夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

西安留学生活完結篇突入・勝平天国…☆

2016年04月26日 | 西安留学
西安での生活も残すところ3ヶ月あまり。
帰国後にはあたしの中で「西安ロス」が起こり、涙で枕を濡らす日々を過ごすことでしょう。でも当然ながら西安に「順子ロス」は起こらない。どこかで起こらないかなあ「順子ロス」。

西安で出会った人間の近況を少しずつ紹介していこう。
まずは勝平。ダンスの先生が紹介してくれた中国式イケメン。
なぜ「勝平」?彼の名前の中に「勝平」が入っているから、勝平と呼ぶことにした。でも勝平は中国人。

勝平は大の車好き。日本からお土産を買ってきたと渡そうとすると「気を使うな、いらないよ」と言うけど、そのお土産が車の本だと知ると「……これはもらっておく」と素直に受け取る。
「仕事が忙しい」とずっと嘆いていたけれど、車のローンの返済に目処が付いたので、年始に仕事をやめた。
中国の男は車を持っていないと「いい男」として認められないと勝平は言う。
中国には多くの「車奴」という「車のローンの奴隷」が存在するらしい。

勝平が、日本風の名前を付けてくれと言ってきた。
更に、あたしの苗字がかっこいいからくれ、と言う。
養子でもないのに、自分の苗字を簡単にやれるか。断固拒否した。
「もし結婚したらその苗字いらなくなるだろ、くれよー」とまで言う。
他にいい苗字を探そう。ネットで日本人に多い苗字のランキングを調べてみた。

「勝平」と合わせて響きの良い苗字を選んでは「これどう?」と聞いてみるけど、勝平は音の響きより漢字のイメージを気にしている。「田」とか「山」とか「村」とか付くのはお気に召さない様子。
あれこれ言いながら最終的に決めたのは「三浦」。
「三浦勝平」、聞いたことあるような名前だけど、良いでしょう。