カボチャの部屋

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工場の海外移転

2013年07月10日 | 経済
長期的に見れば、日本は少子化が進んでいって、かつ老人が増えていくわけだからひとりあたりの所得が増えなければならないとする。
そうすると、工場が海外に移転していって、日本人の多くは工場の管理にほとんどかかわらず、経営にコミットしたほうが所得を稼げるかもしれないね。
だから、工場が海外に移転してしまうのも一概に悪いことばかりとも言えないと思う。
大切なことはタイミングだね。
将来日本は少子化になるとは言われているけれど、現状日本の失業率は低くないし、そのしわ寄せは若者に行きやすい。
日本に失業者が十分にいる状態で、海外に企業が工場を移すとなれば、失業は増えるしその分国民の総所得が減少してしまう可能性が高い。
労働者の量>>仕事の量 という環境下で仕事を減らすことに相当するわけで、大量に余った労働者が発生したところで仕事も減っていると労働者を活用できない。
逆に仕事の量>>労働者の量 という状態なら、労働者の解雇が発生しても、仕事の量の方が多い環境では失業者は仕事を得やすい。
こういう状態にまでくれば、工場が海外に移転しても大きな痛みはなく、逆に国民全体の所得の貢献に役立つこともあるんだろうけど。


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