いきなり!? ロードバイク

ママチャリにも乗らなかった40代働く主婦
何故かロードバイクに乗る羽目に…
今日はどちらへ?もちろんおもしろい方!

近畿200km-装備不良と書いてネタ?

2009-02-16 21:33:07 | ブルベ
さて、ブレブレのこの写真はなんでしょー!



答えはコース沿道の梅の花でした。
有人チェックからPC1までの沿道。紀ノ川沿いに出るまでかなりの梅林があった。
もう少しで満開でしょうか。
紀州は日本一の梅の産地でしたね
早く花が咲かないかなぁ~春にならないかなぁ~
と待ちこがれていましたが、和歌山はそろそろ梅が咲き始めています。

いつかは梅干しになるだろう花も土曜日の陽気に誘われて花を開く。
時折ふんわりと香る梅。
去年300kmだったか、月もない暗闇で時折ミカンの花が強く香って存在を知らせたことがあったなぁ…。同じ場所で今日は梅が香っている。

和歌山、実り豊かな土地なんですね。
サイクリング最高でした。
お天気が良ければ、もう少しきれいに撮れたんでしょうけど…



春を思わせる香りににんまりへらへら花を見ながら走ってると…


後から誰かが追いついてきて…
この方は前にもどこかで一緒になったように思うけど。


「ボトルゲージ倒れてますよ!」

「ぎゃああああ!!うっそお!!ありがとうございます!!」



蛙受難第2章。
頂いた写真を見たりすると、スタート時点で既にボトルゲージが傾いていた…

やっぱあかんかぁ…。
それにしちゃ早すぎる。
スタートからまだ40km…

どよ~ん。
蛙!もうちょとねばれよ…

落ちる可能性のあるものは本番で落ちる!
マーフィーの法則にあったような。
マーフィーあんたはエライ
それを毎度ブルベで検証するワタシもかなり立派だと自賛。


…とにかくどうするよ。

ヒロさんと蛙とワタシと三者ミーティング。

うふふふ…SRは伊達ではありません。
手は考えてあります


ドラえもんのポケットよろしく蛙のポケットにいろいろと詰めてあります。
その1ヘアゴム。
丈夫で扱いやすいので、いろいろと便利かと思って輪にしたヘアゴムを10個ほど入れて来ました。

ヒロさんの1つ空いてるボトルゲージにレインウェアのポーチを入れて貰う。
ヒロさんのでかいサドルバッグの上にヘアゴムでボトルゲージを固定する。



蛙はリュックに入って貰う…
重い

200kmやし…
何とか行けるのかなぁ…
不安。



もう一つ装備不良がありました。
いや忘れ物…

ヒロさんが空気入れを忘れた事でした。
前日何故か眠れなかったと言い訳していましたが…

パンクしたらどうすんねん
ワタシがツール缶にボンベを1本だけ持ってる。
そいつで一度もチューブ交換成功したことないけど…

8時の後発にパンクのカリスマしのさんがいらっしゃることだし…
タイミングが悪くなければ頼れるかもしれない



空も、心も、増えた体重も一気にどよ~んと重くなる。
心や体や空とは裏腹に足は先へと進む。


ひらまつさんが追いついてきた。
「あれ?蛙は?」と問われ
「落ちました…」と答えると
「やっぱりそれネタやったんやろーうはははっ」とつっこまれる。

結局ゴールまでに5人くらいにはネタとして笑って頂けた…
決してネタを作りながらブルベ走ってる訳じゃございません。
至ってマジ…



気を取り直して学文路の草餅やさんへ通りかかる。
気分一新、有名な草餅食べよう~!!
ひゃっほーー
と駆けつけるも、5個入りだってさ…
「3個と2個と分けて食べよう」とヒロさんに提案されるが拒否!
ダイエット的にまずかろう…
1個も2個も変わらんかもしれんが…
リュックも既に蛙で満席なので、担げないし、お腹に入れるのも2個は無理。
「やめとこ…」
とあきらめたときに、「お一つどうぞ」と差し出すブルベの達人



うっひっひっ!えんりょな~く!
二人でたかってしまいました!
ありがとうございま~すっ

食べているところへ来られたのがきよしさんでした??
ごめんなさい誰だか解らなかったんですけど、レーシックの事を言われたのできっとそうでしたよね
ほぼ初めまして~でした

さて、気持ちも新たにスタート!
鮮烈なスプリントを見せてきよしさんは消えていく。
美しいダンシングを見せて軽やかに登ってひらまつさんも消えた。


これで何とか行けるのか…

1時間も走らないうちに…
明日香村あたり。

「ヒロさ~ん!バッグがタイヤに擦ってるよ~!!」

SRの秘策ヘアゴムでボトルゲージを付けたおかげで、
お尻に押されて、バッグが下がるらしい。
その上サドルのうしろが切れて来た…。

ボトルゲージこの位置では無理がある。

そうか…浅はかだった。
馬鹿だ。





しか~し!!

それでもダメだった場合!


さらなる奥手の手もちゃ~んと考えてあります。
SRは伊達ではありません

蛙の二次元ポケットには、
じゃ~ん!
超有名ブランドダイソーで見つけたリュック!



「ヒロさん悪いねー!ワタシもう既にリュック担いでるから背中空いてないねん~たのむわ~
ということで…

結局ボトルゲージはゴールまでヒロさんが担いだ。
蛙はワタシが担いだ…
ボトルゲージと蛙はDNF。


奥の手まで考えるならもっと別方向に頭を使った方が良かったかどうかは謎である。

近畿200km-幕開け

2009-02-15 21:22:33 | ブルベ
いよいよ今年のブルベの開幕です。
一週間前からの天気予報では雨だった。
なので、ほとんど準備らしい事もせず、今年はもう無理せず雨ならDNSと言い合わせていました。
「寒いし無理はやめようね」と家庭内ミーティングではハナシは着いていた。
…なのに前日あたりから天気予報が変わり始める。
どうやら朝には雨は止むらしい…
うわ~準備が~わわわわわっ。

コマ図も準備してないし…
そしてそして…
ボトルゲージの不安を残したままスタートすることなる。

ボトルゲージと蛙の関係はここ一週間ほどずっとブログに書いてきたのですが…
サドルをSMPにするとボトルゲージがうまく着かないのだ。
今年のブルベの装備を冬中ず~っと考えて来た結論。
大きなサドルバッグを付けられないので、今年はこのボトルゲージで行きたいのだ。



朝、駐車場に到着しても、まだ雨があがりきらないようなお天気。
携帯の雨具もレーダーを睨んで…。

車に積み込んできた服装や、雨具を再検討。
ジャケットは要らない。インナーも薄手の一枚。
雨具は途中でゴミ箱行きに出来るビニールのもの。
雨シューズカバーは要らない。
ブルベのためにわざわざ冬用を買ったグローブも捨てて。
今年初指切りグローブチョイス。
吉と出るか凶と出るか。


細かく雨が降るのでぎりぎりまで、車の中で待機。
時間いっぱいで集合地点に駆けつける。
お天気があまり良くないにもかかわらず大勢いる。

ブログの仲良しさん達にもご挨拶。
先日東京へ単身赴任したばかりのひなともさんがいた…。
へっ?と思ってると大阪出張なのだそうで。
たしか前にも誰かそんなことを言ってた人がいたような…
ホームのブルベってなんなんでしょ~

スタッフのモリタさんが声を掛けて下さって、うれしかった~
近畿の女性のあこがれの方ですね。
面と向かうと意外と小さくてかわいらしい方だったんですね。
走ってる姿は大きく見えるのになぁ~
一緒に写真撮って貰えば良かった、めっちゃ残念



あれ?あの人は?あの人も見た?
と言う感じで、この日あえるであろう人を探したけど…
どうやら見えない。

色んな人から声を掛けられたり、ご挨拶したり忙しく楽しい時間。
大勢の人がスタートするブルベも逢いたい人に絶対あえるのはこの時間だけなのだ。二度と会えない人も沢山いるので、逢いたい人はこのときがチャンスなのです。


ぎりぎりに集合して、7時半スタートに間に合ったらしく、
のろのろとスタートした。

にしやすさんもしのさんもみんな8時にスタートするらしい。

しのさん予測では8時半頃スタートすると、雄の山峠の路面は乾くだろう。
という計算らしい。


ワタシ達は出来れば明日香村の石を少し回ってみたいので早めにスタートした。



意外と先発7時半スタートは成功的だった。
スタート後も写真撮ったりブログ更新していたので、少し出遅れ気味のスタート。
雨がやっと上がったばかり。
時たまぽつんと来る様なびしょぬれの道をスタートする。
遅れたので後ろにはもうリカンベントさん位しかいない様ないつになく寂しい…
というより、いつもは渋滞で窮屈なスタートがのびのびと走ることが出来た。



ぷぷっ。
舌出してる人がいる。
毎回温泉までちゃんと入っちゃう、ブルベの達人なのだ。
おいしいモノもよく知っていらっしゃる。

ワタシと言えばプチャ~っと太った。
春に続くブルベの為に今日はダイエット目的なのだ。

えいえいおー!!
がんばるぞーーー!




毎度おなじみ雄の山峠。
登るたびに低くなる。

いつもは長蛇の列をなして登るのだけど…
うまくスタートした!
誰もいない。
つまり7時半組ビリとということだが。
気にしな~い!お気楽一番!


いつも渋滞して、自分のペースがどうしても守れず苦しい思いをして登る峠だけど、らくらく~
雨上がりのびしょぬれだけど、のんびり楽しんで登ることが出来た。
峠上でも朝には15度。
暖かい。というか暑い…
指切りグローブ大正解だったが、ウィンドブロックのパンツと冬用長袖ジャージが暑い…
長時間走るには出来れば汗をかかない方が良い。


蛙もお尻からピース!
やっぱり後ろから見ると目があうなぁ~


のんびり走って有人チェックのコンビニに入る。


さて今年のブルベが蛙と一緒に春の気配と共にのどかに始まった。