eduard(元Accurate Miniatures)のIl-2を買ってしまった。スツーカもそうだが、対地攻撃機は自分にとって作るか作らないか微妙なアイテム。シュトルモビクもアキュレイト版を2回買って2回とも処分した過去があり。Eduard版は値段がさらに上がった(森の里くらぶ特価でようやく6000円を切っていた)のだが、面白いマーキングのデカールが含まれていたり、エッチングパーツやプレカットマスクなどのおまけや、魅力的なパッケージにもくすぐられて買ってしまった。

下2点はハンズで買った伸びる粘着テープとブラシつき瞬着。前者は翼端灯やバブルキャノピーなどの曲面のマスキングに使えないかと思って。後者の瞬着は先を斜めにカットしたブラシがついている。ブラシ付き瞬着は普段使っているが、これまではブラシの先端を自分で斜めにカットしていた。

写真を撮った後で、そういえばデカールも買ったはずなのに写っていなくておかしいなと思ったら、紙袋ごと捨ててしまっていたことに気がついた



あわててゴミ箱から回収したものの、しっかりと折り目が orz

最近の買い物

2007-02-23 19:33:06 | Weblog


Roll Modelsから取り寄せた、JLCというチェコ製?メーカのノコ。刃が細かくて(細かいのとさらに細かいものの2種類)薄く、しっかりフレームに固定されているのでしならず、持ちやすいので力もかけやすい。試しにレジンパーツを切り離してみたが、非常に使い勝手がよかった。これは超お薦め。

十字

2007-02-17 20:36:17 | Weblog


P-51は胴体と主翼が合体。ノーズ下から主翼前縁にかけての接合部を整形すれば、メインの工作は終了。主脚付け根から翼のスパーまで抜けている、レジンのディテールが秀逸。

機銃は、最内側のブラストチューブのみ金属パイプに置換、他はプラのモールドにドリルで穴を開けただけ。

可動にしたキャノピーだが、座席をコックピットに仮置きしてみると、穴あきブレースが座席背部にあたってクローズ状態にならないことが判明したので、ブレースを切り取り、位置をずらして再接着。

そろそろ小物にとりかかろう。

肩こった

2007-02-12 22:20:20 | Weblog
P-51の主翼にAiresのホイールベイを組み込む。



上翼が透けるぐらい、削りに削ってやっとこさ収まった。これにほとんど1日かかってしまった 田宮のキットはそのまま組むと主翼の上反角が不足気味になるようだが、レジンのホイールベイパーツを接着することにより角度が矯正された模様。



翼下面の識別灯。モールド部に穴を開けてから、表側に粘着テープを貼り、裏側からクリアレッド・グリーン・オレンジの塗料をそれぞれ流し込み、さらにその上からクリアーレジンを流し込む。硬化後、裏側からアルミテープを貼って主翼上下を接着。金属板を丸くプレスして反射鏡を作ることも考えたが、注文中の矢坊主が未着のためあきらめた。


ハリケーン完成

2007-02-11 14:14:49 | Weblog
ダサかっこいいハリケーンが完成。手をつけ始めたのはかれこれ7年ほど前になろうか。そのときにサーフェイサーで埋めておいた胴体羽布部だが、なかなからしく仕上がったと自画自賛しておこう。 マーキングはタック少佐機だが、よく知られたスピナーを赤白に塗り分けたものとは別の機体だと、今回使用したAeroMasterデカールのBattle of Britainセットに書かれている。

このキットがリリースされた当初、ハセガワのモールドがさらにグレードアップしたと感じたのだが、レジンパーツ並みのディテールのコックピットを始め、改めてその印象を強くした。ハセガワのベストキットにかってに認定

使用別売りマテリアル:
排気管、パイロットシート+防弾板、主脚庫・・・Ultracast
主尾輪、前照灯パーツ・・・Griffon
デカール・・・AeroMaster
キャノピーマスク・・・Eduard

未使用マテリアル
ハリケーン用プレカットマスキングシート・・・Tally-ho

こんどはOK

2007-02-08 13:29:12 | Weblog
Meteorより、P-47D用Pyn-upデカールと、カッティングエッジのF-8クルセーダー用レジンインテークが到着。



Pyn-upデカールは、先日国内の某店で見たときには4000円以上もしたので購入に踏み切れなかったのだが、今回は送料が$6.50で済んだこともあり、お得な買い物になった。

遅くて高いよ

2007-02-05 20:56:37 | Weblog
バックオーダー分のEduardフォッケA-5がHannant'sより到着。しっかり送料別途請求(しかもキット本体よりも高い)で合計30.85GBP。さらに、1ポンド200円ぐらいかと思っていたら242円で、換算すると約7500円! _orz 

しばらく立ち直れません

Iwata impression

2007-02-04 20:43:20 | Weblog


岩田のエアブラシのテストを兼ねて、ハリケーンの迷彩塗り分けをフリーハンドでやってみた。今まで使っていたエアブラシに比べると、個々のアクションがシャキーンと精度よく行く感じで使用感もよく、迷彩の境界もよりシャープに塗り分けられた。噴出される塗料の角度分布がより急峻にコリメートされている印象。ただ、マスキングしてぶわーっと吹くいつものやり方よりもだいぶ時間がかかってしまった。1つ気になるのは、風量調節バルブ。これって、コンプレッサーにレギュレータがついていれば不必要なものではなかろうか?とにかく、このバルブが下に出っ張っているので、主翼の付け根などにノズルを近づけて吹いていると、ときどき模型に当たってしまうのにはちょっと困ってしまった。個人的には、この岩田のように、ノズルキャップ先端が絞り込まれているものが好き。自分が持っている他のものは、キャップ先端がラッパ状にキャップが広がっていたり、4つに割れていたりしている。



こちらはP-51。この程度機首の幅を広げておくと、B型用のノーズがぴったりと合う。



バQキャノピーの内側にキットパーツのフレームを接着。キャノピー前方内側下部に、L字に曲げた金属小片を接着して、胴体側のスライドレールに噛み合わせる。これで可動というのもおこがましいが、一応できた。オープン状態のキャノピー下端がコックピットの縁と平行ではないこと、フレームを切り欠いた部分のキャノピーの厚みがあると、胴体と干渉して正しいオープンポジションにならないことが見て取れる。