金曜日は半年振りぐらいの飲み会でした。目的がよくわからない職場の飲み会だったのですが、人が足りないというので、まあフリーでもあったので、参加しました。ただし、翌日は朝から娘の保育園での最初の保護者会があるので、二日酔いだけは避けなければなりませんでした。
一応気をつけながら飲んだものの、それでも生ビールとワイン一本強明けたので、土曜日の朝は少々残っている感じでした。
保護者会は娘の事情を話すということも事前に聞かされていたので、僕にしては少々緊張気味でした。
でっ、かみさんから聞いていた段取りでは僕が保育園についたら、事前にどんなことを話すかを話し合って、望むように聞いていたのですが・・・。
今日は全体の保護者会が40分、各クラスごとの懇談会が1間50分の予定でした。
保育園につくと担当の保育園の先生がいまして、名簿にチェック・・・。名前がないんですけど・・から始まりました。で、そのまま通過して、全体集会のホールへ・・・。しばらくして、始まりました。
あれ・・・?なんか事前に話があるのではなかったかしら・・・?
そして、園長先生の話が始まりましたが、あれーー?
娘の事情は話されません。話の中に出てきたのは、保育園は0歳児から年長の子までいて、それぞれいろいろな事情があって・・・云々。十分な保育ができるようにそれで補助の先生がいるというようなことをサラーっと・・・?
あっ、そうだよね。全体で話すよりはクラスで話す内容なんだよね。
そんなこんなで、全体集会は終わり、クラスにみんな別れました。
クラスに入って行くと、お母さん方はさすがに若い。中には年行ってそうな人もいますが、ほとんどが20代から30台前半・・・。さすがに僕ぐらいと思われる人はお父さんも含めていないような。何人か若くてきれいな奥様を眺めつつ、まだ0歳児を連れているひともいたりして、赤ちゃんはやっぱ可愛いななどとも思いつつ、緊張もさらに倍加してきました。
保育担当の先生はたぶん僕ぐらいと思われます。久しぶりに4歳児を扱うことになり、毎日が戦争のようだった。初日二日で声が出なくなった等の話を・・・。まあよくしゃべる。そんな話を聞きつつ、いつ娘の事情について話がでるのかと待っていたが・・・。やはり出てきません。
そして、新しく入園した人も何人かいるので、昨日から今日にかけてのエピソードを話してそれぞれに自己紹介をしてくださいと言い出したではないですか。
ええっ、事前に何も話がないのにいきなり自己紹介!!
普段こういう場で、めったなことでは緊張しない僕が、何を話すのとパニック状態になりました。久しぶりに感じる強力な緊張感。
とりあえずシリアスになり過ぎないように、昨日の飲み会の話でもして、そのあと娘のことをなどと、少々二日酔い気味のまわらない頭で同じことをぐるぐる繰り返していました。最初に先生が離した話はある程度聞いていましたが、それ以外は聞いちゃいません。24人いるうちの5番目ぐらいに僕なんですから・・・・。
僕の番が来ました。
「あんじゅの 父です。」
「昨日は一年ぶりぐらいに飲み会があって・・・」(ちょっと大げさに言い過ぎた)
「今日のこの会が9時からなので、気にしつつ飲んでました。無事二日酔いにもならず出てこられましたが・・・」(みんなにこやかに少々笑いも出つつ、和やかな雰囲気です。とりあえずみんな子供のことを話していたので・・・)
「そんなわけで、昨夜は子供たちとは会えずじまいで、今朝はいつもママ、ママばじゃりな娘が珍しく・・・」(頭の中は事情を話さなければという焦りが・・・)
「なかよく、寝室からダイニングまで降りてきましたが・・・」(何を話したいのか特にない話だったので、ここでぶちっと切ってしまって)
「息子なんですが、見た方もいらっしゃると思いますが、障害がありまして、そんなこともあって、なかなか皆さんのお手伝いも難しいかもしれません・・・」
(ピキーン、そんな音でも聞こえてきそうなぐらい、急にざわついていた音がなくなりました。静寂の中に僕の声だけが・・・、強烈な緊張感に・・話がつまります)
「それで・・・娘も、普通と近いのですが・・・、ハンディがありまして・・・、療育というのでしょうか・・・。集団の中の生活に・・・えーっ」(視界が何故か狭まってきました。先生の何故か悲痛そうな顔しか見えません。だんだん暗闇が迫ってきます。自分声が遠くに聞こえます。やめてくれ、みんな僕を1人にしないで・・・)
「集団生活に・・・慣れると言うようなことを目的で、あの・・・僕とかみさんが働いているからではなくて、そういったことが目的で・・・」(しーんとした静寂はますます色濃くなりました。キーンとでも聞こえているような。もういいよやめよう。)
「入っていますので、いろいろあるかもしれませんが・・・、よ、よろしくおねがいします。」(視界がさーっと広がり、ひやあせがじわーーーー)
すぐに次の人が話し始めました。
50才も近い男がうろたえて、どもりながら話終え、なんとも言えない孤独感・・・。
息子の時は誰が見てもわかるので、言わずともしれたこと。娘はずいぶんと成長を遂げて、一見普通のように見えるので、言わなくても良いのかもしれないですが、やはり何のために入っているのかはこれから一緒に過ごして行く父母の方にも知っておいてもらわなければならないこと。でも、自閉症だというようなことまでは言う必要はない・・・。いろいろな思いが交錯しつつ、何も考えずに話したことがこれなので・・・。まあ良いのかな。皆さんがどう思ったのかはこれからのことだし。
さすがにかみさんは外人なのでまではもう出てきませんでした。自分の中ではかなり消化できているようです。
しかし、保育園の対応は何か心配ですね。保育園として、障害やハンディのある子供を受け入れて、一緒に育てていく方針を取っているなどの事ぐらいは言って欲しかった。結局僕から全部話す結果になったので、まあ僕の事情ですから当たり前のことといわれればそれまでですが・・・。
とにかく、久々の飲み会も重なったせいもありますが、強烈な緊張を味わって、疲れました。まあ、これからがもっと大変なんですけどね。かみさんが・・・
一応気をつけながら飲んだものの、それでも生ビールとワイン一本強明けたので、土曜日の朝は少々残っている感じでした。
保護者会は娘の事情を話すということも事前に聞かされていたので、僕にしては少々緊張気味でした。
でっ、かみさんから聞いていた段取りでは僕が保育園についたら、事前にどんなことを話すかを話し合って、望むように聞いていたのですが・・・。
今日は全体の保護者会が40分、各クラスごとの懇談会が1間50分の予定でした。
保育園につくと担当の保育園の先生がいまして、名簿にチェック・・・。名前がないんですけど・・から始まりました。で、そのまま通過して、全体集会のホールへ・・・。しばらくして、始まりました。
あれ・・・?なんか事前に話があるのではなかったかしら・・・?
そして、園長先生の話が始まりましたが、あれーー?
娘の事情は話されません。話の中に出てきたのは、保育園は0歳児から年長の子までいて、それぞれいろいろな事情があって・・・云々。十分な保育ができるようにそれで補助の先生がいるというようなことをサラーっと・・・?
あっ、そうだよね。全体で話すよりはクラスで話す内容なんだよね。
そんなこんなで、全体集会は終わり、クラスにみんな別れました。
クラスに入って行くと、お母さん方はさすがに若い。中には年行ってそうな人もいますが、ほとんどが20代から30台前半・・・。さすがに僕ぐらいと思われる人はお父さんも含めていないような。何人か若くてきれいな奥様を眺めつつ、まだ0歳児を連れているひともいたりして、赤ちゃんはやっぱ可愛いななどとも思いつつ、緊張もさらに倍加してきました。
保育担当の先生はたぶん僕ぐらいと思われます。久しぶりに4歳児を扱うことになり、毎日が戦争のようだった。初日二日で声が出なくなった等の話を・・・。まあよくしゃべる。そんな話を聞きつつ、いつ娘の事情について話がでるのかと待っていたが・・・。やはり出てきません。
そして、新しく入園した人も何人かいるので、昨日から今日にかけてのエピソードを話してそれぞれに自己紹介をしてくださいと言い出したではないですか。
ええっ、事前に何も話がないのにいきなり自己紹介!!
普段こういう場で、めったなことでは緊張しない僕が、何を話すのとパニック状態になりました。久しぶりに感じる強力な緊張感。
とりあえずシリアスになり過ぎないように、昨日の飲み会の話でもして、そのあと娘のことをなどと、少々二日酔い気味のまわらない頭で同じことをぐるぐる繰り返していました。最初に先生が離した話はある程度聞いていましたが、それ以外は聞いちゃいません。24人いるうちの5番目ぐらいに僕なんですから・・・・。
僕の番が来ました。
「あんじゅの 父です。」
「昨日は一年ぶりぐらいに飲み会があって・・・」(ちょっと大げさに言い過ぎた)
「今日のこの会が9時からなので、気にしつつ飲んでました。無事二日酔いにもならず出てこられましたが・・・」(みんなにこやかに少々笑いも出つつ、和やかな雰囲気です。とりあえずみんな子供のことを話していたので・・・)
「そんなわけで、昨夜は子供たちとは会えずじまいで、今朝はいつもママ、ママばじゃりな娘が珍しく・・・」(頭の中は事情を話さなければという焦りが・・・)
「なかよく、寝室からダイニングまで降りてきましたが・・・」(何を話したいのか特にない話だったので、ここでぶちっと切ってしまって)
「息子なんですが、見た方もいらっしゃると思いますが、障害がありまして、そんなこともあって、なかなか皆さんのお手伝いも難しいかもしれません・・・」
(ピキーン、そんな音でも聞こえてきそうなぐらい、急にざわついていた音がなくなりました。静寂の中に僕の声だけが・・・、強烈な緊張感に・・話がつまります)
「それで・・・娘も、普通と近いのですが・・・、ハンディがありまして・・・、療育というのでしょうか・・・。集団の中の生活に・・・えーっ」(視界が何故か狭まってきました。先生の何故か悲痛そうな顔しか見えません。だんだん暗闇が迫ってきます。自分声が遠くに聞こえます。やめてくれ、みんな僕を1人にしないで・・・)
「集団生活に・・・慣れると言うようなことを目的で、あの・・・僕とかみさんが働いているからではなくて、そういったことが目的で・・・」(しーんとした静寂はますます色濃くなりました。キーンとでも聞こえているような。もういいよやめよう。)
「入っていますので、いろいろあるかもしれませんが・・・、よ、よろしくおねがいします。」(視界がさーっと広がり、ひやあせがじわーーーー)
すぐに次の人が話し始めました。
50才も近い男がうろたえて、どもりながら話終え、なんとも言えない孤独感・・・。
息子の時は誰が見てもわかるので、言わずともしれたこと。娘はずいぶんと成長を遂げて、一見普通のように見えるので、言わなくても良いのかもしれないですが、やはり何のために入っているのかはこれから一緒に過ごして行く父母の方にも知っておいてもらわなければならないこと。でも、自閉症だというようなことまでは言う必要はない・・・。いろいろな思いが交錯しつつ、何も考えずに話したことがこれなので・・・。まあ良いのかな。皆さんがどう思ったのかはこれからのことだし。
さすがにかみさんは外人なのでまではもう出てきませんでした。自分の中ではかなり消化できているようです。
しかし、保育園の対応は何か心配ですね。保育園として、障害やハンディのある子供を受け入れて、一緒に育てていく方針を取っているなどの事ぐらいは言って欲しかった。結局僕から全部話す結果になったので、まあ僕の事情ですから当たり前のことといわれればそれまでですが・・・。
とにかく、久々の飲み会も重なったせいもありますが、強烈な緊張を味わって、疲れました。まあ、これからがもっと大変なんですけどね。かみさんが・・・