ほとんど、おまかせ！！

「お金に糸目はつけないから、juconさんらしいモノを作ってください！」なんてことが、年に数回・・・




あったら、いいなぁ～って思います(笑)



そんなことは、滅多にありませんが、現在制作中のテーブルは、おおよそのサイズが決まっているだけで、あとはおまかせ！　見積りも出さず、図面もお見せしないで、密かに進行中。


常にオーダーには、何か縛りがあるもんです。
もうちょっとこうすれば、もっとカッコよくなるのにとか、もっと便利なのにとかいう部分が、予算の関係で出来なかったりするんですが、今回は思う存分作れちゃうんです！

全ておまかせなんで、自分が使うんだったら、こんなデザインがいいとか、ここにアレがあると便利だよなとか、この材料使うとカッコいいよな！とか・・・


なぜ、こんなオーダーが来たかというと、始まりは一通のメールでした。


juconさん、こんにちは！
私は、東京都Ｍ区に住む主婦のＤと言いますが、住んでいる場所と、部屋のイメージが全然違うんです。
私の部屋って、昭和なんです・・・

せっかくＭ区に住んでいて、Ｒ本木ヒルズとか、Ｍタウンがすぐそばなのに、家の中は都下にある昭和40年代の公団住宅のようなんです。
でも、どうしたらＭ区にあったカッコいいお部屋に出来るのかわかりません。
juconさんの力で、なんとかうちを昭和から脱出させてもらえないでしょうか？



という問い合わせでした。



写真を見せていただくと、テレビはいまだにブラウン管、テーブルクロスは高島屋さんの包装紙みたいなのだし、ドカベンは全巻揃っているし、プラッシーがケースで置いてあるし・・・

これは手強いぞ～(笑)


では、まずそのテーブルクロスをやめて、そのバラで隠された無印さんで買ったようなショボいテーブルもやめましょう。



と、こんな感じでテーブルのオーダーとなり、Ｄさんにはどんなモノが出来るかも内緒で、テーブルを制作しているんです。



しかし、自分の好きなように作るっていうのも、けっこうプレッシャーですよね。
「こんなテーブル、Ｍ区に合わないでしょ」って言われちゃったら、どうしよう？

いやいや、それが判断できるようだったら、こんな部屋にはなってないな。逆に、「このテーブル素敵～　私にぴったり！」ってなった方が、昭和的なテーブルが出来ちゃったってことかも(笑)









なんて、ことを妄想しながら、今日からG.G.さんがオーダーしてくれた椅子を作り始めました(笑)
G.G.さんもね、ほとんどお任せにしてくださって、とっても気持ちよく制作させてもらっています。

今回作る椅子は、今まで作ったことがないタイプなので、どうなるかな～
少し、形になってきたら、またブログでご報告しま～す！




http://www8.plala.or.jp/jucon