God is in the details

飛行機模型にまつわるあれこれ

F4U-4 or F4U-4B

2010-09-15 12:47:35 | Weblog


猛暑で微速前進だったコルセアがやっと完成。工作で苦労したので、塗装はシーブルー一色で楽をさせてもらった。



CMKの改造セットに含まれていたバキュームキャノピー(左)は経時変化で黄変していたので、-1D型と同じキャノピーを装着していた-4初期型のマーキングを探すことにした。キャノピーは当初田宮キットのパーツを使うつもりでいたが、厚すぎるのが気になり、HLJから買ってあったロブ・トーラス社のバキュームキャノピー(右)に代えた。これは通常のバキュームキャノピーよりも肉厚なためカットはしづらいものの、ふにゃふにゃしてないのでむしろ接着などの取扱いはしやすい。プラパーツと通常のバキュームパーツの中間的な性質だが、透明度は抜群。

マーキングは手持ちのスーパースケールデカールにあったものだが、いざ貼る段になってF4U-4ではなくF4U-4Bと書かれていたのでぎょっとした。両者は機体構造が大違いなので、いまさら-4Bと言われても困るのだ。ただ、In Actionでは-4と書かれていたので、それを信じてBu. No.のデカールのBをカットして貼り付けた



アンテナ線の引き込み部に、JOE WORLDの艦船用エッチングパーツを使った。0.2mmの穴があいている留め具で、基部を機体に埋め込んでアンテナ線を穴に通して固定する。その後、留め具全体にUV瞬着を盛り付けて硬化させ、白く塗って碍子の表現とした。

このようなパーツでもう一回り大きいものがあれば、主脚についているリング(トーイングシャックル)にも使えるのだが、なかったのでプラ板から自作した。最初にピンバイスで穴を開けてから、ひとまわり大きいポンチで打ち抜くとセンターが狂うし、先に打ち抜いてからだと小さいパーツなので穴あけ時の保持が難しい。そこで、プラ板を半分ぐらい打ち抜き加減にしておいてから、中心にドリルで穴を開け、円状の凹みに再度ポンチを合わせて完全に打ち抜くことできれいな微小リングが作製できた。って、画像なしで書いてもわかりずらい?

車輪はUltracastのレジンパーツだが、厚みが薄すぎて実感を損ねている。ハセガワの旧キットについていた車輪はごつくていい感じだったなあ。

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