夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

愉快な仲間たち天国…☆

2013年04月17日 | 旅行
面白眼鏡の山崎邦正が、眼鏡を変えた。
面白くなくなった山崎邦正は時々憎たらしくて、その新しい眼鏡をへし折りたくなる。

授業中、あたしが文章を読まされていると、ヤツは後ろの席からあたしをリードするかのように、先にその文章をブツブツ読み上げる。
馬鹿にされているようでならない。
「うるさい!」
日本語で注意したら先生だけが笑った。
この先生は日本で暮らしていたことがあって、簡単な日本語はわかる。

面白くなくなった山崎邦正はサッカーが好き。
夜中にサッカー中継を見て翌朝遅刻してくることもある。
昨日はアメリカチーム、今日はスペインチームのユニフォームを着て教室にやってきた。
「いったいどこのチームが好きなの?」聞いてみた。
「イギリス! マンチェスター最高!」
その時のキラキラした顔、ちょっとかわいいと思ってしまった。不覚。

昼、ご飯を食べに行こうと階段を下りていたら、“公務員”に会った。
「ご飯食べた?」
「まだ。食べた?」
「まだ。」
なんだか捨てられた子犬のような目をしていたので、誘ってみた。
「一緒に行く?」
さびしがり屋の公務員は絶対断らないから、この言葉は「一緒に行こうよ」と同じ効果を持つ。

お互い学食に飽き飽きしているから話が早い。
韓国人と、というか外人と2人でご飯食べるの初めてだなあ。
外に出て軽く食べてきた。
メキシコ人のリカルドに2人でいるところを2回目撃された。つまり行きと帰り。
誤解されたかな。まあいいや。

午後、ある馬鹿げた噂が聞いたので、留学生管理室に確認をしに行った。
「夏に改築工事で宿舎を出なきゃいけなくなるって、本当ですか?」
「うん。7月、授業が終わった後にね。」
「じゃあ、あたしたちはどうなるんですか?」
「自分でホテルを探すか、帰国するか。」
「殺生な~!」また日本語が出てしまった。でもこれ以上に適した言葉が他にあるだろうか。
「今いくらの部屋に住んでいるの?」
「56元です。」
「じゃあ、ホテルのほうが安いよ。」全くの他人事。

もやもやする気分を和ませてくれたのは“公務員”。また偶然会った。
「あれ、シャワー浴びたの?」さっきまで会っていた彼の頭が濡れている。
「部屋が暑いから外で勉強していたら、鳥の落し物が……」
大笑い。
「君がそんなに喜んでくれるなら、僕もうれしいよ。」
いいやつ。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿