夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

西安留学生活残り2ヶ月・トルコのあほんだら地獄…★

2016年06月01日 | 西安留学生活
6月に入った。お菓子タイムカプセルを開けよう。



なんだこれ、6月シケてんなあ。

さーて、テストが終わった。すっきりした。
昨日通知があり、国際教育学院の院長が午後空いているから、卒業記念の写真を一緒に撮るようにとのこと。
ここで、ひと悶着。
「この4年間、俺たちは学院長と挨拶もしたことがない。顔を見せに来たこともない学院長の都合に、どうして俺たちが合わせなきゃならないんだ。学校側のメンツのためか?俺たちの都合は?」と、トルコのバカ。

ただ、これに関してはあたしも同感。3年の半ばまであたしは学院長の存在すら知らなかった。リンチーさんによれば、学院長はかなりイヤな感じのおばちゃんだという。このように学校側から時々横暴な強制があり、あたしたちは疑問や不満を抱くのだけど、ヤツの言い方はいつもストレート過ぎる。

「微信」の中で先生が何人も説得して、今日のテスト中も話し合って(テストの本文が集中して読めなくて、イライラした)、一応撮影は行われることになった。

この、トルコのあほたれの話の続き。
ひとつ注意したいのは、あたしたちは決して仲違いしているわけではないということ。
お互い良い友達だと思っている。その上で。

ヤツは、あたしが先生に褒められたりすると、横から口を挟んでくる。
「順子は文章を書くのが上手ね!想像力があるわ!」と先生が言うと、
「だけど、知ってるか。お前はリスニングが弱い。」とヤツが言う。
自分の能力なんか自分でわかるわ。アンタはあたしじゃないのに、あたしのなにがわかる?あたし以外あたしじゃないんだ。

確かにヤツの聞き取る能力は素晴らしい。早口でなまった口調の中国語もちゃんと対応している。だけどあたしは知っている。ヤツは自分で聞き取っているつもりでいるけど、慎重に聞いていないから大事な部分を間違えて理解していることも多い。
リスニングはともかく、あたしが先生に褒められているんだから、あたしはいい気分、いい一日に、それで終わりでよいではないか。なんで水を差すようなことを言って他人の気分を害するのか。
自分が褒めらることがないから悔しいのか。だったらもっと勤勉になれや。

ヤツはどうでもいい話を喋りまくって授業の邪魔をする。
他の子の発言権を奪ってまでしゃべる。
なんども注意したけど直らない。

ある先生の授業の時、ヤツの授業態度が自由奔放で、先生に対してあまりに慣れ慣れしかったので、あたしはヤツを叱った。
「先生はアンタの友達じゃないんだ!」
先生は傍らでそれを聞いてあたしを抱きしめた。「あなたは私の友達よ!」

そして前学期のある授業でのこと。
教科書の中の表現に「ハエのように、しっしっとやっても追い払えない」というのがあった。
先生がみんなに投げかけた。「しっしっとやっても追い払えないもの、例えば他になにがある?」
トルコのゲス野郎は言った。「当時の日本兵」

放課後、あたしはおさえ気味に言った。
「アンタはもう21歳なんだ、子供じゃないんだから、言っていいことと悪いことの判断ができるようになりなさい。」
ここで言い争いが始まった。
「悪気はない。俺は抗日ドラマを見るのが好きなだけだ」
「日本人をハエ扱いされて、誰が気分いい?誰が楽しい?」
ここで先生が間に入った。
「順子、俺がこいつにちゃんと言い聞かすから、先に帰りなさい」
ナイス、先生。

ムカつくでしょー?
生きたまま兵馬俑にしてあげるから穴を掘れ、と言ってやろうか。
これを読んでくれたみんなが、あたしの怒りを共感してくれると信じています。

後先考えずに、思いついたことをその場で言動に移すのがヤツの悪い癖。
あとで反省しては翌日甘いお菓子を持ってきてあたしにくれる。

そしてひとつ、注意したいのは、これがトルコの代表ではないということ。
クラスにもう一人ちょっとおバカなトルコ人もいるけど、真面目な子もいるし、親日の子も割と多い。
ただ残念なことに、あたしの中の「トルコ人」は、ニヤなんだなあ。