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 メカ・ワンダーランド
(あなたの知らない海の世界)

山中湖畔のクラフトフェア

2014-08-16 23:08:24 | Weblog
今日と明日、うちから20分くらいのところで、山名湖畔のクラフトフェアが行われています。

でも、juconは申し込みをしませんでした。それは・・・




この時期のクラフトフェアは集客が難しく、そのうえ出展料が通常のクラフトフェアよりかなり高かったからです。交通費はほとんどかかりませんが、出展料をペイするだけの、売り上げが期待出来ないと思いました。


で、近所なので、情報がいろいろ入って来ましたが・・・



こんな状況らしいです。
ツイッターなどでも、悲惨な状況をつぶやかれている人がいました。


出展者数は130店舗以上。クラフトフェアとしては、けっこう大きな規模です。出展者リストを見ると、顔見知りの方もいっぱいいます。
その中のお一人、建具や・いのうえさんは、今うちにいます(笑)
いのうえさんは、愛知県の木工家さん。 イベントでそんなに一緒になった記憶はないんですが、なぜかけっこう仲良くしています。今日はうちに泊まっていただくことにしました。


で、山中湖畔のクラフトフェアのことを聞いてみると、伝説に残るくらい悲惨な状況のようです(笑)
僕も悲惨なクラフトフェアには時々出会いますが、それとは比べ物にならない? 


というわけで、あまりにも可哀想な状況なので、もしお時間がある方は、明日も開催していますので、山中湖畔に足をお運びいただければと思います。(juconは出展していません)


と、人の心配をしている場合ではないかも。
来週末、juconが出展する木曽の手仕事市も、かなり厳しい状況になりそうです。最近の新作を一気に持って行きますので、ブログをご覧の方で、お時間がある方はぜひ木曽の手仕事市に足をお運びいただければと思います!

木曽の手仕事市
開催場所・会場 木曽町福島(中山道周辺)
開催日・期間  23日(土)10時~17時、24日(日)9時~16時



http://www8.plala.or.jp/jucon




マッスル・ショールズ

2014-08-16 09:01:50 | live・movie
先月から一部の映画館で上映が始まったマッスル・ショールズを観て来ました。



数日前まで新宿の映画館でしかやっておらず、しかも午前の早い時間と、21時以降の遅い時間にしか上映がなく、なかなか観られるチャンスがありませんでした。

お盆休みに入った頃から、六本木の映画館でも上映が始まり、16時20分からのスタートということで、ようやく鑑賞することが出来ました。



シネマート六本木という小さな映画館、ポスターのほとんどは韓国映画で、マッスル・ショールズのポスターは貼ってありません。
調べて来なければ、ここで上映してるとは誰もわからない・・・

お客さんも20人ほどしかおらず、いわゆるマニアックな映画と言っても良いのでしょう(笑)


ストーリーは、1960年代アラバマ州、リック・ホールが小さなレコーディングスタジオを開き、地元のミュージシャンを起用し、ソウルミュージックの名盤を生み出していくというドキュメンタリー。


アメリカの音楽といえば、ニューヨークやロサンゼルスなど、都会で作られるイメージがあるのですが、アラバマ州というド田舎で、数々のヒットを生み出していくんです。
しかも、そのソウルフルなサウンドは、実は白人バンドに寄る演奏だったという事実。

1960年代と言えば、まだ白人と黒人との間に壁があり、そうした中、音楽だけはすでにその壁を乗り越えていたんです。


そのソウルフルなサウンドを求めて、国外からもマッスル・ショールズに集まって来ます。
イギリスからはストーンズ、アイルランドからはU2など、そのサウンドに魅せられたミュージシャンが、マッスル・ショールズでしか作れない音を求めてやって来るのです。

ここでも、音楽は人種を超え、国境を越え、たくさんの人に勇気や希望を与えます。


最後にリック・ホールが言います。
「不完全でも、それが人間らしさ」

どんなに素晴らしいモノでも、そこに人の心が感じられなければ、感動的な作品は出来ないということなのでしょう。



http://www8.plala.or.jp/jucon