凡例
本連載では、平成18年3月21日に行われた「第9回特別研修旅行~横浜市方面~」を文字でふり返ります。尚、この内容は図書室及び仮入部で配布中の「部報 JS社会」第3号にも収録されています。写真は別のものを使用しているなど、様々な違いがありますので、ともにお楽しみ下さい。
人物名は以下の通り記述します。
・筆者(会長)→私
・会長全権代行→全権代行
・研究関連担当代表・特別研修旅行担当者会副代表→研究関連担当
・渉外担当代表→渉外担当
・顧問の先生→先生
本連載の記載内容は様々なチェックを充分に行っていますが、膨大な量のため重大なチェック漏れがある可能性があります。発見された際は、コメント欄等を通じてご指摘下さい。
始まりの章
平成18年3月21日(火)、玉川上水駅を経由して私は午前7時47分に立川北駅に到着した。付近の写真撮影をした後、集合場所へ向かい、7時52分にJR立川駅改札口横のキヨスク前に着いた。だが、まだ誰もいないようであったので、先に関内までの切符を買った。そしてさらに待ち続けると、7時59分、改札前に渉外担当・全権代行・研究関連担当を発見した。JR中央・青梅線組のため、改札内に集合して頂いたのである。そしてあと1人、顧問を待ったが、なかなか現れない。よく考えたら、顧問はJR中央線または南武線で来られるはずだから改札内に現れるだろうと思ったが、念のためにキヨスク前で待っていた。それでも現れないため、もしかしたら急病かなと思いやられ、「連絡先が分からず困ったな。」と焦っていたが、集合時間3分前の8時7分、ついに改札内に顧問が現れた。いつもは遅刻する人が早く来て、通常は早く来られる顧問が1番最後だったため、焦ってしまったのである。

さて、私も改札をとおり顧問に挨拶をして、ともにトイレへ向かった。予定では8時25分発『各停:川崎行』に乗車することにしていたが、1本早い8時12分発『各停:川崎行』に乗れそうだった。そのため、8時9分に南武線8番ホームへ向けて出発し、ホームに降りた。始発であるためすでに電車が待機しており、私どもも乗ろうとしたが、座席が満席であった。乗車時間が53分であったため、私はこの電車に乗ることに難色を示し、やはり8時25分発でいくべきではと申し上げた。すると、顧問が「いや、ここなら大丈夫です。」とおっしゃった。車両の中に入ると、小学1・2年生程度とみられるサッカー少年の集団が座っていたのである。「確かに、これなら途中の駅で席が一気に空くから確実に座れる。」と思い、私どもは乗車した。
そして8時12分、『各停:川崎行』は発車した。第9回特別研修旅行の始動である。(執筆:会長)