God is in the details

飛行機模型にまつわるあれこれ

メッサーごときに?!

2006-12-31 01:16:13 | Weblog
こんなに力が入るとは予想外。



前回主翼を接着などとウソを書いてしまった。接着前にやり残したことがあるような気がして、主脚庫の肉抜きをやった。



で、本当に上下主翼を接着してから翼端灯の透明化。該当部を切り欠いて、虫ピンの頭で電球を再現。カバーの形が単純な90度角のものであれば、透明プラ材を接着するところだが、メッサーはカーブを描いているので、デブコンの透明エポキシ接着剤を盛った。この接着剤、通常のエポキシより硬く固まるのでサンディングができる。整形後細かいペーパーを当てて透明度を復活させる。



すでにお気づきのように全面にリベットを打っているわけだが、使っているのは烏口の先に時計の歯車を装着した自作ツール。脚カバーは円形の穴が開いたエッチングテンプレートにテープで止めてリベットを打った。ツールを使いにくいスピナーや、リベットのサイズを部分的に変えたい場所は、適宜たまぐりを使っている。



平行してコックピット周り。今回使っているAiresのセットは109G前期型と銘打ってあり、ガーラントパンツァーが付属していないので、下半分のみ(接着のしやすさから)キットのパーツ、上半分はステーを再現するためEduardのエッチングパーツ。



後ほど使うこのような細かいパーツも作っておいた。キャノピーは可動にすべく、ヒンジというか回転軸を埋め込んでおいた。



十の字になった。レジンパーツのラダーは、せっかくなので少し角度をつけて接着。スピナーを仮合わせしてラインのチェック。

あとはHannant'sに注文してある排気管パーツがいつ届くかだ・・・

モデルアートとマスターモデラーズ

2006-12-25 01:29:46 | Weblog
フォッケの特集だったので、珍しくマスモデも買ってしまった。でもEduardのカウリングは円筒度が強すぎるような気がする。で、スツーカ特集のモデルアートにつっこみ。



本来TANK "BUSTER"だと思うが、これはこれで戦車に悪態をついているようで面白いかも。

フジミの1/72キットの作例記事だったか、レジンパーツの湯口をノコで切り離す際に、万力の横に挟んでノコを縦に使っているのはなるほどと思った。万力で物を挟むのは上面という固定観念があったが、横に挟んだほうが作業しやすいケースもあるかも。

さてメッサーの続き。



主脚庫からバルジを接着した跡が見えるのは見苦しいので、エッチングパーツで目隠しすることにした。いちおう、バルジに対応する部分をゴム板の上で「鉄球ぐりぐり攻撃」し、少しふくらませる。



主翼上面の裏側も干渉しないように少し削っておき、主翼上下を接着。マーキングを後で塗装するためのガイドとして、デカールを貼って乾燥させてから境界線に切れ込みを入れておいた。



レジンのコックピットを胴体に組み込んだところ。

メッサー始まり

2006-12-17 22:59:43 | Weblog
ハセガワの48のBf-109G-6。キットは一月ほど前にレ○ナルドでジャンク品としてたったの500円で売られていたもの。



とは言っても、部品はすべてそろっており、ランナーを細かく切り離してセクションごとに几帳面にジッパーつきのビニル袋にしまってある。(不要部品も一袋にまとまっている。)胴体と主翼のみランナーからも切り離してマスキングテープで仮止めしてあった。前の持ち主の遺志をついで、成仏させてあげましょう。ついでに、仮止め用マスキングテープもせこく使わせてもらいます。



これが、Cooper Detailsのメッサーセット。キットのラダーがやや幅広なのだそうで、修正パーツが入っている。私はキットの形状でも気にならないが、せっかくパーツがあるし後縁もシャープに仕上がるので使ってみよう。



コックピットにはAiresのD-upパーツを使う。ただし、インパネと動翼操作輪はインジェクションパーツを選択。



ハセガワキットでは、機首横の2つのインテークに段差がつき過ぎているのも気になる。前のものを上げるべきか後ろのものを下げるべきか迷ったが、結局後ろのを削って型想い+プラリペアで複製し、少し下に再接着してみることにした。

Roll Modelsより物資到着

2006-12-14 23:01:16 | Weblog
注文してから一ヶ月くらい待たされて到着。とっくに出回っているEduardのフォッケをやっと見ることができた。送料を別にすれば、$30は安いのだが・・・。まあ、早く入手していたとしても、どうせすぐに作り始めるわけではないので同じさ。前回注文時、Cooper DetailsのBf-109G Upgrade(ふくらみすぎのハセガワのスピナー形状を修正したパーツと、ラダー、ホイールのセット)を2セット頼んだにもかかわらず1セットしか送られてこなかった。FAXで催促しても全然反応がないので、新規の注文に添えて再催促したらやっと送ってきやがった ハセガワ32キット用にもEagke Partsの修正スピナーを購入。また、32と48のBf-109同時製作でもしてみるかな。

Scale Aviationの最新号だが、いらないおまけをつけて価格を大幅アップというのはやめてほしかった。ドーントレスの作例、機内色がジンクロイエローに見えるがなんだかなあ。YS-11の記事中で触れられていた、K-トレーディングのインクジェット用デカールシートなるものに興味がわいたが、どこで入手できるやら?

F-4 Phantom Survey

2006-12-11 21:54:59 | Weblog
メールのゴミ箱を消去する前にチェックしていたら、MeteorからF-4 Phantom Modeling Products Survey Invitationなるものが来ていたので早速アクセス。最初、私がファントムをたくさん作っているから送ってきたのかと勘違いしちゃった
ハセガワ72キット用のレジンコックピットパーツを出せと強く要望を出しておいた。そういえば、48でCutting Edgeから出ているレジンインテークも72であってもいいな。昔Seamless Suckerから出ていたようだが、今となっては入手難か。

できたど

2006-12-10 20:28:34 | Weblog
バイセンファントム完成。

エッチングパーツを使ったりと、せっかくコックピットをディテールアップしたので、キャノピーをオープンにしてみた。ダウンにしたエルロンとあいまって、変化がついてよい感じ。

プラペーパーを使ったインテークダクトの段差隠しや虫ピンのAOAプローブ、インテーク下面のライト追加などはいつもの定番工作。背中のライトも追加しようと思ったのだが、図面と比べるとキットの筋彫りが異なっており、そのままでは筋彫り上にライトがきてしまうので今回は見送った。

アンテナフェアリングの部分的に黒くなっているところは、いつも全体塗装後に水性塗料のPolly ScaleのRLM66(タイヤブラック色)でフリーハンドで筆塗りしているのだが、今回はヘッドルーペなしではつらかった。徐々に老眼が始まっているのか?

HPのギャラリーにも追加。だいぶ種類が増えてきた。(本当はモノグラムの72キットで作ったVMFA-333 Shamrocksもあったのだが、パソコンが壊れたときにデータを失ってしまった。現物も手元にないし。)次のファントムは、トップ背景の(といっても新旧両タイプあるわけだが)VF-84もいいなあ。

デカール貼り完了

2006-12-03 23:09:33 | Weblog


限定版キット付属のカルトグラフデカールを使用。失敗の可能性を考慮して反対側から貼り始めたのだが、案の定、垂直尾翼のデカールをモデラーズのデカールフィットでなじませていたときに、うっかり綿棒でさわってしまってストライプをゆがめてしまった。完成品を飾るときは見えない側に向けて置くようにしよう。細かいステンシルが今まで見たことがないほどやたらと付属しているのだが、やけになって半日かけて全部貼ってやったら、特に主翼がうるさい感じになってしまった。72の場合、適当にはしょった方がいいかもしれないなあ。

塗装までは先週末に終わっていたのだが、クレオスの細切りマスキングテープが重宝した。次は、いろんな大きさの矩形をアソートしたマスキングシートを出してくれないかな。



イジェクションシートは初めてQuick Boost製のものを使ってみた。今まで愛用していたTrue Detailsのものよりも一段ディテールが細かい。塗りわけにはヘッドルーペが必要だった。



ハリケーンはとりあえず十の字まで。