God is in the details

飛行機模型にまつわるあれこれ

中村さんがNHKの住吉アナに見える件

2010-09-28 22:24:00 | Weblog


これも時代の流れだろうか、近所のCDショップ「Tahara」の閉店セールで、前から目をつけていたガネクロのライブCDを半額でゲットした。住吉アナはまったく好みのタイプではないのだが・・・

先日の新聞日曜版に、私の知っている人が2人も顔写真付きで紹介されていた。

一人目は米国在住のモデラーの成田さん。本サイトからもリンクしている人で、その昔、確かネットニュースのrec.models.scaleでみかけたのをきっかけに、何度かメールのやりとりをしたことがあった。彼がまだモデラーとしてビギナーだった頃に、模型製作のテクニック本を譲ってあげたのだが、模型技量の点ではあっというまに追い抜かれ、国内外で(アメリカ・日本のいずれを内ととっても意味はかわらないが)模型コンテストの常連入賞者となっていることは、モデラーの間ではよく知られている。その成田さんが、今やハリウッドで映画人をしているとは驚きであった。

もう一人は、同じ会社の研究所のOGで、今は某大学教授となっている紀子さん。私と同年次で、昔なにかの研修でご一緒したことがあったように思うが、別部署だったので、すでに出所されていたとは知らなかった。

閑話休題。涼しくなって、やっと制作意欲も復活してきた。現在とりかかっているのはお得意様からの依頼品のこちら。


F4U-4 or F4U-4B

2010-09-15 12:47:35 | Weblog


猛暑で微速前進だったコルセアがやっと完成。工作で苦労したので、塗装はシーブルー一色で楽をさせてもらった。



CMKの改造セットに含まれていたバキュームキャノピー(左)は経時変化で黄変していたので、-1D型と同じキャノピーを装着していた-4初期型のマーキングを探すことにした。キャノピーは当初田宮キットのパーツを使うつもりでいたが、厚すぎるのが気になり、HLJから買ってあったロブ・トーラス社のバキュームキャノピー(右)に代えた。これは通常のバキュームキャノピーよりも肉厚なためカットはしづらいものの、ふにゃふにゃしてないのでむしろ接着などの取扱いはしやすい。プラパーツと通常のバキュームパーツの中間的な性質だが、透明度は抜群。

マーキングは手持ちのスーパースケールデカールにあったものだが、いざ貼る段になってF4U-4ではなくF4U-4Bと書かれていたのでぎょっとした。両者は機体構造が大違いなので、いまさら-4Bと言われても困るのだ。ただ、In Actionでは-4と書かれていたので、それを信じてBu. No.のデカールのBをカットして貼り付けた



アンテナ線の引き込み部に、JOE WORLDの艦船用エッチングパーツを使った。0.2mmの穴があいている留め具で、基部を機体に埋め込んでアンテナ線を穴に通して固定する。その後、留め具全体にUV瞬着を盛り付けて硬化させ、白く塗って碍子の表現とした。

このようなパーツでもう一回り大きいものがあれば、主脚についているリング(トーイングシャックル)にも使えるのだが、なかったのでプラ板から自作した。最初にピンバイスで穴を開けてから、ひとまわり大きいポンチで打ち抜くとセンターが狂うし、先に打ち抜いてからだと小さいパーツなので穴あけ時の保持が難しい。そこで、プラ板を半分ぐらい打ち抜き加減にしておいてから、中心にドリルで穴を開け、円状の凹みに再度ポンチを合わせて完全に打ち抜くことできれいな微小リングが作製できた。って、画像なしで書いてもわかりずらい?

車輪はUltracastのレジンパーツだが、厚みが薄すぎて実感を損ねている。ハセガワの旧キットについていた車輪はごつくていい感じだったなあ。