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 メカ・ワンダーランド
(あなたの知らない海の世界)

忍法に注意しろ!

2008-10-17 22:37:02 | Weblog
先祖が忍者で、自身は魔女らしい。
そんな西洋かぶれの忍者カムポエさんの11月のテーマレッスンは「ナチュラルハロウィンアレンジ」




この企画が大好評らしい。

その余波がjuconに押し寄せてきた。
大好評のため、このアレンジに使う花器が足りなくなったらしい。
で、この花器に代るものをjuconで作れないかとご相談にいらっしゃった。

花器は、白樺の木に3cmほどの穴をあけたものだった。
こんな感じで、白樺じゃなくてもいいから作って欲しいと・・・。


いきなり言われても、そんな都合のよい材料があるわけもないし、ちょっと難しいかな・・・。
しかし、この日は材料が入荷する予定になっていた。これを作ると言って、材料の整理を手伝ってもらうか!(笑)
ということで、材料の整理を手伝うという交換条件の元、ハロウィンの花器を作ることになった。


さて、材料の整理を手伝ってもらったのはいいもの、こんな感じの花器をどうやって作りましょうか?
まずは材料を物色。7cm角の材料が必要になる。そんな厚い材料は普段使わないのだが、たまたまケヤキの厚い板が少しだけあった。
必要なのは2個だけらしいので、これだけあれば十分。ケヤキを使うのはちょっと贅沢な感じだが、これ以外の材料では、この花器を作れそうにない。
ケヤキと白樺じゃあ、だいぶ印象が違うんじゃないかと思ったけど、それでもOKと言うことなので、これを使用することにした。

板材から7cm角の棒材を作り、それに穴をあけていく。長さ20cm程度の棒材だが、ケヤキなのでずっしりと重い。
急なお話だったので、そんなに凝ったものは作れない。穴をあけて、面取りをして出来あがり。焼印を押してくれというので、焼印もぺタッと押して出来あがり!!(笑)



カムポエさんが「お支払いは・・・」というので、

そうだな~、これっていくらもらったらいんだろうな?
でも、今回は材料の整理を手伝ってもらったし、お金をいただかなくてもいいか・・・
なんて、思っていたら、
「2万円もあれば、いいですか?」って、一万円札2枚を置いて行った。


さっすが!!太っ腹。
棒材に穴掘って2万円!これはおいしい。
今度、都会に行ったら、回転寿司でも食べちゃおうかな。(笑)

あっ、どんな花器になったかはカムポエさんのブログをご覧下さい。




って、おい!
 


一万円札が・・・







さすが、忍者!!