God is in the details

飛行機模型にまつわるあれこれ

レイトンハウス マーチ 1988

2009-06-29 23:39:19 | Weblog
予約注文してあった1/43のミニカーが到着。6500円もしただけあって、なかなかの完成度。一時期プラモを作ろうとタミヤの1/20キットを所有していたこともあったのだが、作るのは飛行機だけで手一杯な気がして処分してしまった。車は完成品で満足しましょうということで、最近結構Minichampsとかのミニカーを買っている。

この独特の色合いを見るとバブル期を思い出す。まだ学生だった自分が数年通っていた都内某所にも、レイトンハウスのショップがあったっけ・・・

F-1カーは1990年頃のがいちばんいいかな。最近の車は細かい整流板がごてごてとついて好きになれない。

Scale Aviation

2009-06-20 01:24:52 | Weblog
スケビ雑誌の7月号購入。「スケビ」という下品な略号を目にするたびに気分が悪かったが、お寒い内容といい、微妙なグラビアアイドルが出てくるところといい、今やその呼び名がふさわしい。

創刊当初は、旧日本軍機かドイツ機の特集ばかりで辟易としたものだが、今回のベトナム戦特集は最近の自分の興味にもマッチしており歓迎である。作例やその写真もおおむね素晴らしく、酒本氏も何機も作例を手がけてがんばっている。多数の機体が紹介されている反面、個々に割かれるページ数は必然的に減ってしまい、イントルーダやTA-4Fなど半ページしか紹介されていないのがもったいない。

今回特にひどいのは誤字。1/72 F-105Dの数ページだけでも

サンダーバズ
F-84面影
エリアルールは適応されておらず
推力向上方
着たい後部
中央部を大きく絞ったその概観は

といった有様。誤字のないページはないほどで、商業誌にはあるまじきレベル。腹がたったので、アートボックスに苦情のメールを入れてしまった。

・上田氏のモノクロイラスト・・・なんとなく見覚えあり。MG誌の使い回しかな?

・こが氏のF-8記事・・・機首の機銃が20度も下に向けられるとは初耳。水平に刻まれた機体の弾道溝も20度下向きになるのかしらん?

・蛇の目の花園・・・MG誌の「世界の駄っ作機」ともども読んだことがない。

・宇宙もの、SFキャラもの・・・興味なし

・山本画報・・・確かにソ連機はかっこ悪い気がするが、この徹底した反ソキャンペーンは何?こういう政治的ないかれ文章は模型誌では目にしたくないもの。

・愛のプラモ、よれよれ道場・・・女だから何買いても許されるでしょといわんばかりの、いまさらな内容が毎号つづられている。むかしのスケビもつまらない小コラムが多かったが、「飛びゲー三昧」ともども、いらないかな。

・トリダンのN氏・・・今月号ではないが、洋書店で遭遇した人品卑しからぬ紳士にアプローチしたいきさつは、なかなか人品卑しいものだった。

・Bf-109のHPDPBカラープロファイル・・・これは素晴らしい。

こんな内容で1380円は高すぎるのに、(今月号ではないが)使わない零戦やフィギュアのキットを抱き合わせてさらに高い値段で売ったりするのだから困ったものだ。

新しい号が出るたびに、舌鋒鋭くスケビを批評していた某ブログに記事がアップされないのだが、「こんな内容なら次からは買わない」と書いていた通りに買わなくなったのか、あるいは批評しづらくなるような何事かがあったのか・・・


TSR-2

2009-06-11 17:59:03 | Weblog
最近出たAirfixの48キット。巨大である。大きさの割にはパーツ数が少なく、プラの厚みも相当で、ちょっとおもちゃっぽい。一番困ったのは、インストがかなりいいかげんなこと。左右の部品を取り違えて指示してある箇所がかなりあった。インストの指示通りだと、そもそも部品がはまらない、あるいはそのままつけると脚扉が構造的に開かなくなったりするのだ。とにかく形にするのが精一杯であったが、実機資料と見比べると、まだまだミスがあるのかもしれない。デカールの質は抜群であった。